ここでは、本製品をインストールする際のソフトウェア条件について説明します。
本製品を使用する場合、以下の基本ソフトウェアが必要です。
基本ソフトウェア
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition | SP2以降に対応します。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64) | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 マネージャーをクラスタで運用する場合、Microsoft Failover Cluster(MSFC)を利用するため、Enterprise以上が必要です。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 |
注) 仮想化ソフトウェアにおける、VMゲストのOS上でも動作できます。
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.0 (for x86) | ドライバキット、アップデートキットなどの必須ソフトウェアがある場合、それらを準備してください。 必須ソフトウェアについては、各サーバ用の取扱説明書、またはLinuxのインストールガイドを参照してください。 必須パッケージは、「6.1.1.3 必須パッケージ」を参照してください。 ハードウェアの機種ごとの、Linuxのカーネルバージョンの対応については、富士通としてサポートしているバージョンに対応します。 なお、FJ-LSPをインストールした場合、必須パッケージのインストールは不要です。 (注3) |
注1) 仮想化ソフトウェアにおける、VMゲストのOS上でも動作できます。
注2) 内部認証機構を使用してください。
注3) 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合、FJ-LSP以外にインストールが必要なパッケージがあります。
詳細は、「6.1.1.3 必須パッケージ」を参照してください。
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition | SP2に対応します。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition | SP2以降に対応します。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64) | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 |
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x64) | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 |
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) AS (v.4 for x86) | ドライバキット、アップデートキットなどの必須ソフトウェアがある場合、それらを準備してください。 必須パッケージは、「6.1.1.3 必須パッケージ」を参照してください。 ハードウェアの機種ごとの、Linuxのカーネルバージョンの対応については、富士通としてサポートしているバージョンに対応します。 なお、FJ-LSPをインストールした場合、必須パッケージのインストールは不要です。 |
注) PRIMEQUESTシリーズを利用する場合、RHEL7は未サポートです。
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Solaris(TM) 10 オペレーティングシステム |
SANブートを使用する場合、ファイバーチャネルカード用ドライバの製品マニュアル「SPARC Enterprise SAN Boot 環境構築ガイド」を参照してください。 |
(注) Solaris 11.2の以下の機能を使用した管理はできません。
OpenStackによるクラウドの集中管理
カーネルゾーンによる独立し分離した環境
ソフトウェア定義ネットワーク - エラスティック仮想スイッチ
不変大域ゾーン
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Solaris(TM) 11 オペレーティングシステム | SANブートを使用する場合、ファイバーチャネルカード用ドライバの製品マニュアル「SPARC Enterprise SAN Boot 環境構築ガイド」を参照してください。 OVM for SPARCのゲストドメインをVMホストとして登録する場合、ゲストドメインにエージェントのインストールが必要です。 |
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
VMware vSphere 4.0 | 本製品は、VMware ESXホスト上にインストールします。インストール操作は、VMware Service Consoleを利用してください。 (注) |
注) VMware vSphere 4.0以前のVMwareESXiは管理対象サーバとして利用できません。
VMware vSphere 4.1以降のVMware ESXiは管理対象サーバとして利用できます。
VMware ESXiに本製品をインストールする必要はありませんが、エージェント登録が必要です。
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Citrix(R) XenServer(R) 5.5 | - |
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for x86) | - |
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for Intel64) | Intel64とAMD64をサポートしています。(注) |
注) 詳細は、「Red Hat Enterprise Linux 6 Virtualization Host Configuration and Guest Installation Guide」の以下を参照してください。
Chapter 2. System requirements
URL: https://access.redhat.com/documentation/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Virtualization_Host_Configuration_and_Guest_Installation_Guide/index.html |
Red Hat Enterprise Linuxのマニュアルが集約されている以下のURLからも参照できます。
URL: https://access.redhat.com/site/documentation/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/index.html |
