ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 操作ガイド テナント管理者編(互換表示)
FUJITSU Software

8.2.1 新規のL-Platform利用申請

[L-Platform]タブの[利用申請]ページを利用して、登録されているL-Platformテンプレートに基づいてL-Platformの利用申請ができます。

新規にL-Platformの利用申請をするには、以下の2通りの方法があります。どちらの方法で実施するかは、インフラ管理者が定めた利用申請方法によって決まります。

以下に、それぞれの操作手順を示します。

L-Platformテンプレート構成変更不可

新規にL-Platformの利用申請をするには、以下のように操作します。

  1. [L-Platform]タブの操作メニューから[利用申請]を選択します。
    [利用申請]ページが表示されます。

  2. [利用申請]ページで手順を確認して、[新規でL-Platformを作成]ボタンをクリックします。

  3. [テンプレート検索]ページで、L-Platformテンプレートの内容を確認しながら、利用するL-Platformテンプレートを選択します。
    [テンプレート検索]ページには、L-Platformに登録され、かつ公開されているすべてのL-Platformテンプレートが表示されます。
    また、各L-Platformテンプレートには、対応する概算料金が表示されます。

    ポイント

    L-Platformテンプレートの概算料金は、概算料金の表示機能が有効に設定されている場合にだけ表示されます。

    L-Platformテンプレートは、L-Platformテンプレート名で昇順に表示されています。L-Platformテンプレートの表示される順番は、[並び順]の[昇順|降順]ボタンをクリックして切り替えることができます。

    キーワード検索を使用して、L-Platformテンプレートを検索する場合は、[キーワード]を入力し、[絞り込み]ボタンをクリックします。[キーワード]には、利用したいL-Platformテンプレートを表すキーとなる文字列を指定してください。指定する文字列の大文字と小文字は区別されません。キーワードを指定すると、インフラ管理者によってL-Platformテンプレートに設定されているキーワードを基にした検索が実行されます。このため、インフラ管理者によってL-Platformテンプレートにキーワードが設定されていない場合は、キーワード検索は利用できません。
    例えば、RedHat Linux 5.1がOSとしてインストールされているL-Platformテンプレートを探したい場合には、"Linux 5.1"などを指定してください。

  4. 利用するL-Platformテンプレートを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。

    [基本情報]ページが表示されます。

    [L-Platform名]には、L-Platformテンプレート名が表示されています。
    任意の名称に変更する場合は、組織内で一意になるように、以下の文字を除いた、85文字以内で指定します。

       <  >  &  ' " 制御文字

    ただし、L-Platformの設定によっては、指定できる文字列と文字数が異なる場合があります。
    以下の文字を使用した23文字以内での指定を推奨します。

       半角英数字  _(アンダースコア)  -(ハイフン)
  5. [L-Platform名]を入力して、[次へ]ボタンをクリックします。
    [構成確認]ページが表示されます。

    ポイント

    CSV出力

    画面左下の[CSV出力]ボタンをクリックすると、[保存先選択]画面が表示され、L-Platformテンプレートの構成をCSVファイルに保存できます。
    CSVファイル名は、デフォルトで次の形式となります。このファイル名は必要に応じて変更できます。

    L-Platform構成(+<L-Platform名>+)_<日付>+.csv

    構成保存

    [構成保存]ボタンをクリックすると、L-Platformの構成が保存され、[利用申請]ページに戻ります。
    保存されたL-Platformテンプレートは、[利用申請]ページの[構成保存中からL-Platformを作成]ボタンを利用して、利用申請できます。

  6. 表示されるL-Platformの構成を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
    [次へ]ボタンをクリックすると、[利用許諾]ページが表示されます。

  7. 表示される利用許諾を確認し、[利用許諾に同意する]チェックボックスをチェックしてから、[作成]ボタンをクリックします。

    ポイント

    申請プロセスが有効に設定されている場合は、[利用許諾]ページで[作成]ボタンをクリックすると、[回送画面]画面が表示されます。詳細は、「8.5 申請プロセスの回送先選択」を参照してください。

    L-Platformの利用申請が受け付けられると、[完了]ページが表示されます。

    • 申請プロセスが有効に設定されていない場合

      以下のメッセージが表示されます。
      "L-Platformの配備依頼を完了しました。配備処理は完了するまでに時間がかかります。"

    • 申請プロセスが有効に設定されている場合

      以下のメッセージが表示されます。
      "L-Platformの配備依頼を完了しました。配備処理は、承認または審査後に行われます。"

  8. [閉じる]ボタンをクリックして、[利用申請]ページに戻ります。

ポイント

  • 利用申請したL-Platformが配備されると、申請者に利用申請完了通知メールが送信されます。利用申請完了通知メールには、L-Platformにアクセスするために必要な情報が記載されています。
    利用申請したL-Platformの配備に失敗すると、申請者、インフラ管理者に利用申請失敗通知メールが送信されます。この場合は、インフラ管理者に確認してから、再度、利用申請してください。

