Navigator Windowsクライアント、Navigator管理ツールから、Navigatorサーバへ接続する通信ポート番号を固定にできます。
サーバ/クライアントがファイアウォールを介して接続されている場合などは、必要に応じて通信するためのポート番号を、特定の値に固定します。
通信ポート番号を固定運用する場合は、以下のとおり設定します。
servicesファイルに通信ポート番号の定義
設定する環境変数
これらの設定に誤りがあると、Navigatorは動作しません。
servicesファイルに通信ポート番号の定義
Servicesファイルに通信ポート番号を設定します。
他のアプリケーションプロセスで使用する通信ポート番号とは異なる数値を指定してください
設定の形式は、以下のとおりです。
rn_data1 通信ポート番号/tcp |
Servicesファイルは、それぞれ以下のフォルダに格納されています。
UNIXの場合
/etc/services |
Windowsの場合
Windowsサーバのインストールディレクトリ\system32\drivers\etc\services |
【例】
ポート番号を30005番に固定したい場合の設定例を以下に示します。
=================================================================================== rn_data1 30005/tcp =====================================================================================
注意
UNIXの場合
rnとrn_data1で同じ通信ポートを使用した設定はできません。
Windowsの場合
Navigatorサーバのセットアップ時に指定する通信ポート番号(初期値:30001)は、クライアント接続/監視用の通信ポート番号です。ここで説明している通信用ポート番号とは別のものです。重複はできません。
設定する環境変数
Navigatorサーバの環境設定ファイルに以下の環境変数を設定します。
環境変数 | 設定内容 |
---|---|
RN_DATA_PORT_NUM | 1 |