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition | SP2以降に対応します。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64) | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 |
Microsoft(R) Windows Vista(R) Business | - |
Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional | - |
Windows(R) 8 Pro | - |
注) 仮想化ソフトウェアにおける、VMゲストのOS上でも動作できます。
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.3 (for x86) | ドライバキット、アップデートキットなどの必須ソフトウェアがある場合は、それらを準備してください。 必須ソフトウェアについては、各サーバ用の取扱説明書、またはLinuxのインストールガイドを参照してください。 必須パッケージは、「6.1.1.3 必須パッケージ」を参照してください。 ハードウェアの機種ごとの、Linuxのカーネルバージョンの対応については、富士通としてサポートしているバージョンに対応します。 なお、FJ-LSPをインストールした場合、必須パッケージのインストールは不要です。 |
注) 仮想化ソフトウェアにおける、VMゲストのOS上でも動作できます。
注意
【VMware】
無償版ライセンスのVMware ESXiは、管理対象サーバとして利用できません。
VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する場合、適切なライセンスを購入してください。
本製品のエージェントをサポートしていないOSにインストールしようとすると、インストールに失敗します。
【Hyper-V】
管理対象サーバでHyper-Vを利用する場合、管理サーバのOSはWindowsだけサポートします。
【Xen】
管理対象サーバでRHEL5-Xenを利用する場合、管理サーバのOSはLinuxだけサポートします。
管理クライアントの基本ソフトウェア
管理クライアントに本製品のソフトウェアのインストールは必要ありませんが、以下の基本ソフトウェアが必要です。
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Microsoft(R) Windows Vista(R) Business | SP1以降に対応します。 |
Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional | - |
Windows(R) 8 Pro | - |
Windows(R) 10 Pro | - |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition | SP2以降に対応します。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64) | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard | - |
本製品を使用する場合、以下のパッチが必要です。
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正 |
---|---|
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition | KB942589の修正プログラム (注) |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition | KB942589の修正プログラム (注) |
注) 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを、管理する場合に必要です。
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正(注) |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86) | 一括修正 U09031 (5.3対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64) | 一括修正 U09031 (5.3対応) |
注) アップグレードする場合に必要です。
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正 |
---|---|
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 | KB2487376の修正プログラム (注) |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 | KB2344941の修正プログラム (注) |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 SP1 | KB2550978の修正プログラム (注) |
注) 以下の機種の管理対象サーバで予備サーバへの切替えを使用する場合に必要です。
PRIMERGY BX920 S3以降
PRIMERGY BX924 S3以降
PRIMERGY BX2560 M1以降
PRIMERGY BX2580 M1以降
PRIMERGY RX200 S7以降
PRIMERGY RX300 S7以降
PRIMERGY RX2520 M1以降
PRIMERGY RX2530 M1以降
PRIMERGY RX2540 M1以降
PRIMERGY RX4770 M1以降
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正 |
---|---|
ありません | - |
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正(注) |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86) | 一括修正 U07121 (5.1対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64) | 一括修正 U07121 (5.1対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) AS (v.4 for x86) | 一括修正 U06091 (Update4対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) ES (v.4 for x86) | Kernel Update kit (Update4/4.5/4.6/4.7/4.8対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) AS (v.4 for EM64T) | 一括修正 U06091 (Update4対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) ES (v.4 for EM64T) | Kernel Update kit (Update4/4.5/4.6/4.7/4.8対応) |
