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ServerView Resource Orchestrator V3.4.0 リリース情報
FUJITSU Software

2.3.10.3 イメージプールへのクローニングイメージの登録またはL-Serverからのクローニングイメージの採取について

変更内容

以下の操作で、すでにイメージプールに存在するクローニングイメージ(以降、イメージ)と同じ名前のイメージを登録できないように変更しました。

  • イメージプールへのイメージの登録

  • L-Serverからのイメージの採取

V3.1.1/V3.1.1A(T007664LP-05/T007676WP-07)の場合

イメージ種別(注1)が異なる同じ名前のイメージを、1つのイメージプールに登録しないように、マニュアルでの運用指導としていました。

注1) イメージ種別には、以下の3種類が存在します。

  • 物理L-Serverのイメージ

  • VMware、Hyper-V、OVM for x86 2.2、OVM for x86 3.x、Citrix Xen、Solarisゾーン、OVM for SPARCのイメージ

  • KVM、Xenのイメージ

そのため、その運用指導を守らずに、イメージ種別が異なる同じ名前のイメージを1つのイメージプールに登録した場合、以下の事象が発生していました。

  • リソースタブのリソース一覧で、異なるイメージ種別のイメージが、1つのイメージとして表示されます。

    たとえば、VMwareとKVMのイメージが1つのイメージとして表示されます。

  • コマンドでイメージを削除または移動した場合、ユーザーが意図したものと異なるイメージが削除または移動される場合があります。

V3.1.2の場合

イメージ種別が異なる同じ名前のイメージが、すでにイメージプールに存在していた場合、イメージ種別が異なる同じ名前のイメージを、新たにイメージプールへ登録できません。

対処方法

1つのイメージプールに、イメージ種別の異なる同じ名前のイメージが存在しないようにイメージプールの構成を変更してください。

RORコンソールを使用して、イメージプールを作成したあと、イメージを移動してください。