アクセスログに必要な、容量の見積りについて説明します。
アクセスログ容量の見積りは、Navigatorの操作内容、操作回数、アクセスログをクリアする周期によって異なります。
アクセスログ容量の見積りに必要な情報
アクセスログ容量を見積るためには、以下の情報が必要です。
1回の問い合わせで出力されるアクセスログのサイズ
問い合わせ操作の内容によりアクセスログのサイズは異なります。アクセスログの対象となる利用者が行う問い合わせ操作を実行し、アクセスログを出力するファイルの平均サイズを算出してください。
1日の問い合わせ回数
アクセスログの対象となる利用者が、1日に行う問い合わせ操作の合計回数を算出してください。
アクセスログをクリアするまでの日数
アクセスログを出力したまま運用を続ける場合、アクセスログが常に採取されるようになるため、ディスクを圧迫します。アクセスログをクリアする周期を決定してください。
ポイント
アクセスログの出力を指定したままで、Navigatorの運用を続ける場合、アクセスログファイルが大きくなると、問い合わせ性能に影響がでることがあります。アクセスログファイルが大きくなるとディスクを圧迫しますので、定期的にアクセスログファイルのバックアップを採り、アクセスログファイルを削除してください。
アクセスログ容量の見積り
アクセスログ容量の見積もり式を以下に示します。運用にあわせて、見積もりを行ってください。
1日に出力されるアクセスログ×アクセスログをクリアするまでの日数 |
アクセスログの見積り例を以下に示します。
1回の問い合わせで出力されるアクセスログのサイズ:2キロバイト
1日の問い合わせ回数:1000回
アクセスログをクリアするまでの日数:7日
この条件の場合、アクセスログの容量は、14メガバイトになります。
2キロバイト×1000回×7日=14メガバイト |