注) アップグレードする場合に必要です。
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正 |
---|---|
Solaris(TM) 11 オペレーティングシステム | SRU12111(SRU1.4)以降 (注) |
注) OVM for SPARCを管理対象サーバとして利用する場合に必要です。
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正 |
---|---|
ありません | - |
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正 |
---|---|
ありません | - |
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正 |
---|---|
ありません | - |
基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正(注) |
---|---|
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86) | 一括修正 U09031 (5.3対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64) | 一括修正 U09031 (5.3対応) |
注) アップグレードする場合に必要です。
本製品を使用する場合、下記の必須パッケージが必要です。
必要に応じて、事前に必要なパッケージをインストールしてください。
インストールする必須パッケージのアーキテクチャーを丸括弧"()"内に示しています。
(32bit)の場合はi386かi686のどちらかのパッケージをインストールしてください。
インストールするアーキテクチャーの指定がないものは、OSと同じアーキテクチャーのパッケージをインストールしてください。
必要な条件 | 必須パッケージ |
---|---|
常に必要 | alsa-lib(32bit) |
管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合に必要 | openldap |
注) openssl(32bit)、openssl098e(32bit)は最新のパッケージをインストールしてください。
必要な条件 | 必須パッケージ |
---|---|
常に必要 | apr(32bit) |
管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合に必要 | glibc |
注) openssl(32bit)は最新のパッケージをインストールしてください。
必要な条件 | 必須パッケージ |
---|---|
常に必要 | alsa-lib(32bit) |
必要な条件 | 必須パッケージ |
---|---|
常に必要 | alsa-lib(32bit) |
【KVM】
| fuse.x86_64
|
【KVM】
| libguestfs-tools.x86_64 RHEL6.2の場合、追加で以下が必要です。 guestfish.x86_64 |
注) libguestfs-winsupportは、Red Hat Networkの"RHEL V2VWIN (v. 6 for 64-bit x86_64)"チャンネルから入手してください。
詳細は、「Virtualization Administration Guide」の以下を参照してください。
Chapter 16. Guest virtual machine disk access with offline tools
URL: http://docs.redhat.com/docs/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Virtualization_Administration_Guide/index.html |
Red Hat Enterprise Linuxのマニュアルが集約されている以下のURLからも参照できます。
URL: https://access.redhat.com/site/documentation/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/index.html |
必要な条件 | 必須パッケージ |
---|---|
常に必要 | alsa-lib(32bit) |
必要な条件 | 必須パッケージ |
---|---|
常に必要 | alsa-lib(32bit) |
注) OSインストール時にパッケージを指定してインストールしてください。
必要な条件 | 必須パッケージ |
---|---|
常に必要 | alsa-lib(32bit) |
注) OSインストール時にパッケージを指定してインストールしてください。
本製品を使用する場合、以下のソフトウェアが必要です。
必須ソフトウェア(Windowsマネージャー)
Windowsマネージャーの必須ソフトウェアは、以下のとおりです。
特に説明がない場合、マネージャーと同一サーバにインストールしてください。
WindowsマネージャーでRORコンソールを起動する場合、管理クライアントの必須ソフトウェアについても必要です。
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
ServerView Operations Manager (注1) | V4.20.25~V7.02 | VIOM連携、RORコンソールからサーバ管理ソフトウェアのWeb UIを呼び出す場合に必要です。 |
V5.30~V7.02 | VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する、またはシングルサインオンを使用する場合に必要です。 | |
Microsoft(R) LAN Managerモジュール | - | 物理サーバのバックアップ・リストア、クローニングで使用します。 |
BACS | - | 管理サーバの管理LANを冗長化する場合に必要です。 PRIMECLUSTER GLSを利用する場合、GLS製品の最新パッチも適用してください。 |
ServerView Virtual-IO Manager | 2.6以降 | VIOMによるI/O仮想化を利用する場合に必要です。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise (x86, x64) Failover Cluster(MSFC) | - | 管理サーバでクラスタを構成する場合に必要です。 |
