ページの先頭行へ戻る
Interstage Data Effector V9.3.x リファレンス集
FUJITSU Software

2.5.2 AsisSetErrFile

機能

Data Effectorの入力ファイル中にエラーデータを検出したときの、エラーデータ出力ファイルを指定します。エラーデータ出力ファイルを指定すると、エラーデータは、エラーデータ出力ファイルに出力されます。Data Effectorの処理は、エラーデータを検索対象外のデータとして扱い、実行します。

エラーデータ出力ファイルの設定は、指定したハンドルを用いて実行するData Effectorの関数の処理にだけ影響します。


記述形式

#include  “libAsis.h”                    /* 公開ヘッダ                   */

int  AsisSetErrFile( 
     ASISHANDLE      AHandle,              /* ハンドル                     */
     const char      *FileName,            /* エラーデータ出力ファイル名   */
     int             MaxErrDataCnt         /* エラーデータの最大出力件数   */
);

パラメタ

データ型

パラメタ

用途

説明

ASISHANDLE

AHandle

入力

ハンドルを指定します。

const char*

FileName

入力

エラーデータ出力ファイル名を指定します。(注)
本パラメタを省略した場合(NULL指定時)、エラーデータを検出したとき、検出した時点で処理がエラーとなります。

int

MaxErrDataCnt

入力

エラーデータの最大出力件数を指定します。
1~2147483647の範囲で指定してください。
本パラメタは、FileNameパラメタを指定した場合に有効になります。

注) ファイル名に特殊な文字を指定した場合の扱いについては、 “パス名に指定する特殊な文字の扱い”を参照してください。


復帰値

復帰値

説明

ASIS_SUCCESS

関数が正常に終了したことを示します。

ASIS_ERROR

関数の実行時に問題が検出されたことを示します。


関数の利用規則

参照

エラーデータ出力ファイルの出力例は、“導入・運用ガイド”の“入力ファイルのエラー処理”を参照してください。