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Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

13.2 開発の流れ

サーバアプリケーションの開発の流れを以下に示します。

準備

サーバアプリケーションを新規に作成するために必要な準備を行います。

IDLファイルの作成・修正

Windows開発環境上で、サーバアプリケーションのインタフェースをIDLファイルに記述します。

アプリケーション情報入力ファイルの作成・修正

Windows開発環境上で、アプリケーション情報入力ファイルをXML形式で記述します。

C言語実行基盤インタフェースの生成(ツール実行)

C言語実行基盤インタフェース生成ツールを実行して、C言語実行基盤インタフェースソースファイル、アプリケーションインタフェース定義ファイル、およびアプリケーション呼出し定義ファイルを生成します。

C言語サーバアプリケーションの作成・修正

アプリケーション連携実行基盤から呼び出されるサーバアプリケーションの業務ロジックを、作成または修正します。

サーバへのアプリケーション資産の転送

作成した業務ロジックが記述されたソースファイル、およびC言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成されたC言語実行基盤インタフェースソースファイルとヘッダファイルを、サーバに転送します。

コンパイル・リンク・デバッグ

サーバ上で、業務ロジック、およびC言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成されたC言語実行基盤インタフェースをコンパイル、リンクして、サーバアプリケーション(ライブラリ)を作成します。

システム構築シートの入力

システム構築シートを利用して、実行環境を作成するための手順や操作を出力します。

サーバへの運用資産の転送

システム構築シートで出力された実行環境を作成するための定義ファイルを、サーバに転送します。

環境作成/変更・配備/再配備

サーバアプリケーションを配備するために、システム構築シートを利用して事前に実行環境を作成します。作成後、サーバアプリケーションを実行環境に配備します。

テスト

配備したサーバアプリケーションをテストします。

環境構築コマンド実行

環境構築コマンドを実行して、環境作成および定義の登録を行い、同期アプリケーション連携実行基盤の実行環境を構築します。

配備の定義ファイルの出力

環境構築コマンドを実施すると、アプリケーション配備定義ファイルおよびアプリケーション連携実行基盤定義ファイルが出力されます。この2ファイルを使用して、サーバアプリケーションの配備を行います。

配備/再配備

開発環境で作成したアプリケーション資材(アプリケーション定義情報、ユーザ作成ライブラリ)と環境構築コマンドで出力されたアプリケーション連携実行基盤定義ファイルを配備コマンドで配備します。