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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.1 操作ガイド インフラ管理者編
ServerView

A.1.1 L-Platformテンプレート登録手順

インフラ管理者は、必要に応じて各種情報を登録し、L-Platformテンプレートを使用可能な状態にします。

登録する情報には、以下のものがあります。

  1. ソフトウェア情報

  2. イメージ情報

  3. セグメント情報

  4. テンプレート情報

ポイント

各情報の登録または設定コマンドで、正しく登録または設定されているかを確認するには、以下のどちらかを実施してください。

  • 復帰値を確認します。

    復帰値が0の場合は正常終了です。

    復帰値が0以外の場合は異常終了でエラーメッセージを出力します。

  • 以下の対応する表示コマンドで確認します。

    登録または設定コマンド

    表示コマンド

    ソフトウェア情報の登録(cfmg_addsoft)

    ソフトウェア情報の一覧表示(cfmg_listsoft)

    イメージ情報の登録(cfmg_addimageinfo)

    イメージ情報の一覧表示(cfmg_listimageinfo)

    セグメントの登録(cfmg_addnetinfo)

    セグメントの一覧表示(cfmg_listnetinfo)

    テンプレート情報の登録(cfmg_addtemplate)

    テンプレート情報の一覧表示(cfmg_listtemplate)

ソフトウェア情報

L-Platformテンプレートで使用するクローニングイメージに含まれるソフトウェア情報が登録されていない場合は、以下の手順で登録します。

  1. クローニングイメージに含まれるソフトウェアの構成情報を記述したソフトウェア情報 (XMLファイル) を作成します。

    すでに登録してあるソフトウェア情報を使用できます。詳細については「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「付録C 登録済ソフトウェアID」を参照してください。

    ソフトウェア情報の詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.18.1 ソフトウェア情報」を参照してください。

  2. ソフトウェア情報を、ソフトウェア情報の登録(cfmg_addsoft)コマンドで登録します。

    ソフトウェア情報は、ソフトウェア一種について1つ登録します (ソフトウェアが複数ある場合には、その分だけ作成します)。

イメージ情報

L-Platformテンプレートで使用するクローニングイメージにイメージ情報が登録されていない場合は、以下の手順で登録します。

  1. クローニングイメージイメージの一覧表示(cfmg_listvmimage)コマンドで、登録されているクローニングイメージを確認します。

  2. イメージ情報(XMLファイル)を作成します。

    雛形を用意していますので、参考にしてください。

    雛形の格納先およびイメージ情報の詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.18.2 イメージ情報」を参照してください。

  3. イメージ情報を、イメージ情報の登録(cfmg_addimageinfo)コマンドで登録します。

セグメント情報

本製品で使用するネットワークリソースを制限する場合は、以下の手順でセグメント情報を登録します。

  1. ネットワークリソースの一覧表示(cfmg_listvnet)コマンドで、登録されているネットワークリソースを確認します。

    <networks> → <network> → <id> タグのリソースIDをメモしておきます。

  2. セグメント情報 (XMLファイル) を作成します。

    1. でメモしたリソースIDを <id> タグに設定します。

    セグメント情報の詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.18.3 セグメント情報」を参照してください。

  3. セグメント情報を、セグメントの登録(cfmg_addnetinfo)コマンドで登録します。

注意

  • セグメント情報を登録しなかった場合は、登録されているすべてのネットワークリソースが配備の対象となります。

    配備先のネットワークリソースに"自動選択"を指定した場合、すべてのネットワークリソースから配備先が選択されます。

  • セグメント情報を登録する場合は、L-Platformテンプレートで使用するすべてのネットワークリソースに対して、セグメント情報を登録してください。

    配備先のネットワークリソースに"自動選択"を指定した場合、"業務セグメント"を指定したネットワークリソースから配備先が選択されます。

テンプレート情報

テンプレート情報は、以下の手順で登録します。

  1. テンプレート情報で使用する情報を以下の各コマンドで確認します。

    • セグメント情報:セグメントの一覧表示(cfmg_listnetinfo)コマンド

    • イメージ情報:イメージ情報の一覧表示(cfmg_listimageinfo)コマンド

  2. テンプレート情報 (XMLファイル) を作成します。

    雛形を用意していますので、参考にしてください。

    雛形の格納先およびテンプレート情報の詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.18.4 テンプレート情報」を参照してください。

  3. テンプレート情報の登録(cfmg_addtemplate)コマンドで、テンプレート情報を登録します。

  4. L-Platformテンプレートの公開設定のデフォルトは"非公開"になっています。

    L-Platformテンプレートを公開したい場合には、L-Platformテンプレートの公開設定(cfmg_showtemplate)コマンドで公開設定を変更する必要があります。

    コマンドの詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「9.15 cfmg_showtemplate (L-Platformテンプレートの公開設定)」を参照してください。

注意

  • 配備済のL-Platformが使用しているL-Platformテンプレートの公開設定を"非公開"にしても、配備済のL-Platformには影響がありません。

  • 対象のL-Platformテンプレートを使用した配備をして欲しくないときに"非公開"にできます。