変更後の運用文字コードに応じて、次の手順が必要になります。
変更後の運用文字コード | 必要な手順 |
---|---|
基本コード運用で使用する運用文字コード | 「◆手順A」 |
ベンダコード運用で使用する運用文字コード | 「◆手順B」 |
基盤コード運用で使用する運用文字コード | 「◆手順C」 |
手順A、手順Bおよび手順Cについて説明します。
◆手順A
使用しているサーブレットコンテナのマニュアルに従って、Charset-Web入力のWebアプリケーションの配備を解除します。
Webサーバおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って停止します。
"Charset-Web入力のインストール先/fonts"ディレクトリにCharset-Web入力に適用した外字ファイル(GW??.ttf、XW??.ttf)が残っているか確認し、不要な場合は削除します。
次の手順で、辞書を初期化します。
変更先の運用文字コードを再確認します。次に、それに対応するコマンドパラメータを「コマンドリファレンス」の9.2.2項で確認します。
上の手順で確認したコマンドパラメータを指定して、辞書初期化ツールを実行します。
例
コマンドライン操作の例
# export JAVA_HOME=/opt/FJSVawjbk/jdk8
# cd /opt/FJSVjsvr/rdbdef
# ./QGFWLDB -f EJ_SJIS
青字の部分は、実際に使用する運用文字コードに応じて指定する
「コマンドリファレンス」の3.4節を参照して、辞書反映ツールの設定ファイルのPIO_ADOPTED_CHARSETの設定を変更後の運用文字コードに対応した値に設定します。また、運用文字コードの変更と同時に業務を変更する場合は、PIO_GYOMU_NAMEの設定を変更します。
Webサーバおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って起動します。
部門サーバの運用(JSVR部品運用/JSVR-Webサービス運用/JSVRAX運用)に応じて、次のいずれかの手順を実行します。
「導入ガイド」の6.7節を参照して、環境ファイル(Users.properties)のCHARACTER.CHARSETNAMEの設定を変更後の運用文字コードに対応した値に設定します。
使用しているサーブレットコンテナ環境に従って次の項を参照し、Charset-Web入力を配備します。
「導入ガイド」の6.7.1.3項
「導入ガイド」の6.7.2.3項
「導入ガイド」の6.7.3.3項
「導入ガイド」の6.8節を参照して、JSVR-Webサービス環境ファイルのCHARACTER.CHARSETNAMEの設定を変更後の運用文字コードに対応した値に設定します。
使用しているサーブレットコンテナ環境に従って次の項を参照し、Charset-Web入力を配備します。
「導入ガイド」の6.8.1.3項
「導入ガイド」の6.8.2.3項
「導入ガイド」の6.8.3.3項
「導入ガイド」の6.9節を参照して、JSVR-Webサービス環境ファイルのCHARACTER.CHARSETNAMEの設定を変更後の運用文字コードに対応した値に設定します。
使用しているサーブレットコンテナ環境に従って次の項を参照し、Charset-Web入力を配備します。
「導入ガイド」の6.9.1.3項
「導入ガイド」の6.9.2.3項
「導入ガイド」の6.9.3.3項
◆手順B
使用しているサーブレットコンテナのマニュアルに従って、Charset-Web入力のWebアプリケーションの配備を解除します。
Webサーバおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って停止します。
"Charset-Web入力のインストール先/fonts"ディレクトリにCharset-Web入力に適用した外字ファイル(GW??.ttf、XW??.ttf)が残っているか確認し、不要な場合は削除します。
マルチ文字コードオプションをインストールしたことがない環境の場合は、マルチ文字コードオプションの「ユーザーズガイド」を参照して、マルチ文字コードオプションをインストールします。
次の手順で、辞書を初期化します。
変更先の運用文字コードを再確認します。次に、それに対応するコマンドパラメータを「コマンドリファレンス」の9.2.2項で確認します。
上の手順で確認したコマンドパラメータを指定して、辞書初期化ツールを実行します。
例
コマンドライン操作の例
# export JAVA_HOME=/opt/FJSVawjbk/jdk8
# cd /opt/FJSVjsvr/rdbdef
# ./QGFWLDB -f EJ_UNIJEF
青字の部分は、実際に使用する運用文字コードに応じて指定する
「コマンドリファレンス」の3.4節を参照して、辞書反映ツールの設定ファイルのPIO_ADOPTED_CHARSETの設定を変更後の運用文字コードに対応した値に設定します。また、運用文字コードの変更と同時に業務を変更する場合は、PIO_GYOMU_NAMEの設定を変更します。
Webサーバおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って起動します。
部門サーバの運用(JSVR部品運用/JSVR-Webサービス運用)に応じて、次のいずれかの手順を実行します。
「導入ガイド」の6.7節を参照して、環境ファイル(Users.properties)のCHARACTER.CHARSETNAMEの設定を変更後の運用文字コードに対応した値に設定します。
使用しているサーブレットコンテナ環境に従って次の項を参照し、Charset-Web入力を配備します。
「導入ガイド」の6.7.1.3項
「導入ガイド」の6.7.2.3項
「導入ガイド」の6.7.3.3項
「導入ガイド」の6.8節を参照して、JSVR-Webサービス環境ファイルのCHARACTER.CHARSETNAMEの設定を変更後の運用文字コードに対応した値に設定します。
使用しているサーブレットコンテナ環境に従って次の項を参照し、Charset-Web入力を配備します。
「導入ガイド」の6.8.1.3項
「導入ガイド」の6.8.2.3項
「導入ガイド」の6.8.3.3項
◆手順C
使用しているサーブレットコンテナのマニュアルに従って、Charset-Web入力のWebアプリケーションの配備を解除します。
Webサーバおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って停止します。
"Charset-Web入力のインストール先/fonts"ディレクトリにCharset-Web入力に適用した外字ファイル(GW??.ttf、XW??.ttf)が残っているか確認し、不要な場合は削除します。
マルチ文字コードオプションをインストールしたことがない環境の場合は、マルチ文字コードオプションの「ユーザーズガイド」を参照して、マルチ文字コードオプションをインストールします。
コマンドパラメータに、基盤コードに対応する文字列"EJ_KIBAN"を指定して辞書初期化ツールを実行します。辞書初期化ツールについては、「コマンドリファレンス」の9.2.2項を参照してください。
例
コマンドライン操作の例
# export JAVA_HOME=/opt/FJSVawjbk/jdk8
# cd /opt/FJSVjsvr/rdbdef
# ./QGFWLDB -f EJ_KIBAN
「コマンドリファレンス」の3.4節を参照して、辞書反映ツールの設定ファイルを次のように編集します。
PIO_ADOPTED_CHARSETの値を、基盤コードに対応する文字列"EJ_KIBAN"に変更します。
「配付先フォルダの直接指定による運用」の設定になるように、PIO_GYOMU_NAMEとPIO_DIST_PATHの値をそれぞれ、「空」と「運用辞書の配付先フォルダのパス」に変更します。
Webサーバおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って起動します。
部門サーバを設定します。
「導入ガイド」の6.8節を参照して、JSVR-Webサービス環境ファイルのCHARACTER.CHARSETNAMEの値を、基盤コードに対応する文字列"EJ_KIBAN"に設定します。
使用しているサーブレットコンテナ環境に従って次の項を参照し、Charset-Web入力を配備します。
「導入ガイド」の6.8.1.3項
「導入ガイド」の6.8.2.3項
「導入ガイド」の6.8.3.3項