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ETERNUS SF Express 16.8 / Storage Cruiser 16.8 / AdvancedCopy Manager 16.8 Webコンソール説明書
FUJITSU Storage

6.2 ボリュームの作成とサーバへの割当て

Quick Launchで作成できるボリュームは、シン・プロビジョニングボリュームです。

ボリュームの作成からサーバへの割当てまでを一括して行う手順は、以下のとおりです。

  1. Quick Launchの左ペインで、サーバに割り当てるボリュームが存在するストレージ装置、または、サーバに割り当てるボリュームを作りたいストレージ装置を選択します。

  2. メニュー領域の[アクション]にマウスオーバーし、[ボリューム作成&割り当て]をクリックします。
    「ボリューム作成&割り当て: アクセスパスの設定」画面が表示されます。

  3. ボリュームを割り当てるサーバとETERNUS ディスクアレイとのアクセスパス(経路)を設定します。
    接続するサーバのポートとストレージ装置のポートの組合せを、同時に、複数定義することができます。

    1. サーバのポート、ストレージ装置のポートをそれぞれ選択し、[追加]ボタンをクリックします。

    2. 必要なすべてのアクセスパスを追加したあと、[次へ]ボタンをクリックします。

    ポイント

    • アクセスパスを設定する際は、CM故障に備えて、CMが異なるポートを複数定義することを推奨します。接続するサーバのポートが複数存在する場合、2つ以上のサーバポートを使用するような組合せを指定する(マルチパス構成にする)ことを推奨します。

    • 指定したサーバとストレージ装置間ですでにアクセスパスが設定されている場合は、設定されているアクセスパスが画面上に表示されます。画面の[次へ]ボタンをクリックすることで、アクセスパスを追加することなく、次のステップへ進むこともできます。

  4. サーバに割り当てるボリュームがない場合は、ボリュームを作成します。
    ボリュームの作成が不要なときは、手順5へ進んでください。

    1. 「ボリューム作成&割り当て: ボリュームの作成と割り当て」画面にある[ボリューム作成]ボタンをクリックします。
      「ボリューム作成」画面が表示されます。

    2. 必要事項を入力したあと、[次へ]ボタンをクリックします。

    3. 表示された確認画面の内容を確認し、[完了]ボタンをクリックします。

    参考

    ボリュームの名前は、volumeName_n の形式で命名されます。volumeName には、指定した名前が入ります。n には、作成されたボリューム数に応じて自動的に採番された数値(0からの通番)が入ります。

  5. 「ボリューム作成&割り当て: ボリュームの作成と割り当て」画面で、サーバに割り当てるボリュームをチェックし、[追加]ボタンをクリックします。なお、手順4でボリュームを作成した場合、作成したボリュームが自動的にチェックされています。
    サーバに割り当てるすべてのボリュームを追加したあと、[次へ]ボタンをクリックします。

    注意

    本画面を開いている間は、選択しているストレージ装置に対して、別のユーザーでボリュームを追加しないでください。
    なお、本画面以外からボリュームを追加した場合は、割り当てるボリュームが正しいかを本画面で再確認してください。

  6. 表示された確認画面の内容を確認し、[完了]ボタンをクリックします。

ポイント

Storage Cruiserを利用し、かつ、Storage CruiserがサポートしているファイバーチャネルスイッチをStorage Cruiserに登録している場合は、ゾーニングの設定とサーバでのボリューム検出が自動的に行われます。