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Symfoware Server V11.1.0  インストールガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

7.1 Symfoware Serverのアップグレードインストール

Symfoware Serverのアップグレードインストールの手順を以下に説明します。

1. DVDセット

Symfoware ServerのDVDをドライブにセットします。

2. インストールプログラム実行

DVDを挿入すると、インストールメニューが表示されるので、[インストール]ボタンをクリックします。

V6.0L10以前からアップグレードする場合は、“3. データベースの文字コード系の指定”へ、V7.0L10以降からアップグレードする場合は、“4. Symfoware Server クライアント機能のインストール先の選択”へ進んでください。

注意

オートランを解除している場合、または動作OSがターミナルサービスの場合には、自動的にインストールプログラムが起動されません。[ファイル名を指定して実行]または[エクスプローラ]から以下のファイルを実行してください。

Z:\autorun.exe

Zには、DVDをセットしたドライブ名を指定してください。

参考

以下の画面と同じ[ユーザー アカウント制御]ダイアログが表示された場合、[続行]ボタンをクリックして、インストールを継続してください。

3. データベースの文字コード系指定

[データベースの文字コード系の指定]画面が表示されます。

データベースの文字コード系を選択し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

注意

V6.0L10以前のSymfoware Serverからアップグレードインストールを行う場合、以下の点に注意してください。

  • 既存のRDBシステムの中で、データベースの文字コード系がシフトJISコードのRDBシステムが存在する場合、“シフトJIS”を選択してください。
    “UNICODE”を指定してアップグレードインストールを行って運用を再開した場合、データベースの文字コード系がシフトJISコードのRDBシステムに関しては、データベースおよびRDBディクショナリの内容は保証されません。

  • 既存のRDBシステムにおいて、データベースの文字コード系がUNICODEのRDBシステムのみの場合、アップグレードインストール後に新規作成するRDBシステムのデータベースの文字コード系を指定してください。

4. Symfoware Server クライアント機能のインストール先の選択

クライアント機能が未インストールの場合のみ、[インストール先の選択]画面が表示されます。インストール先に十分な空き領域があることを確認した後、インストール先を選択し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

5. インストール内容確認

[アップグレードインストールの確認]画面が表示されます。

設定内容に問題がない場合は、[次へ]ボタンクリックしてください。[次へ]ボタンクリックするとインストール処理を開始します。

注意

  • 9.1.x以前のSymfoware Serverからアップグレードインストールを行う場合、以下に注意してください。

    Windows Server(R) 2003の場合:

    1~5000および49152~65535のポート番号は、OSの自動採番機能により、他のサービスと重複する可能性があるため使用を避けてください。既存のRDBシステムの中で、リモートアクセスとJDBCネーミングサービスのポート番号に1~5000および49152~65535を設定している場合は、5001~49151の範囲で未使用の値を設定するように変更してください。

    Windows Server(R) 2008、Windows Server(R) 2008 R2またはWindows Server(R) 2012の場合:

    1~1023および49152~65535のポート番号は、OSの自動採番機能により、他のサービスと重複する可能性があるため使用を避けてください。既存のRDBシステムの中で、リモートアクセスとJDBCネーミングサービスのポート番号に1~1023および49152~65535を設定している場合は、1024~49151の範囲で未使用の値を設定するように変更してください。

    また、ポート番号の変更に合わせて、アプリケーションサーバで設定している接続先のポート番号を変更してください。

6. アップグレードインストール完了

アップグレードインストールは完了です。