プール状況を表示するには、以下のように操作します。
RORコンソールから[ダッシュボード]タブを選択し、表示されたサブタブから[プール状況]を選択します。
リソースプールごとの使用率のチャートが表示されます。
注意
兼任管理者の権限でログインした場合
兼任管理者でログインした場合の初期表示は、グローバルプールです。
他のプールを参照する場合は、画面左上の[テナントID]リストボックスで切り替えてください。
ポイント
チャート内のグラフをマウスオーバーすると、その時点の凡例を表示できます。
チャートには以下の6種類あります。
チャート | 説明 |
---|---|
VMプール(CPU) | VMプール(CPU)の使用率を、プールごとに折れ線グラフで表示します。必ず表示されます。 |
VMプール(メモリ) | VMプール(メモリ)の使用率を、プールごとに折れ線グラフで表示します。必ず表示されます。 |
ストレージプール | ストレージプールの使用率を、プールごとに折れ線グラフで表示します。必ず表示されます。 |
ネットワークプール | ネットワークプールの使用率を、プールごとに折れ線グラフで表示します。必ず表示されます。 |
サーバプール | サーバプールの使用率を、プールごとに折れ線グラフで表示します。サーバプールに物理サーバが登録されていない場合は、表示されません。 |
アドレスプール | アドレスプールの使用率を、プールごとに折れ線グラフで表示します。サーバプールに物理サーバが登録されていない場合は、表示されません。また、グローバルIPアドレスのアドレスセットリソースの情報は、表示されません。 |
[表示形式]リストボックスで、チャートの表示形式を選択します。
表示形式には、以下の3種類あります。
表示形式 | 説明 | 利用シーン |
---|---|---|
リソースプール使用率 | リソースプールの使用率を、リソースプールごとに折れ線グラフで表示します。 | 一定期間のプールの使用率を確認します。 |
リソースプール使用状況 | リソースプールの全体量や使用量を、リソースプールごとに円グラフで表示します。 単位は以下のとおりです。
| 使用量や個数を数字(絶対値)や割合で確認します。 |
L-Server配備可能数 (注1) | リソースプールに対して配備可能なL-Serverの数を表示します。 (注2) | 空き容量や個数が少なくなった場合に、配備可能なL-Serverの数を確認します。 |
注1) ネットワークプールおよびアドレスプールの場合、配備可能なL-Serverの数を示す関連チャートは表示されません。ネットワークプールおよびアドレスプールが枯渇した場合でも、L-Serverは配備可能です。
注2) シン・プロビジョニング機能が有効になっているストレージプールでは、配備可能L-Server数は、L-Platformテンプレートの種類に関係なく、すべてゼロと表示します。なお、シン・プロビジョニング機能の有効/無効は、ストレージプールごとに指定します。
表示形式が「リソースプール使用率」の場合、[期間]のカレンダーでグラフの表示期間を指定します。
表示形式が「リソースプール使用状況」または「L-Server配備可能数」の場合、[日時]のカレンダーでデータの表示対象の日時を指定します。
画面右上に表示されるアイコンは、以下のとおりです。
アイコン | 説明 |
---|---|
チャートを最新の情報に更新します。 すべてのチャートが一括で更新されます。 | |
表示されているチャートのデータをCSVファイルとして出力できます。 すべてのチャートのデータが一括で出力されます。 | |
アラート一覧を表示します。 |
チャートに表示されるアイコンは以下のとおりです。
アイコン | 説明 |
---|---|
アラート一覧(チャート別)画面が表示されます。 |
注意
Webブラウザでプール状況画面を表示したままにしておくと、サーバとの接続がタイムアウトとなって画面にエラーが表示されることがあります。その場合にはWebブラウザを一度閉じてから、再度プール状況画面を表示してください。
RORコンソールを表示しているときに、管理者がダッシュボードの設定を変更すると、プール状況画面に以下のようなメッセージやエラーが表示されます。
グラフを表示できませんでした
テーブルを表示できませんでした
画面を表示することができません
Analyticsサーバが起動していません
Analyticsサーバとの通信に失敗しました
セションが無効です
予期しないエラーが発生しました
その場合には、Webブラウザの表示を最新の状態にするか、またはWebブラウザを一度閉じてから再度ダッシュボード画面を表示してください。同じメッセージやエラーが表示される場合は、数分待ってから再度実行してください。
連携するサービスが停止していると、枠だけが表示されたり、データがありませんと表示される場合があります。OSのログなどを確認し、マネージャーを再起動してください。マネージャーの停止と起動については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。