インフラ管理者が行います。
ネットワークリソースで使用するVLAN IDの決定
本製品で使用するVLAN IDを決定します。「C.3.1 リンクアグリゲーションとサーバの構成」の「図C.2 ブレードサーバでの構成例」の場合、37ポートおよび38ポートで使用するVLAN IDです。
LANスイッチブレードへのリンクアグリゲーションの設定
LANスイッチブレードへリンクアグリゲーションを設定する手順を説明します。
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch/IBP 10Gb 18/8の場合
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch/IBP 10Gb 18/8の場合、以下の設定ができます。
リンクアグリゲーション構成のポートへのVLANの設定
ネットワークリソースの外部接続ポートにリンクアグリゲーショングループの設定およびVLANの自動設定
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch/IBP 10Gb 18/8へリンクアグリゲーションを設定する手順を以下に示します。
LANスイッチブレードの外部接続ポートにリンクアグリゲーションを設定します。
LANスイッチブレードの管理コンソールから、LANスイッチブレードにリンクアグリゲーションの構成を設定し、LLDPを有効にします。
なお、VLAN自動設定する場合、VLANは設定しないでください。
設定方法については、対象のLANスイッチブレードのマニュアルを参照してください。
隣接するネットワーク機器に、リンクアグリゲーションの構成とVLANを設定します。
設定方法については、対象のネットワーク機器のマニュアルを参照してください。
本製品にLANスイッチブレードのリンクアグリゲーションの構成情報を反映します。
RORコンソールのサーバリソースツリーから、対象のLANスイッチブレードを右クリックします。
表示されたメニューで[更新]をクリックし、LANスイッチブレードのリンクアグリゲーションの構成情報を本製品に反映します。
本製品にLANスイッチブレードのリンクアグリゲーションの構成情報が反映されたことを確認します。
RORコンソールのサーバリソースツリーから、対象のLANスイッチブレードを選択し、[リソース詳細]画面を表示します。
[リソース詳細]画面の[リンクアグリゲーショングループ名]に手順1.で設定したリンクアグリゲーションの構成情報が表示されていることを確認します。
手順1.で設定したリンクアグリゲーションの構成情報が表示されていない場合、手順1.および手順2.の設定が行われていることを確認してから再度手順3.を行ってください。
ネットワークリソースを作成します。
ネットワークリソースの作成は、「C.3.3 本製品の運用」の「ネットワークリソースの作成」を参照してください。
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch/IBP 10Gb 18/8以外の場合
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch/IBP 10Gb 18/8以外へリンクアグリゲーションを設定する手順を以下に示します。
LANスイッチブレードの外部接続ポートにリンクアグリゲーションを設定します。
なお、VLAN自動設定する場合、VLANは設定しないでください。
設定方法については、対象のネットワーク機器のマニュアルを参照してください。
隣接するネットワーク機器に、リンクアグリゲーションの構成とVLANを設定します。
設定方法については、対象のネットワーク機器のマニュアルを参照してください。
本製品にLANスイッチブレードのリンクアグリゲーションの構成情報を反映します。
RORコンソールのサーバリソースツリーから、対象のLANスイッチブレードを右クリックします。
表示されたメニューで[更新]をクリックし、LANスイッチブレードのリンクアグリゲーションの構成情報を本製品に反映します。
本製品にLANスイッチブレードのリンクアグリゲーションの構成情報が反映されたことを確認します。
RORコンソールのサーバリソースツリーから、対象のLANスイッチブレードを選択し、[リソース詳細]画面を表示します。
[リソース詳細]画面の[リンクアグリゲーショングループ名]に手順1.で設定したリンクアグリゲーションの構成情報が表示されていることを確認します。
手順1.で設定したリンクアグリゲーションの構成情報が表示されていない場合、手順1.および手順2.の設定が行われていることを確認してから再度手順3.を行ってください。
ネットワークリソースを作成します。
ネットワークリソースの作成は、「C.3.3 本製品の運用」の「ネットワークリソースの作成」を参照してください。
LANスイッチブレードへのリンクアグリゲーションの設定例(LANスイッチブレード PY CB Eth Switch/IBP 1Gb 36/8+2 の場合)
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch/IBP 1Gb 36/8+2へリンクアグリゲーションを設定する手順を以下に示します。
リンクアグリゲーション(ポートチャネル)のグループを作成します。
作成したポートチャネル・グループのモードをLACPに設定します。
リンクアグリゲーションで利用するLANスイッチブレードのアップリンクポートをポートチャネルに組み込みます。
スイッチにVLANを作成します。
作成したVLANにポートチャネルを組み込みます。
2台のLANスイッチブレードにそれぞれログインして、コマンドを実行すると組み込まれます。
以下は、LANスイッチブレード1台のリンクアグリゲーションを設定する例です。詳細は、LANスイッチブレードのマニュアルを参照してください。
ポートチャネルを作成し、外部ポートを組み込む
