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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 操作ガイド インフラ管理者編
FUJITSU Software

4.2 プール状況の表示

プール状況を表示するには、以下のように操作します。

  1. RORコンソールから[ダッシュボード]タブを選択し、表示されたサブタブから[プール状況]を選択します。

    リソースプールごとの使用率のチャートが表示されます。

    注意

    兼任管理者の権限でログインした場合

    兼任管理者でログインした場合の初期表示は、グローバルプールです。

    他のプールを参照する場合は、画面左上の[テナントID]リストボックスで切り替えてください。

    ポイント

    チャート内のグラフをマウスオーバーすると、その時点の凡例を表示できます。

    チャートには以下の6種類あります。

    チャート

    説明

    VMプール(CPU)

    VMプール(CPU)の使用率を、プールごとに折れ線グラフで表示します。必ず表示されます。

    VMプール(メモリ)

    VMプール(メモリ)の使用率を、プールごとに折れ線グラフで表示します。必ず表示されます。

    ストレージプール

    ストレージプールの使用率を、プールごとに折れ線グラフで表示します。必ず表示されます。

    ネットワークプール

    ネットワークプールの使用率を、プールごとに折れ線グラフで表示します。必ず表示されます。

    サーバプール

    サーバプールの使用率を、プールごとに折れ線グラフで表示します。サーバプールに物理サーバが登録されていない場合は、表示されません。

    アドレスプール

    アドレスプールの使用率を、プールごとに折れ線グラフで表示します。サーバプールに物理サーバが登録されていない場合は、表示されません。また、グローバルIPアドレスのアドレスセットリソースの情報は、表示されません。

    [表示形式]リストボックスで、チャートの表示形式を選択します。

    表示形式には、以下の3種類あります。

    表示形式

    説明

    利用シーン

    リソースプール使用率

    リソースプールの使用率を、リソースプールごとに折れ線グラフで表示します。

    一定期間のプールの使用率を確認します。

    リソースプール使用状況

    リソースプールの全体量や使用量を、リソースプールごとに円グラフで表示します。

    単位は以下のとおりです。

    • VMプール(CPU):GHz

    • VMプール(メモリ):GB

    • ストレージプール: GB

    • ネットワークプール: 個数

    • サーバプール:物理サーバ数

    • アドレスプール:アドレス数

    使用量や個数を数字(絶対値)や割合で確認します。

    L-Server配備可能数

    (注1)

    リソースプールに対して配備可能なL-Serverの数を表示します。

    (注2)

    空き容量や個数が少なくなった場合に、配備可能なL-Serverの数を確認します。

    注1) ネットワークプールおよびアドレスプールの場合、配備可能なL-Serverの数を示す関連チャートは表示されません。ネットワークプールおよびアドレスプールが枯渇した場合でも、L-Serverは配備可能です。

    注2) シン・プロビジョニング機能が有効になっているストレージプールでは、配備可能L-Server数は、L-Platformテンプレートの種類に関係なく、すべてゼロと表示します。なお、シン・プロビジョニング機能の有効/無効は、ストレージプールごとに指定します。

    表示形式が「リソースプール使用率」の場合、[期間]のカレンダーでグラフの表示期間を指定します。

    表示形式が「リソースプール使用状況」または「L-Server配備可能数」の場合、[日時]のカレンダーでデータの表示対象の日時を指定します。

    画面右上に表示されるアイコンは、以下のとおりです。

    アイコン

    説明

    チャートを最新の情報に更新します。

    すべてのチャートが一括で更新されます。

    表示されているチャートのデータをCSVファイルとして出力できます。

    すべてのチャートのデータが一括で出力されます。

    アラート一覧を表示します。

    チャートに表示されるアイコンは以下のとおりです。

    アイコン

    説明

    アラート一覧(チャート別)画面が表示されます。

注意

  • Webブラウザでプール状況画面を表示したままにしておくと、サーバとの接続がタイムアウトとなって画面にエラーが表示されることがあります。その場合にはWebブラウザを一度閉じてから、再度プール状況画面を表示してください。

  • RORコンソールを表示しているときに、管理者がダッシュボードの設定を変更すると、プール状況画面に以下のようなメッセージやエラーが表示されます。

    • グラフを表示できませんでした

    • テーブルを表示できませんでした

    • 画面を表示することができません

    • Analyticsサーバが起動していません

    • Analyticsサーバとの通信に失敗しました

    • セションが無効です

    • 予期しないエラーが発生しました

    その場合には、Webブラウザの表示を最新の状態にするか、またはWebブラウザを一度閉じてから再度ダッシュボード画面を表示してください。同じメッセージやエラーが表示される場合は、数分待ってから再度実行してください。

  • 連携するサービスが停止していると、枠だけが表示されたり、データがありませんと表示される場合があります。OSのログなどを確認し、マネージャーを再起動してください。マネージャーの停止と起動については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。