  • 利用申請したL-Platformにサーバロードバランサー(SLB)が含まれる場合には、配備後、サーバロードバランサーに対する運用操作する前に、必ず、8.3.11 サーバロードバランサー(SLB)の設定をしてください。

L-Platformテンプレート構成変更可能

新規にL-Platformの利用申請をするには、以下のように操作します。

  1. [L-Platform]タブの操作メニューから[利用申請]を選択します。
    [利用申請]ページが表示されます。

  2. [利用申請]ページで手順を確認して、[新規でL-Platformを作成]ボタンをクリックします。

  3. [テンプレート検索]ページで、L-Platformテンプレートの内容を確認しながら、利用するL-Platformテンプレートを選択します。
    [テンプレート検索]ページには、L-Platformに登録され、かつ公開されているすべてのL-Platformテンプレートが表示されます。
    また、各L-Platformテンプレートには、対応する概算料金が表示されます。

    ポイント

    L-Platformテンプレートの概算料金は、概算料金の表示機能が有効に設定されている場合にだけ表示されます。

    L-Platformテンプレートは、L-Platformテンプレート名で昇順に表示されています。L-Platformテンプレートの表示される順番は、[並び順]の[昇順|降順]ボタンをクリックして切り替えることができます。

    キーワード検索を使用して、L-Platformテンプレートを検索する場合は、[キーワード]を入力し、[絞り込み]ボタンをクリックします。[キーワード]には、利用したいL-Platformテンプレートを表すキーとなる文字列を指定してください。指定する文字列の大文字と小文字は区別されません。キーワードを指定すると、インフラ管理者によってL-Platformテンプレートに設定されているキーワードを基にした検索が実施されます。このため、インフラ管理者によってL-Platformテンプレートにキーワードが設定されていない場合は、キーワード検索は利用できません。
    例えば、RedHat Linux 5.1がOSとしてインストールされているL-Platformテンプレートを探したい場合には、"Linux 5.1"などを指定してください。

  4. 利用するL-Platformテンプレートを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。

    [基本情報]ページが表示されます。

    • L-Platform名

      [L-Platform名]には、L-Platformテンプレート名が表示されています。
      任意の名称に変更する場合は、組織内で一意になるように、以下の文字を除いた、85文字以内で指定します。

         <  >  &  ' " 制御文字

      ただし、L-Platformの設定によっては、指定できる文字列と文字数が異なる場合があります。
      以下の文字を使用した23文字以内での指定を推奨します。

         半角英数字  _(アンダースコア)  -(ハイフン)
    • 接続先

      利用するL-Platformテンプレートで接続先を指定している場合に、接続の有無を指定できます。
      接続先の候補にはL-Platformテンプレートで指定したものだけが表示されます。
      配備するL-Platformにおいて、L-Platformテンプレートで指定の接続先に接続しない場合はチェックを外します。

      • 公開IPアドレス

        ・自動選択

        利用するIPアドレス数を指定します。

        ・手動選択

        [追加]ボタンをクリックし、[公開IPアドレスの追加]画面から公開するIPアドレスの追加を行います。[追加するIPアドレス]に、L-Platformで利用するIPアドレスを入力後、[追加]ボタンをクリックします。
        指定したIPアドレスを削除するには、リストからIPアドレスを選択して、[削除]ボタンをクリックしてください。

        なお、利用可能なIPアドレスは、インフラ管理者にお問い合わせください。

  5. 基本情報の入力後、[次へ]ボタンをクリックします。
    [構成変更]ページが表示されます。

  6. [構成変更]ページに選択されたL-Platformテンプレートの構成が表示されますので、必要に応じて構成を変更します。
    [構成変更]ページで変更できる項目については、「8.3.20 構成変更ページ」を参照してください。

  7. L-Platformテンプレートの変更が完了したら、[次へ]ボタンをクリックします。
    [構成確認]ページが表示されます。

    項目

    表示形式

    変更された項目

    変更された項目の値が赤字で表示されます。変更前の値は[(変更前の値)から変更]として表示されます。

    追加された項目

    追加された要素のあとに"*追加"と表示されます。
    追加された項目の値は赤字で表示されます。追加された項目の背景は赤で表示されます。

    削除された項目

    削除された項目のあとに"*削除"と表示されます。
    削除された項目の背景はグレーで表示されます。

    ポイント

    CSV出力

    画面左下の[CSV出力]ボタンをクリックすると、[保存先選択]画面が表示され、L-Platformテンプレートの構成をCSVファイルに保存できます。
    CSVファイル名は、デフォルトで次の形式となります。このファイル名は必要に応じて変更できます。

    L-Platform構成(+<L-Platform名>+)_<日付>+.csv

    構成保存

    [構成保存]ボタンをクリックすると、L-Platformの構成が保存され、[利用申請]ページに戻ります。
    保存されたL-Platformテンプレートは、[利用申請]ページの[構成保存中からL-Platformを作成]ボタンを利用して、利用申請可能です。