VMware vCenter Server | 4.0 | VMwareに対してVMゲストのサーバ間の移動を利用する場合に必要です。 |
VMware vCenter Server Appliance | 6.0 | VMwareに対してVMゲストのサーバ間の移動を利用する場合に必要です。 |
Microsoft(R) System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 | - | Hyper-Vに対してVMゲストのサーバ間の移動、VMメンテナンスモードの設定/解除を利用する場合に必要です。 |
Windows PowerShell | 2.0以降 | Hyper-Vに対してVMゲストのサーバ間の移動、VMメンテナンスモードの設定/解除を利用する場合に必要です。 |
SNMP Service | - | ServerView Operations Manager で必要です。 |
SNMP Trap Service (OS標準のサービス) | - | ServerView Operations Manager で必要です。 |
DHCP Server (OS標準のサービス) | - | 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合に必要です。 |
ETERNUS SF Storage Cruiserマネージャー | 14.2以降(注4) | ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えを使用する場合に必要です。
|
BMC BladeLogic Server Automation | 8.0以降 | PRIMERGYおよびPRIMEQUESTで、管理対象サーバの登録、削除、クローニングとソフトウェアの配付において連携する場合に必要です。 |
BMC BladeLogic Server Automation Console | 8.0以降 | PRIMERGYおよびPRIMEQUESTで、管理対象サーバの登録、削除、クローニングとソフトウェアの配付において連携する場合に必要です。 |
Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (x86) | - | V3.2.0(T011582WP-01)以降を適用する場合に必要です。 |
注1) クラスタシステムへマネージャーをインストールする場合、プライマリーノードとセカンダリノードに必要です。
注2) ServerView Operations Managerのインストール時に、[セキュリティの構成]画面で[Intermediate]または[Old]を選択してください。[Modern]はサポートしていません。
注3) 以下のMicrosoft社のFTPサイトから入手してください。
Microsoft社のFTPサイト
URL: ftp://ftp.microsoft.com/bussys/clients/msclient/dsk3-1.exe |
注4) エージェントのOSがSolaris11 11/11以降の場合、15.1以降を使用してください。
必須ソフトウェア(Linuxマネージャー)
Linuxマネージャーの必須ソフトウェアは、以下のとおりです。
特に説明がない場合、マネージャーと同一サーバにインストールしてください。
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
ServerView Operations Manager | V4.81.05~V7.00 | RORコンソールからサーバ管理ソフトウェアのWeb UIを呼び出す場合に必要です。 |
V5.30~V7.00 | VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する、またはシングルサインオンを使用する場合に必要です。 | |
Microsoft(R) LAN Managerモジュール | - | バックアップ・リストア、クローニングで利用します。 インストールについては、「導入ガイド VE」の「2.1.2.2 ソフトウェアの準備と確認」の「Microsoft LAN Managerモジュール」を参照してください。 |
ServerView Virtual-IO Manager | 2.6以降 | VIOMによるI/O仮想化を利用する場合に必要です。 |
VMware vCenter Server | 4.0 | VMwareに対してVMゲストのサーバ間の移動を利用する場合に必要です。 |
VMware vCenter Server Appliance | 6.0 | VMwareに対してVMゲストのサーバ間の移動を利用する場合に必要です。 |
PRIMECLUSTER Enterprise Edition | 4.2A00以降 | 管理サーバでクラスタを構成する場合にどちらかのソフトウェアが必要です。 |
PRIMECLUSTER HA Server | 4.2A00以降 | |
PRIMECLUSTER GLS | - | 管理サーバの管理LANを冗長化する場合に必要です。 |
ETERNUS SF Storage Cruiserマネージャー | 14.2以降(注3) | ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えを使用する場合に必要です。
|
DHCP Server (OS標準のサービス) | - | 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合に必要です。 |
BMC BladeLogic Server Automation | 8.0以降 | PRIMERGYおよびPRIMEQUESTで、管理対象サーバの登録、削除、クローニングとソフトウェアの配付において連携する場合に必要です。 |
BMC BladeLogic Server Automation Console | 8.0以降 | PRIMERGYおよびPRIMEQUESTで、管理対象サーバの登録、削除、クローニングとソフトウェアの配付において連携する場合に必要です。 |
注1) 以下のMicrosoft社のFTPサイトから入手してください。
Microsoft社のFTPサイト
URL: ftp://ftp.microsoft.com/bussys/clients/msclient/dsk3-1.exe |
注2) 以下のVMware社のマニュアルを確認してください。
URL: https://www.vmware.com/jp/support/support-resources/pubs/ |
注3) エージェントのOSがSolaris11 11/11以降の場合、15.1以降を使用してください。
必須ソフトウェア(エージェント)
