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Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agent V9 運用ガイド
FUJITSU Software

C.3 変更手順(部門サーバ)

変更後の運用文字コードに応じて、次の手順が必要になります。

変更後の運用文字コード

必要な手順

基本コード運用で使用する運用文字コード

◆手順A

ベンダコード運用で使用する運用文字コード

◆手順B

基盤コード運用で使用する運用文字コード

◆手順C

手順A、手順Bおよび手順Cについて説明します。

◆手順A

    1. 使用しているサーブレットコンテナのマニュアルに従って、Charset-Web入力のWebアプリケーションの配備を解除します。

    2. Webサーバおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って停止します。

    3. "Charset-Web入力のインストール先/fonts"ディレクトリにCharset-Web入力に適用した外字ファイル(GW??.ttf、XW??.ttf)が残っているか確認し、不要な場合は削除します。

    4. 次の手順で、辞書を初期化します。

      1. 変更先の運用文字コードを再確認します。次に、それに対応するコマンドパラメータを「コマンドリファレンス」の9.2.2項で確認します。

      2. 上の手順で確認したコマンドパラメータを指定して、辞書初期化ツールを実行します。

        コマンドライン操作の

        # export JAVA_HOME=/opt/FJSVawjbk/jdk8
        # cd /opt/FJSVjsvr/rdbdef
        # ./QGFWLDB -f EJ_SJIS

        青字の部分は、実際に使用する運用文字コードに応じて指定する

    5. 「コマンドリファレンス」の3.4節を参照して、辞書反映ツールの設定ファイルのPIO_ADOPTED_CHARSETの設定を変更後の運用文字コードに対応した値に設定します。また、運用文字コードの変更と同時に業務を変更する場合は、PIO_GYOMU_NAMEの設定を変更します。

    6. Webサーバおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って起動します。

    7. 部門サーバの運用(JSVR部品運用/JSVR-Webサービス運用/JSVRAX運用)に応じて、次のいずれかの手順を実行します。

      JSVR部品運用の場合:
      1. 「導入ガイド」の6.7節を参照して、環境ファイル(Users.properties)のCHARACTER.CHARSETNAMEの設定を変更後の運用文字コードに対応した値に設定します。

      2. 使用しているサーブレットコンテナ環境に従って次の項を参照し、Charset-Web入力を配備します。

        Interstage Application ServerのJava EE 7環境の場合

        「導入ガイド」の6.7.1.3項

        Interstage Application ServerのJava EE環境の場合

        「導入ガイド」の6.7.2.3項

        Interstage Application ServerのJ2EE環境の場合

        「導入ガイド」の6.7.3.3項

      JSVR-Webサービス運用の場合:
      1. 「導入ガイド」の6.8節を参照して、JSVR-Webサービス環境ファイルのCHARACTER.CHARSETNAMEの設定を変更後の運用文字コードに対応した値に設定します。

      2. 使用しているサーブレットコンテナ環境に従って次の項を参照し、Charset-Web入力を配備します。

        Interstage Application ServerのJava EE 7環境の場合

        「導入ガイド」の6.8.1.3項

        Interstage Application ServerのJava EE環境の場合

        「導入ガイド」の6.8.2.3項

        Interstage Application ServerのJ2EE環境の場合

        「導入ガイド」の6.8.3.3項

      JSVRAX運用の場合:
      1. 「導入ガイド」の6.9節を参照して、JSVR-Webサービス環境ファイルのCHARACTER.CHARSETNAMEの設定を変更後の運用文字コードに対応した値に設定します。

      2. 使用しているサーブレットコンテナ環境に従って次の項を参照し、Charset-Web入力を配備します。

        Interstage Application ServerのJava EE 7環境の場合

        「導入ガイド」の6.9.1.3項

        Interstage Application ServerのJava EE環境の場合

        「導入ガイド」の6.9.2.3項

        Interstage Application ServerのJ2EE環境の場合

        「導入ガイド」の6.9.3.3項

    ◆手順B

      1. 使用しているサーブレットコンテナのマニュアルに従って、Charset-Web入力のWebアプリケーションの配備を解除します。

      2. Webサーバおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って停止します。

      3. "Charset-Web入力のインストール先/fonts"ディレクトリにCharset-Web入力に適用した外字ファイル(GW??.ttf、XW??.ttf)が残っているか確認し、不要な場合は削除します。

      4. マルチ文字コードオプションをインストールしたことがない環境の場合は、マルチ文字コードオプションの「ユーザーズガイド」を参照して、マルチ文字コードオプションをインストールします。