  8. 表示されるL-Platformの構成を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
    [次へ]ボタンをクリックすると、[利用許諾]ページが表示されます。

  9. 表示される利用許諾を確認し、[利用許諾に同意する]チェックボックスをチェックしてから、[作成]ボタンをクリックします。

    ポイント

    申請プロセスが有効に設定されている場合は、[利用許諾]ページで[作成]ボタンをクリックすると、[回送画面]画面が表示されます。詳細は、「8.5 申請プロセスの回送先選択」を参照してください。

    L-Platformの利用申請が受け付けられると、[完了]ページが表示されます。

    • 申請プロセスが有効に設定されていない場合

      以下のメッセージが表示されます。
      "L-Platformの配備依頼を完了しました。配備処理は、完了するまでに時間がかかります。"

    • 申請プロセスが有効に設定されている場合

      以下のメッセージが表示されます。
      "L-Platformの配備依頼を完了しました。配備処理は、承認または審査後に行われます。"

  10. [閉じる]ボタンをクリックして、[利用申請]ページに戻ります。

ポイント

  • 利用申請したL-Platformが配備されると、申請者に利用申請完了通知メールが送信されます。利用申請完了通知メールには、L-Platformにアクセスするために必要な情報が記載されています。
    利用申請したL-Platformの配備に失敗すると、申請者、インフラ管理者に利用申請失敗通知メールが送信されます。この場合は、インフラ管理者に確認してから、再度、利用申請してください。

  • 利用申請したL-Platformにサーバロードバランサー(SLB)が含まれる場合には、配備後、サーバロードバランサーに対する運用操作を実施する前に、必ず、8.3.11 サーバロードバランサー(SLB)の設定をしてください。

  • サーバ仮想化ソフトウェアがRHEL-KVMの場合、利用申請したL-PlatformにWindows Server 2008 R2以外のWindowsのサーバが含まれている場合、配備後、インフラ管理者によるIPアドレス、デフォルトゲートウェイ、およびホスト名の設定が完了するまで、利用できません。テナント利用者から配備完了の通知を受けたら、インフラ管理者に該当するサーバの設定を依頼してください。

  • サーバ仮想化ソフトウェアがOVM for x86の場合、配備後、インフラ管理者によるIPアドレス、デフォルトゲートウェイ、およびホスト名の設定が完了するまで、利用できません。テナント利用者から配備完了の通知を受けたら、インフラ管理者に対して該当するサーバの設定を依頼してください。

  • サーバ仮想化ソフトウェアがCitrix XenServerの場合、利用するクローニングイメージによっては、配備後、インフラ管理者によるIPアドレス、デフォルトゲートウェイ、およびホスト名の設定が完了するまで、利用できません。テナント利用者から配備完了の通知を受けたら、インフラ管理者に対して該当するサーバの設定を依頼してください。配備後にIPアドレスなどの設定が必要なクローニングイメージかどうかについてはインフラ管理者に確認してください。

  • サーバ仮想化ソフトウェアがOVM for SPARCの場合、ゲストOSがSolaris 11のサーバは、配備時に管理LANに接続したNICだけIPアドレスが設定されます。このため、管理LANにNICを接続しておくことを推奨します。
    サーバを管理LANに接続していない場合には、配備後にインフラ管理者によるIPアドレスの設定が必要ですので、テナント利用者から当該サーバの配備完了の通知を受けてから、インフラ管理者にIPアドレスおよび必要に応じてデフォルトゲートウェイの設定を依頼してください。

  • サーバ仮想化ソフトウェアがOVM for SPARCの場合、配備後、テナント利用者がゲストOSにrootアカウントでログインできるようにするために、インフラ管理者によるゲストOSに対するsshでのrootアカウントの接続を許可する設定が必要です。テナント利用者からの当該サーバからの配備完了の通知を受けたら、インフラ管理者にゲストOSへのrootアカウントのssh接続の設定を依頼してください。

  • サーバ仮想化ソフトウェアがSolarisゾーン、かつ管理者ユーザー名がrootの場合、配備後、テナント利用者がゲストOSにrootアカウントでログインできるようにするために、インフラ管理者によるゲストOSに対するsshでのrootアカウントの接続を許可する設定が必要です。テナント利用者からの当該サーバからの配備完了の通知を受けたら、インフラ管理者にゲストOSへのrootアカウントのssh接続の設定を依頼してください。
    管理者ユーザー名がroot以外の場合、上記の設定は必要ありません。

  • サーバ仮想化ソフトウェアがSolarisゾーン、かつゲストOSがSolaris 11のサーバは、配備時に複数のNICを指定した場合、配備完了後にIPアドレスおよびデフォルトゲートウェイの設定が必要です。テナント利用者からの当該サーバからの配備完了の通知を受けたら、インフラ管理者に依頼してください。

  • サーバ仮想化ソフトウェアがRHEL-KVMの場合、WindowsまたはLinux以外のサーバの利用申請方法については、インフラ管理者に確認してください。