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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.4.0 導入ガイド
FUJITSU Software

8.2.9 [OS]タブ設定

L-Server作成時にOSに設定パラメーターを入力します。[基本情報]タブでイメージを指定した場合だけ有効です。

初回起動時に設定処理が動作します。イメージ名を指定しない場合、すべて入力する必要はありません。

入力の必要性がない項目については、値が設定されないため、指定しないでください。

表8.18 設定項目一覧

指定項目

Windows

Linux

項目の説明

入力の必要性

省略時の値

入力の必要性

省略時の値

ホスト名・コンピュータ名

L-Server名

L-Server名

ホスト名またはコンピュータ名を入力します。

【Windows】
先頭文字を半角英数字とし、半角英数字、およびハイフン("-")で構成された15文字以内の文字列を入力します。
数字だけの指定はできません。

【Linux】
先頭文字を半角英数字とし、半角英数字、およびハイフン("-")で構成された63文字以内の文字列を入力します。
数字だけの指定はできません。

本項目が未指定のとき、L-Server名を設定します。
ただし、L-Server名にアンダースコア("_")およびピリオド(".")を使用している場合、ホスト名に使用できない文字のため、ハイフン("-")に置き換えられます。

ドメイン名

WORKGROUP (注1)

localdomain (注1)

【Windows】
ワークグループ名を入力します。ドメインに参加する設定は行えません。
コンピュータ名と同じワークグループ名は指定できません。
先頭文字を半角英字とし、半角英数字、ハイフン("-")、およびピリオド(".")で構成された15文字以内の文字列を入力します。
ワークグループ名に入力できる文字列については、Microsoftから提供されている情報も確認してください。

【Linux】
ドメイン名を入力します。
先頭文字を半角英字とし、半角英数字、ハイフン("-")、およびピリオド(".")で構成された255文字以内の文字列を入力します。

DNS検索パス

不要

-

必須

-

DNSの検索に利用する1~32767文字のドメイン名のリストを入力します。ドメイン名と同じ文字を指定できます。
複数指定する場合、区切り文字に空白を指定します。

フルネーム

WORKNAME (注1)

不要

-

1~50文字のWindowsのフルネームを入力します。
初期値は、OSプロパティ定義ファイルに定義された値が入力されます。

組織名

WORKORGANIZATION (注1)

不要

-

Windowsのシステムのプロパティに表示される組織名を1~50文字で入力します。

製品キー

省略時は、以下の動作になります。 (注1)

  • Windows Server 2008以降では、製品キーが未登録の状態になります。

不要

-

製品キーを入力します。

ライセンスモード

サーバ単位 (注1)

不要

-

シート単位(接続クライアント数)/サーバ単位(同時使用サーバ数)を指定します。

最大接続数

5 (注1)

不要

-

サーバ単位(同時使用サーバ数:server)の時に指定します。
5~9999まで指定できます。

管理者パスワード

- (注1)

不要

-

L-Server作成時に指定したイメージの、ローカル管理者アカウントのパスワードを設定します。
1~128文字の半角英数記号で入力します。 (注2)

ハードウェア時計設定

不要

-

ローカル

以下のどちらかを指定します。

  • UTC

  • ローカル(LOCAL)

タイムゾーン

マネージャーのOSと同じタイムゾーン

マネージャーのOSと同じタイムゾーン

OSのタイムゾーンを指定します。 (注3)

注1) OSプロパティ定義ファイルに値が指定されている場合、OSプロパティ定義ファイルの値が設定されます。
注2) L-Server作成時に指定したイメージの、ローカル管理者アカウントのパスワードと異なるパスワードを指定した場合、VM管理製品の仕様に従います。
管理者パスワードの設定については、「vSphere 基本システム管理」の仮想マシンのカスタマイズに関する記述を参照してください。

vSphere 基本システム管理

URL: http://www.vmware.com/jp/support/support-resources/pubs/

注3) 下記のWebサイトに記載されている更新後のタイムゾーンを指定した場合、作成されたL-Serverにタイムゾーンが正しく設定されないことがあります。L-Serverの作成後、ゲストOS上でタイムゾーンを再設定してください。

Windowsのタイムゾーン

URL: https://support.microsoft.com/en-us/kb/3162835
URL: https://support.microsoft.com/en-us/help/3182203
URL: https://support.microsoft.com/en-us/help/4015193
URL: https://support.microsoft.com/en-us/help/4012864

Linuxのタイムゾーン

URL: https://www.iana.org/time-zones

参考

OSプロパティ定義ファイル

事前にOSプロパティ定義ファイルに初期値を指定することで、L-Server作成時の[OS]タブの情報などの初期値が生成されます。

詳細は、「8.1.9 OSプロパティ定義ファイル」を参照してください。