CSVファイルの配置
“1.3.1 CSVファイルを利用する場合の資源配置”に従って、CSVファイルを配置します。
Navigatorサーバの環境設定
CSVファイルを利用するために必要なNavigatorサーバの環境設定を行います。以下の環境変数を環境設定ファイルに設定してください。
各環境変数の詳細は、“付録A 環境変数リファレンス”を参照してください。
環境変数 | 設定内容 |
---|---|
RN_FILE_DATA_DIR | “1.3.1 CSVファイルを利用する場合の資源配置”で決めたCSVファイルの配置ディレクトリを指定します。 |
RN_FILE_META_DIR | “1.3.1 CSVファイルを利用する場合の資源配置”で決めた拡張辞書ファイルの配置ディレクトリを指定します。 |
RN_FILE_CHARSET | CSVファイルの文字コードを指定します。
省略した場合は、それぞれ以下の値が設定されます。
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参考
Navigatorで集計を実行するときのCSVファイルの返却時の各種動作方法について定義することができます。
Navigatorの集計機能を利用する場合、集計実行時にエラーが発生したときの動作を定義することができます。通常、エラー発生時は、処理を中断しエラーを返却します。以下の環境変数では、NULL値を返却するように設定することができます。
RN_FILE_ARITHMETIC_OVERFLOW
RN_FILE_CHARACTER_OVER_LENGTH
Unicodeを使用する場合、変換できない文字を検出した時に、エラーを通知して処理を終了するか、自動的に利用できる文字に変換して処理を継続するかを選択します。
RN_FILE_CODE_CONVERT_ERROR_LEVEL
拡張辞書ファイルへの登録
CSVファイルを拡張辞書ファイルに登録します。拡張辞書ファイルへの登録は、Navigator辞書管理ツールで行います。Navigator辞書管理ツールの操作方法は、“11.3 拡張辞書ファイルへの登録操作”を参照してください。
本操作は、データを利用する各部門の部門管理者がそれぞれ登録を行ってください。
拡張辞書ファイルと辞書の関係については、“11.2 拡張辞書ファイルと辞書の関係”を参照してください。
辞書のセットアップ
Navigator辞書管理ツールで、以下の手順で辞書のセットアップを行います。
データソースの追加
スキーマの登録
テーブルの登録
項目属性の設定
テーブルの結合関係の登録
管理ポイントの作成
辞書のセットアップについての詳細は、“Navigator Server 管理者ガイド(辞書管理ツール)”を参照してください。