      5. 次の手順で、辞書を初期化します。

        1. 変更先の運用文字コードを再確認します。次に、それに対応するコマンドパラメータを「コマンドリファレンス」の9.2.2項で確認します。

        2. 上の手順で確認したコマンドパラメータを指定して、辞書初期化ツールを実行します。

          コマンドライン操作の

          # export JAVA_HOME=/opt/FJSVawjbk/jdk8
          # cd /opt/FJSVjsvr/rdbdef
          # ./QGFWLDB -f EJ_UNIJEF

          青字の部分は、実際に使用する運用文字コードに応じて指定する

      6. 「コマンドリファレンス」の3.4節を参照して、辞書反映ツールの設定ファイルのPIO_ADOPTED_CHARSETの設定を変更後の運用文字コードに対応した値に設定します。また、運用文字コードの変更と同時に業務を変更する場合は、PIO_GYOMU_NAMEの設定を変更します。

      7. Webサーバおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って起動します。

      8. 部門サーバの運用(JSVR部品運用/JSVR-Webサービス運用)に応じて、次のいずれかの手順を実行します。

        JSVR部品運用の場合:
        1. 「導入ガイド」の6.7節を参照して、環境ファイル(Users.properties)のCHARACTER.CHARSETNAMEの設定を変更後の運用文字コードに対応した値に設定します。

        2. 使用しているサーブレットコンテナ環境に従って次の項を参照し、Charset-Web入力を配備します。

          Interstage Application ServerのJava EE 7環境の場合

          「導入ガイド」の6.7.1.3項

          Interstage Application ServerのJava EE環境の場合

          「導入ガイド」の6.7.2.3項

          Interstage Application ServerのJ2EE環境の場合

          「導入ガイド」の6.7.3.3項

        JSVR-Webサービス運用の場合:
        1. 「導入ガイド」の6.8節を参照して、JSVR-Webサービス環境ファイルのCHARACTER.CHARSETNAMEの設定を変更後の運用文字コードに対応した値に設定します。

        2. 使用しているサーブレットコンテナ環境に従って次の項を参照し、Charset-Web入力を配備します。

          Interstage Application ServerのJava EE 7環境の場合

          「導入ガイド」の6.8.1.3項

          Interstage Application ServerのJava EE環境の場合

          「導入ガイド」の6.8.2.3項

          Interstage Application ServerのJ2EE環境の場合

          「導入ガイド」の6.8.3.3項

      ◆手順C

        1. 使用しているサーブレットコンテナのマニュアルに従って、Charset-Web入力のWebアプリケーションの配備を解除します。

        2. Webサーバおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って停止します。

        3. "Charset-Web入力のインストール先/fonts"ディレクトリにCharset-Web入力に適用した外字ファイル(GW??.ttf、XW??.ttf)が残っているか確認し、不要な場合は削除します。

        4. マルチ文字コードオプションをインストールしたことがない環境の場合は、マルチ文字コードオプションの「ユーザーズガイド」を参照して、マルチ文字コードオプションをインストールします。

        5. コマンドパラメータに、基盤コードに対応する文字列"EJ_KIBAN"を指定して辞書初期化ツールを実行します。辞書初期化ツールについては、「コマンドリファレンス」の9.2.2項を参照してください。

          コマンドライン操作の例

          # export JAVA_HOME=/opt/FJSVawjbk/jdk8
          # cd /opt/FJSVjsvr/rdbdef
          # ./QGFWLDB -f EJ_KIBAN
        6. 「コマンドリファレンス」の3.4節を参照して、辞書反映ツールの設定ファイルを次のように編集します。

          1. PIO_ADOPTED_CHARSETの値を、基盤コードに対応する文字列"EJ_KIBAN"に変更します。

          2. 「配付先フォルダの直接指定による運用」の設定になるように、PIO_GYOMU_NAMEとPIO_DIST_PATHの値をそれぞれ、「空」と「運用辞書の配付先フォルダのパス」に変更します。

        7. Webサーバおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って起動します。

        8. 部門サーバを設定します。

          1. 「導入ガイド」の6.8節を参照して、JSVR-Webサービス環境ファイルのCHARACTER.CHARSETNAMEの値を、基盤コードに対応する文字列"EJ_KIBAN"に設定します。

          2. 使用しているサーブレットコンテナ環境に従って次の項を参照し、Charset-Web入力を配備します。

            Interstage Application ServerのJava EE 7環境の場合

            「導入ガイド」の6.8.1.3項

            Interstage Application ServerのJava EE環境の場合

            「導入ガイド」の6.8.2.3項

            Interstage Application ServerのJ2EE環境の場合

            「導入ガイド」の6.8.3.3項