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Interstage Application Server V12.3.0 ディレクトリサービス運用ガイド
FUJITSU Software

7.1.5 エントリの削除

エントリの削除には、ldapdeleteコマンドを使用します。また、ldapmodifyコマンド、またはirepmodifyentコマンドでも削除できます。

ldapdeleteコマンドは、削除したいDNを指定するか、またはDNを記述したファイルを指定して、エントリを削除します。なお、ldapdeleteコマンドにはLDIF形式ではなく、DNだけ指定することに注意してください。

エントリ情報を標準入力、またはファイルで指定する場合は、ldapmodifyコマンドを使用します。

エントリ情報をCSVファイルで指定する場合は、irepmodifyentコマンドを使用します。CSVファイルについては“5.5.2 データベースから抽出したCSVファイルを使う”を参照してください。

各コマンドの使用方法については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Interstage ディレクトリサービス運用コマンド”を参照してください。

  • ldapdeleteコマンドでファイルを使用する場合

    ldapdelete -H ldap://hostname:389 -D "cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com" -W -f delete_input.txt(注)

    )改行を入れないで1行で入力します。

      

    /opt/FJSVirepc/bin/ldapdelete -H ldap://hostname:389 -D "cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com" -W -f delete_input.txt(注)

    )改行を入れないで1行で入力します。

      

  • irepmodifyentコマンドでCSVファイルを使用する場合

    irepmodifyent -h hostname -p 389 -D "cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com" -r rule.xml -i del.csv(注)

    )改行を入れないで1行で入力します。

注意

下位エントリがあるエントリ(サブツリー)に対して、一度の操作で、削除することはできません。リーフ(最下位)エントリから順に、削除してください。