スクリプトを構成する各ファイルの役割と属性について説明します。
ファイル種別 | 役割 | ファイル名規約 | 拡張子 |
ネットワークデバイスに対する定義設定・削除などのオペレーションを自動的に行うためのスクリプトを、順番に実行していくためにリスト形式で記述するファイルです。 | - | lst | |
設定用 ネットワークデバイスに対し、ポートへのVLAN設定、不正なアクセスを遮断するファイアーウォールルール設定、サーバ負荷分散ルール設定などのルールセットの目的にしたがった定義の設定追加用のスクリプトリストです。 | "create" | ||
設定異常時リカバリー用 設定用スクリプトリストの実行で異常が発生したとき後始末が必要な場合、その後始末の手続きを記載するスクリプトリストです。設定用スクリプトリストの実行で異常が発生しても後始末が不要な場合には、このスクリプトリストは用意する必要はありません。 | "create_recovery" | ||
変更用 ネットワークデバイスに対し、設定用スクリプトリストで設定した設定パラメーターの値を変更する場合の定義の設定変更用スクリプトリストです。変更する内容は、設定パラメーターの値の変更以外に、サーバの増減設に伴う物理ポート設定の追加・削除やインターフェース設定の追加・削除なども可能です。変更する内容が物理ポート設定の追加・削除や、インターフェース設定の追加・削除の場合、設定用スクリプトリストや削除用スクリプトリストで設定する内容に、変更用スクリプトリストで設定変更した内容を反映する必要があります。 | "modify.lst" | ||
変更異常時リカバリー用 変更用スクリプトリストの実行で異常が発生したとき後始末が必要な場合、その後始末の手続きを記載するスクリプトリストです。変更用スクリプトリストの実行で異常が発生しても後始末が不要な場合には、このスクリプトリストは用意する必要はありません。 | "modify_recovery" | ||
削除用 ネットワークデバイスに対し、設定用スクリプトリストや変更用スクリプトリストで追加設定した定義の設定削除用のスクリプトリストです。 | "delete" | ||
サーバ隣接インターフェース設定用 ラックサーバへ物理L-Server作成時に、ラックサーバのNICに接続するL2スイッチポートへ、物理L-Serverが使用するネットワークリソースに対応したVLAN設定の追加を行う設定追加用のスクリプトリストです。 | "connect" | ||
サーバ隣接インターフェース設定異常時リカバリー用 サーバ隣接インターフェース設定用スクリプトリストの実行で異常が発生したとき後始末が必要な場合、その後始末の手続き記載するスクリプトリストです。サーバ隣接インターフェース設定用スクリプトリストの実行で異常が発生しても後始末が不要な場合には、このスクリプトリストは用意する必要はありません。 | "connect_recovery" | ||
サーバ隣接インターフェース削除用 ラックサーバの物理L-Server削除時に、ラックサーバのNICに接続するL2スイッチポートへ、物理L-Serverが使用したネットワークリソースに対応するVLAN設定の削除を行う設定削除用のスクリプトリストです。 | "disconnect" | ||
運用操作用 ネットワーク機器に対し、状態表示、ログ採取などの運用操作コマンドを実行して、情報を取得するためのスクリプトリストです。 | "operate" | ||
ネットワークデバイスに対する定義設定・削除などのオペレーションを自動的に行うための手続きを記述するファイルです。 | 半角英数字、ハイフン("-")およびアンダースコア("_")などからなる任意の文字列で指定します。 | 言語依存 | |
定義設定・削除などのオペレーションを行うネットワークデバイスに対して送信するコマンド列を記述するファイルです。 | 32文字以内の半角英数字、ハイフン("-")およびアンダースコア("_")で指定します。 | cli | |
ルールセットのスクリプトによるネットワークデバイスの設定内容をカスタマイズできるように、カスタマイズ可能なパラメーターに値を指定するファイルです。 |
| prm | |
ルールセットのスクリプトによるネットワークデバイスの設定を行うとき、ネットワークデバイスのインターフェースに設定するパラメーターに値を指定するファイルです。 | "Unm_network_setting" | xml |