PCおよびスマートデバイスにインストールしたSystemwalker Desktop Keeperのエージェントソフトウェアが操作を強制的に禁止できます。また、禁止された操作が行われた場合は、禁止ログが記録されます。(ファイル持出し禁止は除きます。)
禁止設定は、管理コンソールから行うことができます。
以下に、禁止機能の種類と概要を説明します。
スマートデバイス(Android端末)の禁止機能
Android端末で、以下の操作を禁止します。禁止された操作が行われた場合は禁止ログが記録されます。
Wi-Fiの接続
Bluetoothの接続
アプリケーションの使用
スマートデバイス(iOS端末)の禁止機能
iOS端末で、以下の操作を禁止します。ただし、禁止された操作が行われた場合でも禁止ログは記録されません。
デバイスの機能の使用
アプリケーションの使用
iCloud の使用
セキュリティとプライバシーの設定
コンテンツレーティングの設定
アプリケーションの起動禁止
起動禁止するアプリケーション名を設定し、不要なアプリケーションの起動を禁止します。禁止された操作は禁止ログとして記録されます。
印刷禁止
印刷を許可するアプリケーション名を設定し、許可されていないアプリケーションによる印刷を禁止します。禁止された操作が行われた場合は禁止ログが記録されます。また、各ユーザーの印刷を監視し、印刷ページ総数が指定ページ数を超えた時、以降の印刷を警告および禁止します。
PrintScreenキー禁止
PrintScreenキー操作によるハードコピー採取を禁止します。禁止された操作が行われた場合は禁止ログが記録されます。
ログオン禁止
ログオンを禁止するグループを設定し、該当グループに所属するユーザーでのログオンを禁止します。禁止された操作が行われた場合は禁止ログが記録されます。
ファイル持出し禁止
ファイルの持出しまたは読み込みを禁止するドライブを設定し、該当ドライブへのファイルの持出し、または当該ドライブからのファイルの読み込みを禁止します。ただし、禁止された操作が行われても、禁止ログは記録されません。
また、ポータブルデバイス/イメージングデバイスについての読み込み禁止を設定します。
メール添付禁止
禁止対象となるファイルをメールに添付して、送信または保存することを禁止します(注)。禁止された操作が行われた場合は、禁止ログが記録されます。
注)保存の禁止については、V12.0L20~V13.0.0互換方式の場合だけ使用できます。
URLアクセス禁止
許可されたURL以外へのアクセスを禁止します。禁止された操作が行われた場合は、アクセスを行ったタブが閉じられるか、またはInternet Explorerが強制終了され、禁止ログが記録されます。
FTPサーバ接続禁止
許可されたFTPサーバ以外への接続を禁止します。禁止された操作が行われた場合は、FTPサーバへの接続が強制終了され、禁止ログが記録されます。
Webアップロード・ダウンロード禁止
許可されたWebサイト以外からのアップロード・ダウンロード操作を禁止します。禁止された操作が行われた場合は、アップロード・ダウンロード操作が無効となり、禁止ログが記録されます。
クリップボード操作禁止
仮想環境と物理環境間のクリップボードを利用したコピーを禁止します。禁止された操作が行われた場合は、クリップボードが無効となり、禁止ログが記録されます。
デバイスの禁止
Windowsにおいて以下の接続方法によるデバイスを禁止できます。
Bluetooth
赤外線
Wi-Fi
PCカード
PCI ExpressCard
IEEE1394
シリアルポート/パラレルポート
クライアント(CT)への緊急対処
セキュリティリスクの発生時に、クライアント(CT)への緊急対処(ネットワークの無効化、緊急対処設定ポリシーの適用、セキュリティリスクの通知)を行うことができます。