サンプルプログラムのコンパイルから実行までの手順について説明します。
作業フォルダに、以下のフォルダ配下の全ファイル/フォルダをコピーします。
C:\Interstage\IREPSDK\sample\C
Microsoft(R) Visual Studio(R)で、以下のファイルを開きます。
<作業フォルダ>\build\JA\build.sln
注意
buildフォルダで提供しているファイルは、Microsoft(R) Visual Studio(R) 2010向けのソリューションファイル、およびプロジェクトファイルです。
Microsoft(R) Visual Studio(R) 2010より新しいバージョンのMicrosoft(R) Visual Studio(R)を使用する場合は、ソリューションまたはプロジェクト起動時に、各バージョンの形式にアップグレードするかを確認する旨のメッセージが表示されます。画面の指示に従って、形式をアップグレードして使用してください。
コンパイルオプションを設定します。
参照
設定方法については、“コンパイル/リンクの際のオプション”を参照してください。
接続するリポジトリサーバの環境に合わせて、サンプルソースのパラメタ値を変更します。
参照
該当するパラメタについては、“パラメタ一覧”を参照してください。
パラメタの詳細については、“リファレンスマニュアル(API編)”の“C言語インタフェース”-“Interstage ディレクトリサービスインタフェース”に説明されている各関数パラメタを参照してください。
Microsoft(R) Visual Studio(R)の[ソリューションエクスプローラー]で、コンパイルするサンプルに対応するプロジェクトを選択します。
Microsoft(R) Visual Studio(R)のメニューバーから[ビルド]-[プロジェクトのみ]-[<プロジェクト名>のみをビルド]を選択して、ビルドします。ビルドが完了すると、以下のフォルダが作成されて、実行ファイルが格納されます。
<作業フォルダ>\build\JA\Release
<作業フォルダ>\build\JA\x64\Release
注意
“構成マネージャ”で、“アクティブ ソリューション プラットフォーム”に以下を指定してください。
“Win32”
“x64”
参照
Microsoft(R) Visual Studio(R)の使用方法については、各製品のヘルプなどを参照してください。
作業ディレクトリに、以下のディレクトリ配下の全ファイルをコピーします。
/opt/FJSVirepc/sample/C
作業ディレクトリに書込み権限の設定、およびディレクトリの所有者の変更を行います。
例
chmod -R +w example chown -R owner:group example
接続するリポジトリサーバの環境に合わせて、サンプルソースのパラメタ値を変更します。
参照
該当するパラメタについては、“パラメタ一覧”を参照してください。
パラメタの詳細については、“リファレンスマニュアル(API編)”の“C言語インタフェース”-“Interstage ディレクトリサービスインタフェース”にある各関数パラメタの説明を参照してください。
「Makefile」ファイルが存在することを確認し、makeコマンドでサンプルプログラムをコンパイルします。コンパイルが完了すると、“9.5.1 サンプルプログラムのファイル一覧”にある各LDAP操作のソースファイルに対応する実行ファイルが作成されます。
注意
Sun Studio 12 Update 1以降を使用してサンプルプログラムをコンパイルする場合は、Makefileを以下のように修正してください。
ccコマンドのパスを修正します。
直接指定する場合(コンパイラのインストール先:「/opt/sunstudio12.1」の場合)の修正例
CC = /opt/sunstudio12.1/bin/cc
環境変数PATHに指定する場合の修正例
CC = cc
「CCOPTIONS」を修正します。
修正例
CCOPTIONS = -m64