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Enterprise Application Platform V1.0.0 GlassFishユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.4 GlassFish Serverインスタンスの起動/停止/運用状態表示

GlassFish Serverインスタンスの起動/停止は、asadminコマンドで行います。
操作方法の詳細については、Eclipse GlassFishドキュメント「Reference Manual」の「Eclipse GlassFish Server 5.1 asadmin Utility Subcommands」の以下のサブコマンドを参照してください。

GlassFish Serverインスタンスの監視

PCMIサービスは、GlassFish Serverインスタンスの起動時にGlassFish Serverインスタンスの監視を開始し、GlassFish Serverインスタンスの停止時に監視を終了します。

監視の内容の詳細や省略値については、「9.3 PCMIサービスの定義項目」を参照してください。

監視の設定内容の変更方法については、「7.1 PCMIサービスのチューニング」を参照してください。

GlassFish Serverインスタンスの運用状態は「10.5 pcmilistprocesses」コマンドで確認してください。


通常停止と強制停止

停止方法には通常停止と強制停止の2種類があり、強制停止の場合は、以下の動作となります。

強制停止では上記のように各種回収処理が行われないため、必要に応じて、回収されずに残存した資源を個別に回収してください。GlassFish Serverインスタンスが何かしらの原因で異常終了した場合も同様です。

JDBCリソースの接続に対して解放処理が行われなかった場合の影響については、データベースまたはJDBCドライバのマニュアルを参照してください。Java DBを使用している場合、GlassFish Serverインスタンスが停止したタイミングでシステム資源は回収されるため問題ありません。

コネクタリソースの接続に対して解放処理が行われなかった場合の影響については、リソースアダプタ提供元のドキュメントを参照してください。


メッセージ

GlassFish Serverインスタンスの停止操作が正常終了した場合、システムログ/イベントログに以下のメッセージが出力されます。

操作

メッセージ

GlassFish Serverインスタンス通常停止

OM1045

GlassFish Serverインスタンス強制停止

OM1046

GlassFish Serverインスタンスの起動操作が正常終了した場合、システムログ/イベントログに固有のメッセージは出力されません。以下のメッセージを参照してください。

操作

メッセージ

GlassFish Serverインスタンス起動

PCMI1002

メッセージの詳細については、「11.2.1 OM1000番台のメッセージ」および「11.3.1 PCMI0000番台のメッセージ」を参照してください。