ここでは、アクセスログを利用してNavigatorを運用するために必要な環境設定、およびアクセスログに出力される情報について説明します。
アクセスログとは、利用者がNavigatorからリレーショナルデータベースにアクセスしたときの各種情報を出力する機能です。アクセスログは、環境変数"RN_LOG_DBACCESS"で指定したファイルに出力されます。このファイルを、アクセスログファイルと呼びます。
アクセスログファイルを分析することで、利用頻度の少ないテーブルなどを分析したり、DBMSのチューニングに利用したりすることができます。
なお、アクセスログを利用してDBMSのチューニングなどを行うには、利用しているシステムのチューニング、およびDBMSのチューニングについての知識・経験が必要となります。
アクセスログを利用した運用作業
アクセスログを利用した運用では、以下の作業を定期的に行います。
分析を行ったアクセスログファイルは、別のファイルで管理してください。別のファイルへのコピーや削除には、OSのコマンドなどを使用して行ってください。
アクセスログを出力する運用を続ける場合、アクセスログの蓄積によって、ディスクが消費されます。したがって、アクセスログを出力するディスクの空き容量を、定期的にチェックする必要があります。