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
ServerView Agents for Windows (注1) | V4.50.05以降 | PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。 |
"setupcl.exe"モジュール | - | バックアップ・リストア、クローニングを行う場合に必要です。 なお、Windows Server 2008以降では、OSにすでに設定済みのため、新たに入手する必要はありません。 |
BACS | - | 管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。 PRIMECLUSTER GLSを利用する場合、GLS製品の最新パッチも適用してください。 |
注1) クラスタシステムへマネージャーをインストールする場合、プライマリーノードとセカンダリノードに必要です。
注2) インストールするシステムのCPUアーキテクチャー(x86, x64)やOSのバージョンに応じて入手するファイルが異なります。入手するモジュールについてはMicrosoft社のWebサイトで確認してください。
Microsoft社のWebサイト
URL(x86): URL(x64): |
最新版のモジュールを入手後、インストールするシステムの作業用フォルダー(C:\tempなど)に配置し、展開してください。
展開方法については、「導入ガイド VE」の「2.1.1.2 ソフトウェアの準備と確認」を参照してください。
なお、配置したモジュールはエージェントのインストール後は必要ありません。
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
ServerView Agents for Linux | V4.50.12以降 | PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。 |
PRIMECLUSTER GLS (注) | 4.2A00以降 | 管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。 |
注) クラスタシステムへマネージャーをインストールする場合、プライマリーノードとセカンダリノードに必要です。
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
PRIMECLUSTER GLS | 4.2以降 | 管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。 |
Oracle VM Server for SPARC Software | 3.0以降 | OVM for SPARCの制御ドメインをエージェントとして利用する場合に必要です。 |
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
ServerView Agents for VMware | V4.30-20以降 | PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。 |
ServerView ESXi CIM Provider | 1.00以降 | VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する場合に必要です。 |
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
ServerView Agents for Linux | V4.81-14以降 | PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。 |
必須ソフトウェア(HBA address rename設定サービス)
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
Internet Explorer | 8 | オンラインヘルプを表示する場合に必要です。 |
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
Firefox | 3 | オンラインヘルプを表示する場合に必要です。 |
管理クライアントの必須ソフトウェア
管理クライアントには、以下のソフトウェアが必要です。
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
Internet Explorer | 8 (注1) | RORコンソールを表示する場合、Internet ExplorerまたはFirefoxのどちらかが必要です。 Windows 10を使用する場合、Microsoft(R) Edgeは使用できません。 |
Firefox | ESR24 | |
Java(TM) 2 Runtime Environment Standard Edition | (注5) | 管理クライアントで、ServerView Operations Managerの管理画面、またはVM管理画面を表示する場合に必要です。 |
VMware Virtual Infrastructure Client | 2.0 | 【VMware】 |
VMware vSphere Client | 4.0 | |
Hyper-V Manager | - | 【Hyper-V】 |
Microsoft(R) System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 VMM 管理者コンソール | - | 【Hyper-V】 |
XenCenter | - | 【Citrix Xen】 |
注1) ネットワークビューアでは使用できません。ほかのブラウザを使用してください。
注2) RORコンソールに接続する場合、互換表示設定を行ってください。
注3) デスクトップ版 Internet Explorerだけサポートします。
注4) ブラウザの画面の解像度は100%にしてください。
注5) ServerView Operations Managerの管理画面を表示する場合、ServerView Operations Managerのマニュアルを参照してください。
VM管理画面またはコンソール画面を表示する場合、バージョン1.5以降が必要です。
参照
関連するServerView製品のインストールについて
"ServerView Operations Manager"のマネージャーへのインストールについては、注意事項があるので、「導入ガイド VE」の「2.1.1.2 ソフトウェアの準備と確認」の「ServerView Operations Manager 4.X for Windowsの場合に必要な設定」を参照してください。
本製品は、以下の製品、およびリソースコーディネータ、リソースコーディネータベースエディション、リソースオーケストレータとは併用できません。
