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ServerView Resource Orchestrator V3.4.0 解説書
FUJITSU Software

3.2 Virtual Edition

ここでは、Virtual Editionを利用する場合の運用イメージを以下に示します。

図 3.2 運用イメージ【Virtual Edition】
運用イメージ【Virtual Edition】
通常時の運用作業
本製品にリソースを登録することで、仮想環境やサーバハードウェアの機種、OSの違いを意識することなく、同一の画面で起動や停止などの電源操作ができます。
トラブル発生時の作業
  • ブレードビューアで、ブレードサーバの状態を確認します。
  • ネットワーク異常が発生した場合、ネットワークビューアを確認します。サーバやスイッチの結線状態やスイッチのポート状態を確認し、ネットワーク異常によるサーバ運用への影響を調査します。
サーバハードウェア定期保守時の作業
  1. VMホームポジションを設定します。
  2. サーバハードウェアを保守する前に他のVMにゲストOSを退避します。
  3. サーバハードウェアを保守します。
  4. VMホームポジションを利用して、サーバ交換で他のVMに退避していたゲストOSをサーバ交換前の状態に戻します。
サーバハードウェア故障時の作業
  1. 事前に予備サーバを定義します。
  2. PRIMERGYサーバやSPARC M10/M12およびSPARC Enterpriseにおいて、サーバ故障が発生した場合、事前に定義した予備サーバに自動的に切り替えてシステムを再起動します。