VMware NSXを利用する場合、分散仮想スイッチ(VMware vDS)を利用する構成になります。
このため、分散仮想スイッチ(VMware vDS)を利用する際に必要な定義ファイルについて説明します。
「設計ガイドCE」の「E.1.4 ネットワークの事前準備」も合わせて参照してください。
分散仮想ネットワーク定義ファイル
ネットワークリソースとVMware NSXの論理スイッチの対応を記載します。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customise_data
vnetwork_vmware.rcxprop
分散仮想ネットワーク定義ファイルは、1行ごとに以下の書式で記述してください。
"分散仮想スイッチのポートグループ名"=VMware NSXネットワークのID
「3.3.2 VMware NSXリソース情報の取得」で取得したポートグループ名と「3.3.3 リソースの設定」でネットワークリソース作成時のVLAN ID欄に指定したVMware NSXネットワークのIDを元に記載してください。
分散仮想スイッチ使用設定ファイル
分散仮想スイッチに対して仮想マシンを配備する場合に必要です。
以下のフォルダーを作成し、空のファイルを配置してください。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\vm
vds_vc