辞書として利用可能なデータベースには、Postgres、Symfoware Server、Oracle、およびSQL Serverがあります。ここでは、データベースの定義情報を保持するテーブルのことをRDBディクショナリと呼びます。
Symfoware Serverを辞書として利用する場合、RDBディクショナリは、Symfoware Serverの動作環境作成時にrdbcrdicコマンドで作成します。
Oracleの場合、RDBディクショナリはデータディクショナリと呼ばれ、Oracleのデータベース作成時に自動的に作成されます。
SQL Serverの場合、RDBディクショナリはシステムテーブルと呼ばれ、データベース作成時に自動的に作成されます。
Postgresの場合、RDBディクショナリはシステムカタログと呼ばれ、データベース作成時に自動的に作成されます。
以下に、RDBディクショナリに必要なスペース量の計算式を示します。
RDBディクショナリの使用量(※注)=各部門のスペース量の総和 |
注)Oracleの場合は、データディクショナリの使用量になります。また、SQL Serverの場合は、システムテーブルの使用量になります。また、Postgresの場合は、システムカタログの使用量になります。
各部門辞書のスペース量の計算
1グループ(1部門)に必要なスペース量の計算式は、以下のとおりです。
複数のグループで運用する場合は、グループごとに以下の計算式で算出されたスペースが必要となります。
辞書をSymfoware/RDBデータベースに作成する場合
グループのスペース量=120K+(利用者数×40K)+(管理ポイント数×7K) |
辞書をOracleデータベースに作成する場合
グループのスペース量=(利用者数×52K)+(管理ポイント数×6K) |
辞書をSQL Serverデータベースに作成する場合
グループのスペース量=(利用者数×45K)+(管理ポイント数×6K) |
辞書をPostgresデータベースに作成する場合
グループのスペース量=(利用者数×52K)+(管理ポイント数×7K) |