トレースログダンプファイルの出力先について
トレースログダンプファイルは、出力先ディレクトリの直下に、以下の形式のファイル名で出力されます。
【形式】
kvrcl_memtrace.<内部コード>.<内部コード>.<プロセスID>.log |
【例】
プロセスIDが300の場合
kvrcl_memtrace.01.0002.300.log |
トレースログダンプファイルの出力時の通知メッセージについて
トレースログダンプファイルが出力されると、出力されたことを管理者に通知します。
トレースログダンプファイルが出力されると、次の情報が出力されます。
この情報を監視することで、トレースログダンプファイルの取得をリアルタイムに検知することができます。
トレースログダンプファイルの出力に成功した場合、以下の情報が出力されます。
<syslogエントリヘッダ> Navigator: Flush Log File 'トレースログファイルの絶対パス名' |
トレースログ領域に出力する情報が蓄積されていない場合は、以下の情報を出力し、トレースログダンプファイルは生成されません。
<syslogエントリヘッダ> Navigator: Flush Log No Entry : compid=ID,serial=ID,pid=PID |
ID:内部コード、 PID:プロセスID
注意
syslogのpriority属性は「LOG_ERR」です。/etc/syslog.confが初期状態のままであれば、以下に取得されます。変更されている場合は、設定を確認してください。
Solarisの場合:/var/adm/messages
Linuxの場合:/var/log/messages
種別:アプリケーション・ログ
メッセージID:KVRCV7_MSG_00313
種類:エラー
トレースログダンプファイルの出力に成功した場合、以下の情報が出力されます。
トレースログダンプが発生しました(Flush Log File 'トレースログファイルの絶対パス名'). |
トレースログ領域に出力する情報が蓄積されていない場合は、以下の情報を出力し、トレースログダンプファイルは生成されません。
トレースログダンプが発生しました(Flush Log No Entry : compid=ID,serial=ID,pid=PID). |
ID:内部コード、 PID:プロセスID