ServerView Resource Coordinator VEは、本製品の旧製品の名称です。本製品と併用できませんが、アップグレードが行えます。アップグレードについては、「導入ガイド VE」の「付録D 旧バージョンからのアップグレード」を参照してください。
ソフトウェア名 | 製品名 |
---|---|
【Windowsマネージャー】 | SystemcastWizard |
SystemcastWizard Professional | |
SystemcastWizard Lite | |
ServerView Installation Manager (注1) | |
ServerView Deployment Manager | |
【Linuxマネージャー】 | Server System Manager |
エージェント【Windows】【Hyper-V】 | Server System Manager |
SystemcastWizard | |
SystemcastWizard Professional | |
SystemcastWizard Lite | |
ServerView Deployment Manager (注2) | |
エージェント【Linux】 | Server System Manager |
SystemcastWizard | |
SystemcastWizard Professional | |
SystemcastWizard Lite | |
ServerView Deployment Manager (注2) | |
エージェント【Solaris】【Solarisゾーン】【OVM for SPARC】 | Server System Manager(マネージャーだけ) |
エージェント【VMware】 | ServerView Deployment Manager (注2) |
エージェント【Xen】【Citrix Xen】【KVM】 | ServerView Deployment Manager (注2) |
HBA address rename設定サービス【Windows】 | SystemcastWizard |
SystemcastWizard Professional | |
SystemcastWizard Lite | |
ServerView Deployment Manager | |
HBA address rename設定サービス【Linux】 | Server System Manager |
注1) 本製品のマネージャーはPXEサーバを含むため、ServerView Installation Managerのリモートインストールに必要なPXEサーバとの併用はできません。
注2) 本製品のインストール後に、ServerView Deployment Managerをインストールできます。インストール方法については、「導入ガイド VE」の「2.2 エージェントのインストール」を参照してください。
注意
本製品のマネージャーは、SystemcastWizard Professionalのコンポーネントを一部含んでいます。したがって、SystemcastWizardと同一サブネットに配置して運用できません。
また、SystemcastWizard Professional(以降、ScwPro)、またはSystemcastWizard Lite(以降、ScwLite)と、同一サブネットに配置する場合、以下に注意してください。
ScwProとScwLiteを簡易DHCPサーバで運用し、ノンアグレッシブモードで使用してください。また、簡易DHCPで割り当てるIPアドレスのスコープ範囲が、本製品の管理対象サーバのIPアドレスと重複しないように設定してください。
本製品の管理対象サーバは、ScwProとScwLiteで同時に管理できません。
本製品に登録したサーバをScwProとScwLiteに登録しないでください。
複数のサーバを同時に操作する場合、ScwProのマルチキャストIPアドレスの設定を変更し、本製品のマネージャーと重複しないようにしてください。
詳細は、ScwProとScwLiteに関する以下の技術情報を参照してください。
URL: http://software.fujitsu.com/jp/scw-dcw/tech/tech28.html |
ActiveDirectoryのドメインコントローラーを管理サーバとする場合、マネージャーのインストール後にドメインコントローラーに昇格させることで導入できます。
本製品のマネージャーは、DHCPサーバとPXEサーバの機能を含んでいます。管理サーバ上に、DHCPサーバやPXEサーバの機能を持った、ほかの製品やサービスを配置しないでください。
ただし、同一ネットワークには共存できます。その場合、本製品の管理対象サーバをほかのDHCPサーバの管理対象外にしてください。
DHCPサーバやPXEサーバを含む商品の例
Windows Server 2003の"リモート インストール サービス"、またはWindows Server 2012/Windows Server 2008/Windows Server 2003の"Windows 展開サービス"
Windows Server 2003のADS(Automated Deployment Services)
Boot Information Negotiation Layer(BINLSVC)
ServerView Deployment Manager (注)
ServerStart(リモートインストール機能利用時)
ServerView Installation Manager
Solaris JumpStart
注) PXEサーバを含んでいるため、FUJITSU Software ServerView Resource Orchestratorと同一管理LANを使用する場合に制限される機能があります。詳細は、「導入ガイド VE」の「B.2 ServerView Deployment Managerとの共存」を参照してください。
本製品のマネージャーは、TFTPサーバの機能を含んでいます。
マネージャー上では、OS標準のTFTPサービスを使用しないでください。
【物理サーバ】
ServerView Deployment Managerについては、当社技術員に連絡してください。
静的ディスク容量は、本製品を動作させたあとも、大きさが変化しないファイルに必要な容量です。
本製品を使用する場合、各フォルダーには、静的ディスク容量に加えて「6.1.1.7 動的ディスク容量」に記載されている容量が必要です。
ディスク容量は、確認する環境の違いに応じて、多少変動します。
ソフトウェア名 | フォルダー | ディスク容量(単位: MB) |
---|---|---|
【Windowsマネージャー】 | インストールフォルダー (注) | 2000 |
【Linuxマネージャー】 | /opt | 1000 |
/etc/opt | 30 | |
/var/opt | 900 | |
エージェント【Windows】【Hyper-V】 | インストールフォルダー (注) | 140 |
エージェント【Linux】【VMware】【Xen】【Citrix Xen】【KVM】 | /opt | 110 |
