ここでは、隔離対象外キーワード定義ファイルについて説明します。
以下のどれかのサーバから本製品のマネージャーに通知される、すべてのセキュリティリスクについて、セキュリティリスク検疫ポリシー定義ファイルに隔離対象外キーワード定義ファイルを併用することで、選択したアクションを実行しないセキュリティリスクを指定できます。
セキュリティリスク検疫ポリシー定義ファイルの"avmgr.corp.action_filter_base"に"ALL_DISABLE"が指定されていない、かつ、例外的に選択したアクションを実行しないセキュリティリスクを指定する場合に本定義ファイルを作成します。
"avmgr.corp.action_filter_base"に"ALL_DISABLE"が指定されている場合、本定義ファイルの指定内容は無視されます。
本定義ファイルを編集した後の、本製品のマネージャーのサービス再起動は不要です。
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data
参考
上記の格納場所には、定義ファイルのサンプル(avmgr_corp_filter_disable.ja.SJIS.rcxprop.sample)が格納されています。
サンプルを流用する場合、ファイルの内容を変更したあと、ファイル名に含まれる".sample"を削除して配置してください。
avmgr_corp_filter_disable.ja.SJIS.rcxprop
【Windowsマネージャー】
Shift-JIS
【Windowsマネージャー】
CR/LFまたはLF
改行(CR/LFまたはLF)区切りでキーワードを複数列挙します。
隔離対象外キーワード1
隔離対象外キーワード2
隔離対象外キーワード3
キーワードに使用できる文字の文字コードはShift-JISです。
キーワード1<改行(CR/LFまたはLF)> キーワード2<改行(CR/LFまたはLF)> キーワード3<改行(CR/LFまたはLF)> ...
指定したいずれかのキーワードを含むセキュリティリスクが本製品のマネージャーに通知された場合は、該当するL-Serverを例外的に隔離しません。
例
隔離対象外キーワード<改行(CR/LFまたはLF)>