サーバアプリケーションの開発の流れを以下に示します。
■準備
サーバアプリケーションを新規に作成するために必要な準備を行います。
■IDLファイルの作成・修正
Windows開発環境上で、サーバアプリケーションのインタフェースをIDLファイルに記述します。
■アプリケーション情報入力ファイルの作成・修正
Windows開発環境上で、アプリケーション情報入力ファイルをXML形式で記述します。
■C言語実行基盤インタフェースの生成(ツール実行)
C言語実行基盤インタフェース生成ツールを実行して、C言語実行基盤インタフェースソースファイル、アプリケーションインタフェース定義ファイル、およびアプリケーション呼出し定義ファイルを生成します。
■C言語サーバアプリケーションの作成・修正
アプリケーション連携実行基盤から呼び出されるサーバアプリケーションの業務ロジックを、作成または修正します。
■サーバへのアプリケーション資産の転送
作成した業務ロジックが記述されたソースファイル、およびC言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成されたC言語実行基盤インタフェースソースファイルとヘッダファイルを、サーバに転送します。
■コンパイル・リンク・デバッグ
サーバ上で、業務ロジック、およびC言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成されたC言語実行基盤インタフェースをコンパイル、リンクして、サーバアプリケーション(ライブラリ)を作成します。
■システム構築シートの入力
システム構築シートを利用して、実行環境を作成するための手順や操作を出力します。
■サーバへの運用資産の転送
システム構築シートで出力された実行環境を作成するための定義ファイルを、サーバに転送します。
■環境作成/変更・配備/再配備
サーバアプリケーションを配備するために、システム構築シートを利用して事前に実行環境を作成します。作成後、サーバアプリケーションを実行環境に配備します。
■テスト
配備したサーバアプリケーションをテストします。
■環境構築コマンド実行
環境構築コマンドを実行して、環境作成および定義の登録を行い、同期アプリケーション連携実行基盤の実行環境を構築します。
■配備用の定義ファイルの出力
環境構築コマンドを実施すると、アプリケーション配備定義ファイルおよびアプリケーション連携実行基盤定義ファイルが出力されます。この2ファイルを使用して、サーバアプリケーションの配備を行います。
■配備/再配備
開発環境で作成したアプリケーション資材(アプリケーション定義情報、ユーザ作成ライブラリ)と環境構築コマンドで出力されたアプリケーション連携実行基盤定義ファイルを配備コマンドで配備します。