#port-channel pc-1 <RETURN> ポートチャネルを作成 Interface BX900-CB1/1/1 created for port-channel pc-1 #interface BX900-CB1/1/1 <RETURN> ポートチャネルの設定 #no staticcapability <RETURN> staticリンクアグリゲーションを設定(LACPに設定) #exit <RETURN> #interface range 0/37 - 0/38 <RETURN> アップリンクポートを組込み #channel-group BX900-CB1/1/1 <RETURN> #exit <RETURN> #exit <RETURN> #show port-channel all <RETURN> 設定結果を確認 Port- Link Log. Channel Adm. Trap STP Mbr Port Port Intf Name Link Mode Mode Mode Type LB Ports Speed Active ------ ---- ------ ---- ---- ------ ---- --- -------------- ------ ------ BX900-CB1/1/1 pc-1 Down En. En. En. St. SDM BX900-CB1/0/37 Auto False BX900-CB1/0/38 Auto False |
ポートチャネルが作成され、指定されたポートが組み込まれているか確認してください。
VLANを作成する
#configure <RETURN>
#vlan database <RETURN>
#vlan 2 <RETURN> VLAN ID2を作成する
#exit <RETURN>
#exit <RETURN>
#show vlan <RETURN>
VLAN ID VLAN Name VLAN Type Interface(s)
------- --------- --------- -------------------------
2 VLAN0002 Static |
VLAN ID2が作成されているか確認してください。
VLANにポートチャネルを組み込む
#configure <RETURN>
#interface BX900-CB1/1/1 <RETURN>
#switchport allowed vlan add 2 tagging <RETURN>
#exit <RETURN>
#exit <RETURN>
#show vlan id 2 <RETURN>
VLAN ID: 2
VLAN Name: VLAN0002
VLAN Type: Static
Interface Current Configured Tagging
----------------- -------- ----------- --------
BX900-CB1/1/1 Include Autodetect Tagged |
VLANにポートチャネルが組み込まれたことを確認してください。
LANスイッチブレードへのリンクアグリゲーションの設定例(LANスイッチブレード PY CB Eth Switch/IBP 10Gb 18/8 の場合)
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch/IBP 10Gb 18/8へリンクアグリゲーションを設定する手順を以下に示します。
リンクアグリゲーションに組み込む全てLANスイッチブレードの外部ポート(アップリンクポート)が同じVLANになるように設定します。
リンクアグリゲーションに組み込む全ての外部ポートにリンクアグリゲーショングループを設定します。
リンクアグリゲーションに組み込む全ての外部ポートのLLDPを有効に設定します。
なお、LLDPの設定の際、[VLAN名称情報]は無効に設定してください。その他の項目は有効に設定してください。
2台のLANスイッチブレードにそれぞれログインして、コマンドを実行すると組み込まれます。
以下は、LANスイッチブレード1台のリンクアグリゲーションを設定する例です。詳細は、LANスイッチブレードのマニュアルを参照してください。
2つの外部ポート(0/19、0/20)をリンクアグリゲーションする
# configure <RETURN>
(config)# interface range 0/19-0/20 <RETURN>
(config-if)# vlan untag 10 <RETURN>
(config-if)# vlan tag 20 <RETURN>
(config-if)# type linkaggregation 1 <RETURN> |
外部ポートのLLDPを有効に設定する
(config-if)# lldp mode enable <RETURN> (config-if)# lldp info vlan-name disable <RETURN> (config-if)# exit <RETURN> (config)# save <RETURN> |
注意
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch/IBP 10Gb 18/8の場合、リンクアグリゲーションのメンバーポートが以下のいずれかの条件の場合、本製品はそのリンクアグリゲーションのメンバーポート情報を認識できません。
リンクアグリゲーションのメンバーポートのLLDPがdisableもしくはreceiveの場合
リンクアグリゲーションのメンバーポートのVLANが他のメンバーポートと異なる場合
リンクアグリゲーションのメンバーポートのLLDPの[VLAN名称情報]が有効な場合
LLDPがdisableの場合のLANスイッチブレードの設定例
(config)# interface range 0/19-0/20 <RETURN>
(config-if)# vlan untag 10 <RETURN>
(config-if)# vlan tag 20 <RETURN>
(config-if)# type linkaggregation 1 <RETURN>
(config-if)# lldp mode disable <RETURN>
(config-if)# exit <RETURN>
(config)# save <RETURN> |
本製品が認識したリンクアグリゲーション情報
リンクアグリゲーショングループ名:linkaggregation1
メンバーポート:-