設定が必要な環境変数
環境変数 | 設定内容 |
---|---|
TMP | Navigatorで作成される作業ファイルを一時的に格納する場所を、システムの環境変数TMPに指定します。 本環境変数は、システムの作業ディレクトリであるため、システムおよび他のアプリケーションで必要とする容量に、Navigatorが必要とする容量を加えた容量を用意する必要があります。 Navigatorで必要とする容量の見積り方法は、“2.4 作業ファイルの作成場所と見積もり方法”を参照してください。 注意 本環境変数は、環境設定ファイルではなく、システムの環境変数に指定します。 |
TEMP | 環境変数TMPと同じディレクトリを指定します。 注意 本環境変数は、環境設定ファイルではなく、システムの環境変数に指定します。 |
RDBDB | システム管理者が構築したデータベースのSymfoware/RDBのデータベース名を設定してください。 |
RN_BASERDBMS | 辞書のデータベースの種別を設定します。
例)RN_BASERDBMS=SYMFOWARE/RDB |
RN_SYMFOWARE/RDB_DBSPACE | Symfoware/RDBデータベースのデータベーススペース名を設定してください。ここに指定したデータベーススペースにNavigatorが自動的に辞書を作成します。 辞書の容量見積もりは、“2.2 辞書のスペース量見積もり式”を参照してください。 なお、ここで指定するデータベーススペースはあらかじめRDBコマンドで作成しておく必要があります。 |
文字コードの環境変数 | Unicodeの場合は、文字コードの設定が必要です。文字コードの設定方法については、“第10章 文字コード別の環境設定”を参照してください。 |
必要に応じて設定する環境変数
環境変数 | 設定内容 |
---|---|
RDBNAME | 使用するSymfoware/RDBのシステム名を設定してください。 Symfoware/RDBがマルチRDB運用をしている場合に設定する必要があります。 指定する値は大文字と小文字で区別されるので、正しく設定してください。 シングルRDB運用のSymfoware/RDBを使用する場合は設定してはいけません。 例)RDBNAME=SYS1 |
RN_DBSPACE_DATA | Symfoware Serverのスキーマに、データ登録機能を使用してテーブルを登録する場合に、登録するテーブルのデータを格納するデータベーススペース名を指定します。 本環境変数は、省略可能です。 本環境変数の指定を省略すると、環境変数RN_SYMFOWARE/RDB_DBSPACEに指定したデータベーススペースに作成します。 |
RN_SYMFOWARE/RDB_MAXNAME | 以下の場合、使用するSymfoware Serverに設定された英数字名標の最大長を例)のように指定します。
例)Symfoware Serverの英数字名標の最大長が36文字の場合 指定のない場合、および指定に誤りがある場合には、扱える英数字名標の長さは18文字までとなります。 |
RN_SYMFOWARE/RDB_TIME_OPERATION_MODE | 時間演算の結果を翌年の同月同日をもって1年経過、および翌月の同日をもって1ヶ月経過とします。
注意 本環境変数が指定されない場合、時間演算の結果は時間隔値式の結果に基づきます。 |