date_to_string関数は、項目参照の値または日付リテラルを日付型とみなし、指定されたフォーマットで文字列を返却します。指定するデータは、標準日付形式である必要があります。
date_to_string関数の書式を以下の図に示します。
図4.16 date_to_string関数の書式

日時変換書式は、以下の文字列とセパレータ文字を使用して、任意の順番で指定できます。書式要素は、1つ以上指定してください。
カテゴリ  | 書式要素  | 変換後の長さ  | 変換後の範囲  | 備考  | 
|---|---|---|---|---|
年  | YY  | 2文字(固定)  | 00~99  | 西暦の下2桁が出力されます。  | 
YYYY  | 4文字(固定)  | 0001~9999  | ||
月  | MM  | 2文字(固定)  | 01~12  | |
M  | 可変  | 1~12  | 先頭に0を付加しません。  | |
MONTH  | 可変  | JANUARY,FEBRUARY,MARCH,APRIL,MAY,  | ||
Month  | 可変  | January,February,March,April,May,  | ||
MON  | 3文字(固定)  | JAN,FEB,MAR,APR,MAY,JUN,JUL,AUG,  | ||
Mon  | 3文字(固定)  | Jan,Feb,Mar,Apr,May,Jun,Jul,Aug,  | ||
日  | DD  | 2文字(固定)  | 01~31  | |
D  | 可変  | 1~31  | 先頭に0を付加しません  | |
曜日  | DAY  | 可変  | SUNDAY,MONDAY,TUESDAY,WEDNESDAY,  | 年月日から自動的に設定されます。  | 
Day  | 可変  | Sunday,Monday,Tuesday,Wednesday,  | 年月日から自動的に設定されます。  | |
DY  | 3文字(固定)  | SUN,MON,TUE,WED,THU,FRI,SAT  | 年月日から自動的に設定されます。  | |
Dy  | 3文字(固定)  | Sun,Mon,Tue,Wed,Thu,Fri,Sat  | 年月日から自動的に設定されます。  | 
名称  | 文字  | 
|---|---|
半角空白  | |
コロン  | :  | 
ピリオド  | .  | 
カンマ  | ,  | 
スラッシュ  | /  | 
ハイフン  | -  | 
セパレータ文字指定無し  | 
注意
本関数に時、分および秒は指定できません。
セパレータ文字以外で、同じカテゴリの書式要素を複数指定できません。(例:YY-YY-MM)
セパレータ文字は、連続して指定できません。(例:YY--MM--DD)
セパレータ文字を、先頭または末尾に指定できません。(例:-YY-MM-DD)
日時変換書式には、書式要素を1つ以上指定してください。セパレータ文字だけを指定することはできません。(例:///)
曜日は、グレゴリオ暦(1582/10/15~)を基に算出されます。それ以前から使用されていたユリウス暦の範囲では、正確な曜日となりません。
参照
項目参照については、“3.1.9 項目参照”を参照してください。
日付リテラルについては、“3.1.6 リテラル”を参照してください。
変換が正常に動作した場合は、文字列型を返します。項目参照の値が空の場合は空を返します。
$出勤日が“2010-04-01”の場合
date_to_string($出勤日, "MM/DD Dy")
文字列として、“04/01 Thu”を出力します。