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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 設計ガイド
FUJITSU Software

2.2 利用者の役割と利用できる機能

ここでは、本製品の利用者の役割(ロール)と各利用者が利用できる機能について説明します。

本製品の利用者の役割(ロール)と各利用者が利用できる機能は、以下のとおりです。

図2.1 本製品の利用者の役割と各利用者が利用できる機能


本製品の利用者の役割

本製品の利用者の役割については、「解説書」の「第4章 本製品の利用者の役割【Cloud Edition】」を参照してください。

本製品の主な利用者が利用できる機能

本製品の利用者と利用できる機能については、「5.1.2 ロールと可能な操作」を参照してください。

本製品の主な利用者が利用できる機能は、以下のとおりです。

表2.1 利用できる機能

主な機能

説明

対象者

L-Platformの標準化

(L-Platformテンプレート)

複数のサーバ、ストレージ、ネットワークの論理構成のひな型(L-Platformテンプレート)を作成し、公開します。

インフラ管理者またはテナント管理者

L-Platformの利用申請

公開されたL-Platformテンプレートから利用用途に応じたものを検索・選択し、利用申請します。

テナント管理者またはテナント利用者

L-Platformの利用

目的に合ったL-Platformを必要に応じて利用できます。

テナント利用者

利用料金の参照

L-Platformの利用に対する利用料金情報として監視できます。

L-Platformの使用量および課金情報をもとに利用料金を算出します。算出した利用料金を参照できます。

インフラ管理者またはテナント管理者

テナントによる複数部門でのICTリソースの安全な利用

複数部門によるICTリソースの共通利用とセキュリティの確保を実現できます。

テナント管理者

ICTリソースの有効活用

ICTリソースをまとめて管理(リソースプール)できます。利用量の変化に応じて、ICTリソースを有効に活用できます。

インフラ管理者

ICTリソースの見える化

ICTリソースの利用状況をダッシュボードで簡単に把握できます。ダッシュボード上でリソースプールの空き状況を監視できます。また、L-ServerやL-Platformの性能情報や構成情報の表示、リソースプールの需要予測、VMゲストの再配置シミュレーションができます。

インフラ管理者またはテナント管理者


RORコンソールが提供する機能

本製品では、RORコンソールと呼ばれるGUIを提供します。

RORコンソールが提供する機能については、「クイックスタートガイド CE」の「第2章 RORコンソールが提供する機能一覧」を参照してください。