カタログを利用する場合に出力される以下のログの見積りを行います。
カタログの起動・停止ログ
カタログのアクセスログ
カタログの内部ログ(内部的に出力されるログ)
カタログ操作コマンドの実行後に出力されるログ
カタログの起動・停止ログの見積もり
日単位でログファイルを作成します。見積もり式は以下のとおりです。なお、起動・停止の操作を1回ずつ行うと、約650バイトが起動・停止ログに出力されます。
起動・停止ログファイルを格納するディスク容量の見積り=保存しておく日数(ファイル数)×650(バイト/回)(※1) ※1:1日に1回共有サービスの起動・停止を行った場合を想定しています。 |
【例】
保存しておく日数は10日の場合に共有サービスの起動・停止ログファイルを格納するディスク容量は以下のとおりです。
共有サービスの起動・停止ログファイルを格納するディスク容量=10(保存しておく日数)×650(バイト)=6.5(Kバイト)
カタログのアクセスログの見積もり
日単位でログファイルを作成します。見積もり式は以下のとおりです。なお、1つの操作を行うと、400バイト~600バイト程度のログが出力されます。
アクセスログファイルを格納するディスク容量の見積り=保存しておく日数(ファイル数)×(Webコンポーネントの総利用者数×50(Kバイト))(※1) ※1: 1日あたりに必要なアクセスログのディスク容量です。(利用者1人あたりが操作する手順の数を50とした場合) |
【例】
保存しておく日数は10日、Webコンポーネントの総利用者数100人の場合にアクセスログファイルを格納するディスク容量は以下のとおりです。
アクセスログファイルを格納するディスク容量=10(保存しておく日数)×100(Webコンポーネントの総利用者数)×50(Kバイト)=50000(Kバイト)=50(Mバイト)
内部ログの見積もり
見積もり式は以下のとおりです。
内部ログファイルを格納するディスク容量の見積り=保存しておく日数(ファイル数)×(1日あたりに必要なアクセスログのディスク容量×1/20)(※1) ※1:1日あたりに必要な内部ログのディスク容量です。1日あたりに必要なアクセスログのディスク容量は、“カタログのアクセスログの見積もり”で使用した値を使用してください。 |
【例】
保存しておく日数は10日、1日あたりに必要なアクセスログのディスク容量は3Mバイトの場合に内部ログファイルを格納するディスク容量は以下のとおりです。
内部ログファイルを格納するディスク容量=10(保存しておく日数)×3(Mバイト)×1/20=1.5(Mバイト)
カタログ操作コマンドの実行後に出力されるログ
各種コマンドの実行後に出力されるログは以下のとおりです。各種コマンドを使用する場合は、見積りを行ってください。
wsresourcetoolコマンドで利用者ごとに権限を一括設定する場合に出力されるアクセスログ
各コマンドを使用する場合に内部的に出力されるログ(内部ログ)
各コマンドの詳細は、“Navigator Server コマンドリファレンス”を参照してください。
見積もり式は以下のとおりです。
アクセスログを格納するディスク容量の見積り=保存しておく日数(ファイル数)×権限を設定する資源の数×600(バイト) |
【例】
保存しておく日数10日、権限を設定する資源の数を100とした場合、アクセスログファイルを格納するディスク容量は以下のとおりです。
アクセスログファイルを格納するディスク容量=10(保存しておく日数)×100(個)×600(バイト)=600(Kバイト)
見積もり式は以下のとおりです。
内部ログファイルを格納するディスク容量の見積り=保存しておく日数(ファイル数)×(1日あたりのコマンド実行回数×30(バイト)) |
【例】
保存しておく日数10日の場合に、内部ログファイルを格納するディスク容量は以下のとおりです。
内部ログファイルを格納するディスク容量=10(保存しておく日数)×1(1日あたりのコマンド実行回数)×30(バイト)=300(バイト)