ページの先頭行へ戻る
Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

18.1.2 辞書の世代管理

辞書を退避する場合に、保存する辞書情報を世代管理できます。

以下の環境変数を設定することにより、過去の保存を設定した値まで残しておくことができます。

環境変数

設定内容

RN_BACKUP_NUMBER

退避した辞書情報の保存しておく数を指定します。

省略した場合は、過去5回まで保存されます。また、指定できる数値の範囲は1~99です。

退避情報は最大で上記環境変数で指定された世代まで管理されます。すでに指定されている世代の最大数の退避情報が存在する場合に退避を実行すると、本機能が自動的に一番古い退避情報を削除します。削除のタイミングは、退避作業が正常に終了した場合に行われます。

例えば、すでに退避情報が5世代あり、上記環境変数を4と設定した後に退避を行うと、退避完了後に退避資源の世代が4世代となるよう、過去2世代の退避情報が削除されます。

退避に失敗した場合の資源に関して

退避を実行中にエラーが発生した場合は、エラー発生までに作成されたファイルはすべて削除されます。

例えば、2005年3月10日12:00:00に退避を実行し、その中でエラーが発生した場合には、退避情報出力先である20050310120000ディレクトリは作成されません。