ここでは本製品のマネージャーが複数台で構成されている場合、サブマネージャー情報を登録する手順について説明します。
手順
結果の確認
以下のコマンドを実行し、サブマネージャー情報が登録されたことを確認します。
> rcxadm submgr list
参照
rcxadm submgrコマンドの詳細は、「4.7 rcxadm submgr」を参照してください。
> winrm get winrm/config/client
TrustedHostsに表示された内容を記録してください。表示された内容が、アスタリスク("*")一文字の場合、または、手順で設定した"サブマネージャーのIPアドレスまたはFQDN"を含む場合、以降の手順b.、c.は不要です。
例
複数のサーバが登録されているときの表示結果
192.168.1.100, 192.168.1.101
> winrm set winrm/config/client @{TrustedHosts="手順a.で記録した内容, サブマネージャーのIPアドレスまたはFQDN"}
例
複数のサブマネージャーが登録されているときのコマンド
> winrm set winrm/config/client @{TrustedHosts="192.168.1.100, 192.168.1.101,サブマネージャーのIPアドレスまたはFQDN①, サブマネージャーのIPアドレスまたはFQDN②"}
注意
"rcxadm submgr"コマンドで設定する値とwinrmコマンドで設定する値は、同じ値にする必要があります。
IPアドレスで設定した場合はIPアドレスで設定し、FQDNで設定した場合はFQDNを設定してください。
> winrm get winrm/config/client
"手順a.で記録した内容"に、追加登録するサブマネージャーのアドレスが追加されていれば問題ありません。
サブマネージャーに管理者権限をもつユーザーでログインし、コマンドプロンプトから、以下のコマンドを実行します。問合せに対しては "y"を入力します。
> winrm quickconfig
本製品の1台目のマネージャー、およびサブマネージャーで、PowerShellの実行ポリシーを"RemoteSigned"に変更してください。
管理者権限でPowerShellのコンソールを起動し、以下のコマンドを実行します。
> Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned