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Interstage Application Server V12.3.0 ディレクトリサービス運用ガイド
FUJITSU Software

7.1 コマンドを使用する

コマンドを使用してエントリを管理する方法について説明します。

Interstage ディレクトリサービス内のデータベースからエントリ情報をファイルに取り出すことができます。これを移出といいます。この時のファイル形式は、LDIF形式で格納されます。
また、LDIFファイル、CSVファイルを使用して大量のエントリをInterstage ディレクトリサービス内のデータベースに登録することもできます。これを移入といいます。
LDIFファイルを使用する場合は、ldapmodifyコマンドで移入し、ldapsearchコマンドで移出します。
CSVファイルを使用する場合は、irepmodifyentコマンドで移入します。
  

LDIFファイルによる移出入

  

  

CSVファイルによる移入

  

  

参考

Interstage ディレクトリサービスは、リポジトリのデータベースにSymfoware/RDBを利用した場合、LDIFファイル内の数万件単位のエントリを高速に移入する機能を提供しています。ただし、Symfoware Server Lite Editionを使用している環境では、本機能を利用できません。詳細は、“10.14 Symfoware/RDBへの高速な移入”を参照してください。