アクセスログ運用時の注意事項を以下に示します。
問い合わせの種類が「集計表」、または「明細表」の場合、データベースから読み込んだデータをNavigator Serverが加工することがあります。その場合、読み込みレコード件数に出力される件数とクライアントに表示される件数が一致しないことがあります。
問い合わせの種類が「明細データ」の場合、クライアントでデータの読み込みを中断すると、読み込み件数に出力される件数とクライアントに表示される件数が一致しないことがあります。
すでに存在するアクセスログファイルに対して、アクセス権限は変更しないでください。変更した場合、アクセスログが採取できなくなることがあります。
パーシャルテーブルに対する問い合わせを行った場合、問い合わせ情報は、アクセスログファイルに出力されません。
アウタジョインで結合されている項目名は、WHEREラベルの情報に出力されません。ただし、Oracleの場合に限り、WHEREラベルの情報にOracleの外部結合の構文仕様にもとづいて、「(+)」演算式が付加された項目名が出力されます。
Webコンポーネントの共有機能を利用している場合に、以下のいずれかの方法で問い合わせを行った場合、[CLIENT]ラベルに出力されるIPアドレスは、WebコンポーネントのIPアドレスが出力されます。
カタログ管理ツールでの問い合わせの実行
共有サービスの運用コマンドを利用した問い合わせの実行
問い合わせ結果参照画面から最新の問い合わせ結果を取得した場合
簡易問い合わせ画面から問い合わせの実行
他サイトのSymfoware Serverのデータを利用した問い合わせは、アクセスログに出力されません。