ドリルステップは、あるカテゴリに注目して、その内訳がどのようになっているかを表示するための機能です。
例えば、地方別に問い合わせた結果を都道府県別で見たい、という場合などに使用します。
ここでは、地域ごとの商品大分類で集計された問い合わせ結果から、本社を本部とする地域での「空調機器」(商品大分類)の売れ行きに着目して、「空調機器」の中でも、何が一番売れているのかを確認する手順を説明します。
[問い合わせのレイアウト]画面で、以下を設定し、[実行]ボタンをクリックします。
表頭:管理ポイント[月度]
[期間指定]画面では、[期間の設定方法]から[相対期間を指定]の[月で指定]をチェックします。
[相対指定]タブで、[開始期]を[当日/当月より2ヶ月前]に設定します。
表側:管理ポイント[本部名]、[商品大分類]
データ:データ項目[売上実績]
→問い合わせ結果が表示されます。
[問い合わせの結果]画面から、[本社]の[空調機器]を選択し、ボタンをクリックします。
→[空調機器]が属する[商品大分類]の1つ下の階層である[商品中分類]が表示されます。
→上記の問い合わせ結果から、[空調機器]の中で[エアコン]が一番売れていることがわかります。
注意
表の種類が明細表の場合、ドリルステップは実行できません。
選択した管理ポイントに下位の階層の管理ポイントがない場合、ドリルステップは実行できません。
ドリルステップ、ドリルジャンプによって追加される管理ポイントがすでに問い合わせのレイアウト上に存在する場合、ドリルステップは実行できません。
総計、中計、その他、未分類のカテゴリのある行/列を選択している場合、ドリルステップは実行できません。