/etc/opt | 5 | |
/var/opt | 5 | |
エージェント【Solaris】【Solarisゾーン】【OVM for SPARC】 | /opt | 100 |
/etc/opt | 5 | |
/var/opt | 5 | |
HBA address rename設定サービス【Windows】 | インストールフォルダー (注) | 120 |
HBA address rename設定サービス【Linux】 | /opt | 110 |
/etc/opt | 1 | |
/var/opt | 10 |
注) 本ソフトウェアのインストール時に指定するインストールフォルダー名です。
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。
Windows 64bit(x64)の場合
初期値: C:\Program Files (x86)\Resource Orchestrator
Windows 32bit(x86)の場合
初期値: C:\Program Files\Resource Orchestrator
動的ディスク容量は、本製品の動作によって動的にサイズが変わるファイルに必要な容量です。
本製品を使用する場合、各フォルダーには、静的ディスク容量に加えて以下のディスク容量が必要です。
ソフトウェア名 | フォルダー | ディスク容量(単位: MB) |
---|---|---|
【Windowsマネージャー】 | インストールフォルダー (注1) | 2580 + 管理対象サーバ数 × 4 + 16 × 10 (注3) |
環境データ格納域 (注4) | ||
イメージファイル格納フォルダー (注2) | イメージファイル格納域 | |
【Linuxマネージャー】 | /etc | 2 |
/var/opt | 2580 + 管理対象サーバ数 × 4 | |
環境データ格納域 (注4) | ||
イメージファイル格納ディレクトリ (注2) | イメージファイル格納域 | |
エージェント【Windows】【Hyper-V】 | インストールフォルダー (注1) | 60 |
エージェント【Linux】【Solaris】【Solarisゾーン】【VMware】【Xen】【Citrix Xen】【KVM】【OVM for SPARC】 | /etc | 1 |
/var/opt | 1 | |
HBA address rename設定サービス【Windows】 | インストールフォルダー (注1) | 60 |
HBA address rename設定サービス【Linux】 | /etc | 1 |
/var/opt | 60 |
注1) 本ソフトウェアのインストール時に指定するインストールフォルダー名です。
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。
Windows 64bit(x64)の場合
初期値: C:\Program Files (x86)\Resource Orchestrator
Windows 32bit(x86)の場合
初期値: C:\Program Files\Resource Orchestrator
注2) 本ソフトウェアのインストール時に指定するイメージファイル格納フォルダー(ディレクトリ)名です。
【Windowsマネージャー】
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。
Windows 64bit(x64)の場合
初期値: C:\Program Files (x86)\Resource Orchestrator\SVROR\ScwPro\depot
Windows 32bit(x86)の場合
初期値: C:\Program Files\Resource Orchestrator\SVROR\ScwPro\depot
【Linuxマネージャー】
デフォルトは以下のとおりです。
/var/opt/FJSVscw-deploysv/depot
注3) イメージ操作がエラーまたはキャンセルの場合に、イメージ操作の調査資料が退避されます。1回の退避で最大16MB、過去10回まで退避します。
注4) 電力監視を利用する場合に必要な領域です。詳細は、「環境データ格納域」を参照してください。
環境データ格納域
環境データ格納域は、電力監視を利用する場合に必要な領域です。
環境データ格納域は、電力採取対象装置から採取した環境データやそれらを集計したデータを格納する領域として、管理サーバのインストールフォルダーを使用します。
環境データ格納域として必要な容量は、登録する電力採取対象装置の数、ポーリング間隔、および環境データの保存期間から決定されます。
設定値については、「設計ガイド VE」の「11.1.1 電力監視環境の設定値」を参照してください。
以下の計算式を元に見積ってください。
必要容量(MB) = (詳細値の保存期間(月) × 6 / ポーリング間隔(分) + 10) × 3 × 電力採取対象装置の数 |
イメージファイル格納域
イメージファイル格納域は、バックアップやクローニングを行う場合に必要な領域です。
イメージファイル格納域は、バックアップやクローニングを使用して採取する管理対象サーバのイメージファイル(システムイメージ、クローニングイメージ)を格納する領域として、管理サーバ上に確保します。
注意
イメージファイル格納域は、管理サーバのローカルディスクまたはSANストレージに作成してください。ネットワークドライブ上のフォルダーや、ネットワーク上のほかのマシンの共有フォルダー(NFS、SMBなど)、UNC形式のフォルダーは指定できません。
イメージファイル格納域として必要な容量は、"システムイメージの格納域として必要な容量"、"クローニングイメージの格納域として必要な容量"、"一時的な作業領域として必要な容量"を合計した値です。
以下の計算式のとおり、それぞれの格納域に必要な容量を元に見積ってください。
以下の手順で、イメージファイル格納域として必要な容量を見積ります。
イメージファイルのサイズを算出します。
上記のA.~C.の必要容量を見積るための基礎データになるイメージファイルのサイズを算出します。
算出方法を以下に示します。
イメージファイルのサイズ = 管理対象サーバ1台のディスク使用量 × 圧縮率 |
同一ソフトウェア構成のシステム構築実績がある場合、そのシステムのディスク使用量(1つのディスクを複数の区画に分割している場合、各区画の使用量の合計)を用います。
ディスク使用量については、OSの機能を利用して確認してください。
同一ソフトウェア構成での構築実績がない場合、各ソフトウェアのインストールガイドなどに記載されたディスク容量から算出します。
OS部分については、「測定例」を参考にしてください。
管理対象サーバのディスクの使用域をイメージファイルとして管理サーバ上に格納する際の圧縮率です。
ファイルの内容によりますが、一般的に50%程度が期待できます。すでに圧縮済みのファイル(ソフトウェアのインストール媒体や画像データなど)が多い場合、全体の圧縮率が低くなります。
