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Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

K.2 通信ポート番号を固定運用する

Navigator Windowsクライアント、Navigator管理ツールから、Navigatorサーバへ接続する通信ポート番号を固定にできます。

サーバ/クライアントがファイアウォールを介して接続されている場合などは、必要に応じて通信するためのポート番号を、特定の値に固定します。

通信ポート番号を固定運用する場合は、以下のとおり設定します。

これらの設定に誤りがあると、Navigatorは動作しません。

servicesファイルに通信ポート番号の定義

Servicesファイルに通信ポート番号を設定します。

他のアプリケーションプロセスで使用する通信ポート番号とは異なる数値を指定してください

設定の形式は、以下のとおりです。

rn_data1 通信ポート番号/tcp

Servicesファイルは、それぞれ以下のフォルダに格納されています。

【例】

ポート番号を30005番に固定したい場合の設定例を以下に示します。

===================================================================================
rn_data1        30005/tcp
=====================================================================================

注意

  • UNIXの場合

    rnとrn_data1で同じ通信ポートを使用した設定はできません。

  • Windowsの場合

    Navigatorサーバのセットアップ時に指定する通信ポート番号(初期値:30001)は、クライアント接続/監視用の通信ポート番号です。ここで説明している通信用ポート番号とは別のものです。重複はできません。

設定する環境変数

Navigatorサーバの環境設定ファイルに以下の環境変数を設定します。

環境変数

設定内容

RN_DATA_PORT_NUM

1