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Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

9.2.3 SQL Serverを辞書データベースとして利用する場合

設定が必要な環境変数

環境変数

設定内容

TMP

Navigatorで作成される作業ファイルを一時的に格納する場所を、システムの環境変数TMPに指定します。

本環境変数は、システムの作業ディレクトリであるため、システムおよび他のアプリケーションで必要とする容量に、Navigatorが必要とする容量を加えた容量を用意する必要があります。

Navigatorで必要とする容量の見積り方法は、“3.4 作業ファイルの作成場所と見積もり方法”を参照してください。

注意

本環境変数は、環境設定ファイルではなく、システムの環境変数に指定します。

TEMP

環境変数TMPと同じディレクトリを指定します。

注意

本環境変数は、環境設定ファイルではなく、システムの環境変数に指定します。

RN_BASERDBMS

  • MSSQLSERVER
    SQL Serverを辞書として使用する場合

RN_MSSQLSERVER_DB

使用するSQL Serverのデータベース名を設定します。

RN_MSSQLSERVER_VERSION

使用するSQL Serverのバージョンを指定します。

  • SQL Server 2016の場合:2016

  • SQL Server 2017の場合:2017

  • SQL Server 2019の場合:2019

必要に応じて設定する環境変数

環境変数

設定内容

RN_MSSQLSERVER_HOST_ARRAYS

SQL Serverで接続したデータベースからNavigatorにデータを読み込む処理で、1回の通信で読み込むデータ行数を変更し、データの読み込み処理時間の改善を行う場合に指定します。

辞書テーブルからの読み込みでも本設定が有効です。

RN_MSSQLSERVER_SEGMENT

使用するSQL Serverのデータベース上のファイルグループ名を設定します。本環境変数で指定されたファイルグループ上に辞書が作成されます。

本環境変数は省略が可能です。

RN_MSSQLSERVER_SERVER

接続するサーバのIPアドレスまたはホスト名を設定します。

リモート構成の場合は必須です。ローカル構成の場合は指定できません。

RN_MSSQLSERVER_DRIVER

ODBCドライバのドライバ名を指定します。

リモート構成の場合は必須です。ローカル構成の場合は指定できません。

例)

RN_MSSQLSERVER_DRIVER=ODBC Driver 17 for SQL Server