ここでは、VMware Horizon Viewを利用したVDI連携機能について説明します。
本機能は、本製品の管理サーバで配備、管理される仮想L-Serverを、VDI管理製品(VMware Horizon View)に仮想デスクトップとして登録してユーザーに割り当てます。これにより、ユーザーの仮想デスクトップ利用を実現します。
サポート範囲について
各サーバのサポート範囲は下記のとおりです。
いずれも、言語は日本語および英語版をサポートします。また、仮想デスクトップOSのエディションについては問いません。
対象 | サポート範囲 |
---|---|
仮想化ソフトウェア | VMware vSphere 5.1 |
VDI管理製品 | VMware Horizon View 5.2 |
仮想デスクトップOS | Microsoft(R) Windows(R) 7 |
本製品のマネージャー | Windowsマネージャー |
システム構成について
VMware Horizon Viewを利用する場合のシステム構成例は以下のとおりです。
なお、VDI管理サーバは、Active Directoryドメインに参加している必要があります。
VDI管理サーバの管理者ユーザーのアカウントについて
管理者ユーザーのアカウントは、VDI管理製品をインストールしたサーバのローカルアカウントではありません。
以下のすべての条件を満たす必要があります。
VDI管理サーバが所属するドメインのアカウントである
VDI管理製品の管理者ロールのメンバーである
VDI管理サーバのAdministratorsグループに所属している
VMware Horizon View機能のサポートについて
VMware Horizon Viewで提供される以下の機能のサポート範囲を示します。
デスクトッププールの種別は手動プールだけをサポートします。
リンククローンは未サポートです。
ローカルモードは未サポートです。
VDIプールの利用資格について
L-Platform利用申請時に、L-Platformテンプレートに定義された名前のプールがVMware Horizon Viewに作成されます。
このプールがVDIプールにあたります。
作成されたVDIプールの中にある仮想デスクトップをユーザーが利用するためには、利用するユーザーの資格をVDIプールに付与する必要があります。
既定では、L-Platform利用申請時に指定したユーザーの資格が付与されます。
VDIプールに付与する資格に、Active Directoryドメインのグループも指定できます。
Active Directoryドメインのグループを指定する場合は、指定するグループのメンバーにVDIプールを利用するユーザーが含まれている必要があります。