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Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

13.4.3 C言語実行基盤インタフェースの生成

C言語実行基盤インタフェース生成ツールを実行して、C言語実行基盤インタフェースソースファイル、アプリケーションインタフェース定義ファイル、およびアプリケーション呼出し定義ファイルを生成します。
C言語実行基盤インタフェース生成ツールの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。

実行時に必要な環境

C言語実行基盤インタフェース生成ツールを実行する際には、InterstageのCORBAサービスと接続できる環境が必要になります。

開発用サーバでC言語実行基盤インタフェース生成ツールを実行する際には、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”を参照してInterstageを起動してください。

Windows開発環境でC言語実行基盤インタフェース生成ツールを実行する際には、開発環境にInterstage Studioがインストールされているか、またインストールされている場合アプリケーションサーバ機能を選択してインストールされているかを確認してください。
アプリケーションサーバ機能を選択してInterstage Studioがインストールされている場合には、isstartコマンドまたはInterstage管理コンソールを使用して、Interstageを起動してください。
Interstage Studioがインストールされていない場合、またはアプリケーションサーバ機能を選択しないでインストールされている場合には、Interstage Business Application Serverのクライアントパッケージを使用して、開発用サーバのCORBAサービスに接続する必要があります。Interstage Business Application Serverのクライアントパッケージがインストールされていない場合は、インストールしてください。インストールされていることを確認したあと、以下の設定を行います。

  1. [Interstageのインストールディレクトリ]\ODWIN\etc\INITHOSTを開きます。

  2. INITHOSTに以下の行を追加します。

    Interstageが起動しているホスト名 CORBAサービスのポート番号(デフォルト:8002)

    「Interstageが起動しているホスト名」には、開発用サーバのホスト名を指定してください。

また、Interstage Business Application Serverのクライアントパッケージを使用してリモートホストに接続する場合、C言語実行基盤インタフェース生成ツールを使用する際に“-r”オプションを指定してください。

生成されるファイル

C言語実行基盤インタフェース生成ツールにより生成されるソースファイル、ヘッダファイル、および定義ファイルを以下に示します。なお、各ファイルの名称には、使用したIDLファイル名が付加されます。

ファイル名

ファイル種別

XXX_apfwskel.c(注)

C言語実行基盤インタフェースソースファイル

XXX_apfw.h(注)

C言語実行基盤インタフェース共通ヘッダファイル

XXX_apfwcdr.h(注)

内部データ用ヘッダファイル

XXX_apfwcdr.c(注)

内部データ用ソースファイル

XXX_funcDef.xml(注)

アプリケーションインタフェース定義ファイル

XXX_callHandler.xml(注)

アプリケーション呼出し定義ファイル

注)XXXにはIDLファイル名が入ります。