ここでは、L-Serverの作成について説明します。
Solaris11のVMホストの場合、管理サーバに格納されたイメージの情報をもとに"Solaris 11"と表示されます。
管理サーバに格納されたイメージの詳細については、「8.7.5 クローニングイメージの作成と取込み」を参照してください。
L-Serverの作成手順
以下の手順で、L-Serverを作成します。
この場合、イメージとして利用したいクローニングイメージを指定してください。
L-Serverテンプレートを利用してのL-Server作成
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.1 L-Serverテンプレートを利用したL-Serverの作成」を参照して、L-Serverを作成してください。
個々の仕様を指定したL-Server作成
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.3 個々のパラメーターを指定した仮想L-Serverの作成」を参照してください。
[OS]タブの設定については、「8.7.8 [OS]タブ設定」を参照してください。
非大域ゾーンに設定されるcap値は、L-ServerのCPU性能とCPU数から計算します。
計算式は以下の通りです。
cap値 = CPU性能(GHz) × CPU数 / 物理CPUの性能(GHz) × 100 |
参考
指定したクローニングイメージの各ファイルについて
L-Server作成を行うと、非大域ゾーンの各設定値が指定されたイメージファイルが、大域ゾーン上にある以下に格納されます。
/ror_zones/VMゲスト名 |
このファイルを参照して非大域ゾーンの作成が行われます。
L-Serverの作成完了後は、上記のディレクトリを削除しても問題ありません。