rdbhsrscコマンドで設定した内容の変更や、RDBシステムを削除する場合の操作について説明します。
登録されているRDBシステムの情報を表示する場合は、rdbhsrscコマンドのpオプションにより表示します。
# rdbhsrsc -p RDBII rdbhsrsc DATE: 2008/05/14 TIME:14/13/46 Resource:CAPITAL (1) Kind :capital (2) Interval:3 (3) Lang :ja_JP.UTF-8 (4) Mode :hotstandby (5) Timeout:600 (6) ChkTimes:6 (7) Action :message (8) SysNode :node1RMS (9) SysNode :node2RMS (9) SysNode :node3RMS (9)
(1) RDBシステム名
(2) ロードシェアシステム種別
capital :管理システム
satellite :一般システム
(3) プロセス監視間隔(単位は秒)
(4) 言語種別
Symfoware/RDB起動時に使用するロケールを表示します。
(5) RDBシステムの利用モード
(Capitalシステムの場合のみ表示されます。)
standby :スタンバイ機能を利用した運用
hotstandby:ホットスタンバイ機能を利用した運用
(6)タイムアウト時間(単位は秒)
0の場合は無応答監視はしない
(7)タイムアウトチェック回数(単位は回)
(8)無応答検出時のアクション
message :qdg13960wのメッセージを出力し、タイムアウト時間内に
レスポンスを保証できなかったことを通知します。
failover:qdg12673uのメッセージを出力し、Capitalシステムは、クラスタ切替えを行います。
Satelliteシステムは停止して、ユーザロググループを引き継ぎます。
(9) SysNode名ポイント
ノード名にはクラスタノード名とSysNode名があります。SysNode名はクラスタノード名+“RMS”で表現します。Symfoware/RDBはSysNode名を使用します。SysNodeの詳細については、“PRIMECLUSTER導入運用手引書”を参照してください。
RDBシステムの内容の変更は以下の手順で行います。
クラスタアプリケーションおよびRMSを停止します。クラスタアプリケーションおよびRMSの停止については、“7.4.28 クラスタアプリケーションの停止”を参照してください。
rdbhsrscコマンドのuオプションでRDBシステムの内容を変更します。
クラスタアプリケーションおよびRMSを起動します。クラスタアプリケーションおよびRMSの起動については、“7.4.24 クラスタアプリケーションの起動”を参照してください。
注意
リソースを登録したノード構成を変更する場合は、RDBシステムを削除した後に再作成してください。
登録されているRDBシステムを削除する場合の手順を以下に示します。
対象のRDBシステムが登録されているクラスタアプリケーションおよびRMSを停止します。クラスタアプリケーションおよびRMSの停止については、“7.4.28 クラスタアプリケーションの停止”を参照してください。
クラスタアプリケーションとRDBシステムのリソースを削除します。クラスタアプリケーションの削除の詳細については、“C.7.1 設定の確認と修正”の“削除手順”を、リソースの削除の詳細については、“C.5.3 RDBシステムリソースの選択の終了”の“削除手順”を参照してください。
クラスタアプリケーションおよびRMSを起動します。クラスタアプリケーションおよびRMSの起動については、“7.4.24 クラスタアプリケーションの起動”を参照してください。
登録されているRDBシステムを削除する場合
# rdbhsrsc -d
参照
rdbhsrscコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。