OS部分については、「測定例」を参考にしてください。
OSインストール直後のディスク使用量と圧縮率の測定例を以下に示します。
例
測定例
Windows Server 2003の場合
ディスク使用量: 1.9GB -> 圧縮後: 0.9GB 圧縮率: 0.9/1.9 = 47%
システムイメージの格納域として必要な容量を算出します。
システムイメージの格納域は、バックアップを行う場合に必要な領域です。システムイメージをバックアップする管理対象サーバごとに容量を確保してください。
バックアップを行わない場合は必要ありません。
システムイメージの格納域として必要な容量は、手順1.で算出したイメージファイルのサイズを元に算出します。システムイメージのバックアップを行う管理対象サーバごとに、以下の計算式で見積りを行い、その合計を必要な容量にしてください。
システムイメージの格納域として必要な容量 = イメージファイルのサイズ × 世代数 |
システムイメージの世代数です。デフォルトではシステムイメージを3世代まで管理できます。
ポイント
システムイメージの保存世代数を減らすことで、システムイメージの格納域として必要な容量を減らすことができます。
システムイメージの保存世代数の変更方法については、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「5.8 rcxadm imagemgr」を参照してください。
システムイメージをバックアップするサーバとして、A、B、Cの3台の管理対象サーバがあり、それぞれのディスク使用量と圧縮率を以下の値と見込んだ場合の例を示します。
例
見積り例
サーバA - イメージファイルのサイズ : 3.0GB (ディスク使用量: 6.0GB、圧縮率 50%)
サーバB - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
サーバC - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
(3.0 × 3) + (1.6 × 3) + (1.6 × 3) = 18.6 (GB)
クローニングイメージの格納域として必要な容量を算出します。
クローニングイメージの格納域は、クローニングを行う場合に必要な領域です。クローニングイメージを採取する管理対象サーバごとに容量を確保してください。
クローニングを行わない場合は必要ありません。
クローニングイメージの格納域として必要な容量は、手順1.で算出したイメージファイルのサイズを元に算出します。クローニングイメージの採取を行う管理対象サーバごとに、以下の計算式で見積りを行い、その合計を見積りサイズにしてください。
クローニングイメージの格納域として必要な容量 = イメージファイルのサイズ × 世代数 |
クローニングイメージの世代数です。デフォルトではクローニングイメージを3世代まで管理できます。
ポイント
クローニングイメージの保存世代数を減らすことで、クローニングイメージの格納域として必要な容量を減らすことができます。
クローニングイメージの保存世代数の変更方法については、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「5.8 rcxadm imagemgr」を参照してください。
クローニングイメージを採取するサーバとして、A、Bの2台の管理対象サーバがあり、それぞれのディスク使用量と圧縮率を以下の値と見込んだ場合の例を示します。
例
見積り例
サーバA - イメージファイルのサイズ : 3.0GB (ディスク使用量: 6.0GB、圧縮率 50%)
サーバB - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
(3.0 × 3) + (1.6 × 3) = 13.8 (GB)
一時的な作業領域として必要な容量を算出します。
一時的な作業領域は、システムイメージまたはクローニングイメージの採取時に、採取完了まで前の世代を保持するために一時的に必要な領域です。
バックアップやクローニングを行わない場合は必要ありません。
一時的な作業領域として必要な容量は、手順1.で算出したイメージファイルのサイズを元に算出します。
各管理対象サーバのイメージファイルの中で最大のサイズになる値を、イメージファイル最大サイズとし、以下の計算式で見積ってください。
一時的な作業領域として必要な容量 = イメージファイル最大サイズ × イメージファイル採取多重度 |
イメージファイル採取多重度は、1台の管理サーバの管理下にある複数の管理対象サーバに対して、イメージファイル採取(システムイメージのバックアップ、クローニングイメージの採取)の操作を最大でどれだけ同時に実行するかという運用設計から見積ります。ただし、管理サーバの負荷を抑えるため、本製品が4多重を超えないよう制御するため、多重度は最大で4となります。
システムイメージまたはクローニングイメージを採取するサーバとして、A、B、Cの3台の管理対象サーバがあり、それぞれのイメージファイルのサイズは以下のとおりです。イメージファイル採取多重度を3と見込んだ場合の例を示します。
例
見積り例
サーバA - イメージファイルのサイズ : 3.0GB (ディスク使用量: 6.0GB、圧縮率 50%)
サーバB - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
サーバC - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
3.0 × 3 = 9.0 (GB)
手順2.~4.で算出した必要容量を元に、イメージファイル格納域として必要な容量を算出します。
手順2.~4.で算出した"A. システムイメージの格納域として必要な容量"、"B. クローニングイメージの格納域として必要な容量"、"C. 一時的な作業領域として必要な容量"の合計を算出します。
本製品を使用する場合、以下のメモリ容量が最低限必要です。
本製品として必要なメモリ容量以外に、別途必須ソフトウェアのメモリ容量を考慮してください。
ソフトウェア名 | メモリ容量(単位: MB) |
---|---|
【Windowsマネージャー】 | 1700 (VMゲストを管理する場合は3400) (注) |
【Linuxマネージャー】 | 5200 (VMゲストを管理する場合は7000) (注) |
エージェント【Windows】【Hyper-V】 | 200 |
エージェント【Linux】 | 500 |
エージェント【Solaris】【Solarisゾーン】【OVM for SPARC】 | 100 |
エージェント【VMware】 | 500 |
エージェント【Xen】【Citrix Xen】【KVM】 | 500 |
HBA address rename設定サービス【Windows】 | 300 |
HBA address rename設定サービス【Linux】 | 600 |
注) 「操作ガイド VE」の「7.5.1 ネットワークデバイス管理機能の有効化」の機能を有効にした場合、さらに600MBが必要です。