ユーザ管理機能の運用例を以下に示します。
定期的にログオンをできなくする例
以下の運用を例にして説明します。
毎週水曜日は定時退社日なので、毎週水曜日の17時35分から翌日の朝9時までは、全員全機能に対してログオンできないようにします。
17時
クライアントにメッセージを表示するコマンドを使用して、クライアントに17時35分でサービスが終了することを通知します。
17時35分
ログオンの規制設定/解除コマンドを使用して、ログオンの規制を設定します。
これにより、ログオンができなくなります。ただし、すでにログオンしている場合は、継続して利用できます。
17時35分を過ぎても残っている利用者がいる場合
クライアントにメッセージを表示するコマンドを使用して、再度ログオフするように通知します。
利用者の使用情報の表示コマンドを使用してクライアントを調べ、ログオフするように連絡します。
クライアントの強制切断コマンドを使用して、利用者を切断することも可能です。
翌日9時
ログオンの規制設定/解除コマンドを使用して、ログオンの規制を解除します。
これにより、すべての利用者がログオンできるようになり、通常の運用体系に戻ります。
定期的な辞書のセットアップを円滑にする例
以下の運用を例に説明します。
毎週金曜日の19時から辞書のセットアップを行うので、その時間になったら管理者以外使用できないようにします。
18時
クライアントにメッセージを表示するコマンドを使用して、以下のメッセージを通知します。また、ログオンしてきたクライアントにも同じメッセージを通知します。
「19時から辞書のセットアップを行います。18時40分でログオンが出来なくなります」
18時40分
ログオンの規制設定/解除コマンドを使用して、ログオンの規制を設定します。
18時50分
クライアントにメッセージを表示するコマンドを使用して、以下のメッセージを通知します。
「19時から辞書のセットアップを行います。一般利用者の方は速やかにログオフしてください。」
19時
残っている利用者がいる場合、クライアントの強制切断コマンドを使用して、一般利用者を切断することも可能です。
一般利用者のログオフが完了後
辞書のセットアップを開始します。
辞書のセットアップ終了後
ログオンの規制設定/解除コマンドを使用して、ログオンの規制を解除します。
これにより、一般利用者がログオンできるようになり、通常の運用体系に戻ります。