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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.1 操作ガイド インフラ管理者編
ServerView

6.2.2 条件設定

6.2.2.1 対象設定

レポートを指定すると、下記の項目が表示されます。設定内容は、指定したレポートによって異なります。

以下は、テナントおよびホスト指定の場合の画面例です。

以下、種類ごとの指定項目について説明します。


テナント指定

項目

説明

テナント

分析の対象とするテナントを、プルダウンメニューより選択します。


テナントおよびホスト指定

項目

説明

テナント

分析の対象とするテナントを、プルダウンメニューより選択します。

ホスト

分析の対象とするホストを、プルダウンメニューより選択します。
ホストには、選択されたテナントに登録されたホストの選択肢が表示されます。
テナントにホストが登録されていない場合、空欄となります。ホストが登録されたテナントを選択してください。


VMware仮想マシン再配置シミュレーション専用

項目

説明

テナント

VMware 仮想マシン再配置シミュレーションの対象とするテナントをプルダウンメニューより選択します。

再配置候補

再配置候補

再配置候補を追加する場合、[追加]ボタンをクリックし、表示される[再配置候補の追加]ダイアログを使用して追加します。
追加すると、再配置候補の仮想マシン一覧が表示されます。
表示形式は"ホスト名:仮想マシン名"で表示します。
再配置候補は、最大50台まで設定できます。
再配置候補の対象となる仮想マシンをもつホストは、最大5台まで選択できます。
再配置候補を削除する場合、該当の仮想マシンの[削除]ボタンをクリックし、削除してください。

ただし、指定した分析期間内に起動されていないL-Serverについては、分析データがないため結果画面には表示されません。

また、本製品を使用しないで構築し、L-Serverとして管理していない仮想マシンも選択可能ですが、実際に配置を変更する場合は、以下のどちらかをを実施してください。

  • VMware自身の機能を利用して配置を変更する

  • L-Serverとして取り込み後、本製品により配置を変更する

再配置候補の追加

ホスト

移動元となるホストをプルダウンメニューより選択します。

仮想マシン

再配置の候補とする仮想マシンを選択します。
複数選択できます。

マイグレーションや配備、解約操作を実施した仮想マシンは、操作直後にVMホストとの関係情報が更新されていない場合があります。本画面における、VMホストとVMゲストの関係更新には最大で1時間要します。

例えば、マイグレーション操作が反映されていない場合は、ホストにマイグレーション前のVMホストを指定してから仮想マシンを選択してください。

集約先情報

集約先ホストの搭載リソースを直接入力する

稼働中のホストに集約する

集約先ホストがすでに該当のテナントに登録されている場合は、[稼働中のホストに集約する]を選択します。
指定したホストのCPUとメモリの搭載量が、表示されたグラフ内に黒い線で表示されます。集約先ホストが登録されていない場合は、[集約先ホストの搭載リソースを直接入力する]を選択します。

ホスト

[稼働中のホストに集約する]を選択した場合は、集約先のホストをプルダウンメニューより選択します。
集約候補と重複して指定できません。

CPU
コア数
メモリ

[集約先ホストの搭載リソースを直接入力する]を選択した場合は、集約先のサーバのCPUのクロック数(GHz)、CPUのコア数、搭載メモリの容量(GB)を数値で指定します。

  • [CPU](クロック数)は、0.001以上1000以下の数を指定してください。

  • [コア数]はCPUのコア数を1以上1000以下の整数を指定してください。

  • [メモリ]は0.001以上1000000以下の数を指定してください。

指定したCPUとメモリの情報が、表示されたグラフ内に搭載量として黒い線で表示されます。

注意

5時間以上停止している仮想ホストは、再配置候補の仮想マシンの一覧が表示されません。


6.2.2.2 表示設定

表示件数、データ間隔、ファイル出力などに関する指定について説明します。レポートの種類によって、設定できる項目が異なります。


項目

説明

しきい値

集約先のサーバで許容するCPU使用率およびメモリ使用率をパーセンテージで指定します。(省略可能)

指定した場合、表示されたグラフ内に赤い線で表示されます。

分析方法

分析方法を指定します。

  • 時間帯別
    集約候補のサーバ毎に時間帯別のリソース使用量の最大値を算出し積み上げ表示します。
    集約後、時間単位でリソースに問題ないことが確認できます。

  • 曜日別
    集約候補のサーバ毎に曜日別のリソース使用量の最大値を算出し積み上げ表示します。
    集約後、曜日単位でリソースに問題ないことが確認できます。

  • 時系列
    集約候補のサーバ毎にリソース使用量の最大値で積み上げ表示します。

表示件数

分析する際のデータの件数を選択します。

選択可能なデータ件数は以下です。

  • 上(下)位
    1以上1000以下の整数が入力可能で、入力した件数分のデータが表示されます。
    表示するデータが大量に存在する場合は、グラフが見づらくなる場合があります。
    グラフを確認する場合は、10件を目安に指定することをお勧めします。

  • 全件
    すべてのデータが表示されます。

稼働時間

分析する時間帯を指定します。

分析データ

分析する際のデータの間隔を選択します。

選択可能なデータ間隔は以下です。

  • 10分
    データ保持期間:7日間
    1日間程度の分析に適しています。

  • 1時間
    データ保持期間:6週間
    1週間程度の分析に適しています。

  • 1日
    データ保持期間:13か月
    1月間以上の分析に適しています。
    レポート種別や分析方法により選択できない場合があります。

ファイル出力

結果画面の内容をExcel形式のファイルとして出力します。

[Excel(R)形式のファイルを作成する]チェックボックスをチェックした場合に、結果画面下部の[Excel(R)形式で保存]ボタンが有効になります。このボタンをクリックすると、表示されているコンテンツをExcel形式でダウンロードできます。

リモートデスクトップ接続などで操作する場合、クリップボードのリダイレクトを無効化してください。

[Excel(R)形式で保存]ボタンからファイルをダウンロードする場合、"xlsx"または"xlsm"の拡張子のファイルがダウンロードできます。なお、"xlsm"の拡張子のファイルを開く場合は、マクロを有効にしてください。


詳細設定

レポートの種類によって[詳細設定]域が表示されるものがあり、設定項目が異なります。
レポート選択時は[詳細設定]域は閉じた状態で表示されます。詳細を設定する場合は[詳細設定]のタイトルバーをクリックしてください。

項目

説明

集計方法

最大値で分析を行う

データ間隔内の最大値が表示されます。

平均値で分析を行う

データ間隔内の平均値が表示されます。

出力対象

ディスク
読み書き別の分析も行う

読み込み/書き込み別の分布グラフ・表を表示したい場合に選択します。

ネットワーク
送受信別の分析も行う

送信/受信別の分布グラフ・表を表示したい場合に選択します。

しきい値(任意)

集約先のサーバで許容する各プールの使用率をパーセンテージで指定します。(省略可能)

指定した場合、表示されたグラフ内に赤い線で表示されます。