サーバ故障が発生した場合、事前に定義した予備サーバに切り替えてシステムを再起動する機能です。
復旧処理時間や復旧手順を削減できます。
予備サーバへの切替え方式には、以下の方式があります。
バックアップ・リストア方式
ローカルブート環境のサーバで、事前にバックアップしたシステムイメージを予備サーバにリストアして起動します。
HBA address rename方式
サーバがSANブート環境の場合、"I/O仮想化"を利用し、ブートディスクを予備サーバに接続して起動します。
プロファイル切替え方式
サーバがSANブート、またはiSCSIブート環境の場合、ServerView Virtual-IO Managerと組み合わせて"I/O仮想化"を利用し、ブートディスクを予備サーバに接続して起動します。ISM(ServerView Infrastructure ManagerおよびInfrastructure Manager)と組み合わせた場合は、SANブートだけサポートします。
ストレージアフィニティ切替え方式
サーバがSPARC M10/M12およびSPARC Enterpriseの場合の方式です。ETERNUS SF Storage Cruiserのストレージ管理機能と連携し、SAN環境の設定変更を本製品が自動で行うことでサーバ切替えを実現します。
PRIMERGYにおいて、予備サーバを共有するN+1コールドスタンバイを実現します。
故障サーバの環境を引き継ぎ、自動復旧します。
予備サーバを共有することで、可用性とコスト削減を両立します。
SPARC M10/M12およびSPARC Enterpriseの自動復旧を実現します。
ETERNUS SF Storage Cruiserとの連携により、ファイバーチャネルスイッチに設定したスイッチゾーニング設定とSANストレージに設定したホストアフィニティ設定を自動で切り替えられます。