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Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agent V9 導入ガイド
FUJITSU Software

7.4 部門サーバのアンインストール

ここでは、部門サーバのアンインストールについて説明します。

1. Webサーバ/サーブレットコンテナなどの設定削除

上記が完了したら、使用しているWebサーバおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って停止してください。

2. 辞書のアンインストール

辞書削除ツールを使用して、辞書定義と辞書データを削除します。実行方法については、「コマンドリファレンス」の9.2.4項を参照してください。

注意

辞書のアンインストールを実行する前に、Charset-Web入力のアンインストールを実行してしまった場合には、辞書のアンインストールは行えません。その場合は、辞書生成ツールを実行する際に環境設定ファイルへ設定した、辞書の管理情報を格納するフォルダ(GRDB_DB_MANAGEMENT_PATH)と、辞書のデータを格納するフォルダ(GRDB_DB_DATA_PATH)を手動で削除してください。

3.マルチ文字コードオプションのアンインストール(インストールされている場合)

次のパッケージをシステムから削除します。

手順

  1. 次のコマンドを実行します。

    # /opt/FJSVcir/cimanager.sh -c

    「アンインストールと管理(ミドルウェア)」が起動し、製品名一覧が表示されます。

  2. 製品名の左の番号を入力してリターンキーを押します。アンインストールウィザードが開始されます。
    エラーメッセージが出力された場合、「付録C 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」の復帰コードとエラーメッセージ」を参照してください。

  3. 次のディレクトリが残っているかどうか確認します。残っている場合は、その中身を確認して、不要な場合は削除します。

    • マルチ文字コードオプションのインストール先ディレクトリ
      例) /opt/FJSVjsvrm

4. Charset-Web入力のアンインストール

次のパッケージをシステムから削除します。

手順

  1. 次のコマンドを実行して、手書き文字認識サービスを停止します。

    RHEL7の場合

    # systemctl stop FJSVwhwr.service

    RHEL6の場合

    # /etc/init.d/FJSVwhwr stop
  2. 次のコマンドを実行して、手書き文字認識サービスの自動実行の設定を削除します。

    RHEL7の場合

    # systemctl disable FJSVwhwr.service
    # rm -f /usr/lib/systemd/system/FJSVwhwr.service

    RHEL6の場合

    # rm /etc/rc2.d/S99FJSVwhwr
    # rm /etc/rc3.d/S99FJSVwhwr
    # rm /etc/rc4.d/S99FJSVwhwr
    # rm /etc/rc5.d/S99FJSVwhwr
    # rm /etc/rc0.d/K00FJSVwhwr
    # rm /etc/rc1.d/K00FJSVwhwr
    # rm /etc/rc6.d/K00FJSVwhwr
    # rm /etc/init.d/FJSVwhwr
  3. 次のコマンドを実行して、辞書サービスの自動実行の設定を削除します。

    RHEL7の場合

    # systemctl disable ICMWA000.service
    # rm -f /usr/lib/systemd/system/ICMWA000.service

    RHEL6の場合

    # rm /etc/rc2.d/S99ICMWA000
    # rm /etc/rc3.d/S99ICMWA000
    # rm /etc/rc4.d/S99ICMWA000
    # rm /etc/rc5.d/S99ICMWA000
    # rm /etc/rc0.d/K00ICMWA000
    # rm /etc/rc1.d/K00ICMWA000
    # rm /etc/rc6.d/K00ICMWA000
    # rm /etc/init.d/ICMWA000
  4. 次のコマンドを実行します。

    # /opt/FJSVcir/cimanager.sh -c

    「アンインストールと管理(ミドルウェア)」が起動し、製品名一覧が表示されます。

  5. 製品名の左の番号を入力してリターンキーを押します。アンインストールウィザードが開始されます。
    エラーメッセージが出力された場合、「付録C 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」の復帰コードとエラーメッセージ」を参照してください。

  6. 次のディレクトリが残っているかどうか確認します。残っている場合は、その中身を確認して、不要な場合は削除します。

    • Charset-Web入力のインストール先ディレクトリ
      例) /opt/FJSVjsvr

    • ログや内部データベースの格納ディレクトリ
      例) /var/opt/FJSVjsvr

    • 基盤文字コード検索サンプルアプリケーションの実体をコピーした先のディレクトリ
      例) /usr/application/sample/kiban_search

5. Charset Manager-Aのアンインストール

次のパッケージをシステムから削除します。

注意

Charset-Web入力をCharset Manager-Aとしても利用するためのインストール手順を実施した環境の場合は、以下の手順の代わりに、Charset Manager-Aの「ソフトウェア説明書」の第10章を参照してアンインストール手順を実施してください。ただし、Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)の環境では、Charset Manager-Aの資源配付機能のみご利用可能であり、その他の機能(標準コード変換機能など)はご利用できないため、下記のアンインストール手順を実施してください。

手順

  1. Charset Managerの資源配付機能のデーモンが起動している場合は、これを停止します。

    RHEL7の場合

    # systemctl stop FSUNadjsv.service

    RHEL6の場合

    # /etc/rc5.d/S99FSUNadjsv stop
  2. 資源配付機能デーモンの自動実行の設定を行っている場合は、それを削除します。

    RHEL7の場合

    # systemctl disable FSUNadjsv.service
    # rm -f /usr/lib/systemd/system/FSUNadjsv.service

    RHEL6の場合

    # rm /etc/rc2.d/S99FSUNadjsv
    # rm /etc/rc3.d/S99FSUNadjsv
    # rm /etc/rc5.d/S99FSUNadjsv
    # rm /etc/rc0.d/K99FSUNadjsv
    # rm /etc/rc6.d/K99FSUNadjsv
  3. 以下の次のコマンドを実行します。

    # /opt/FJSVcir/cimanager.sh -c

    「アンインストールと管理(ミドルウェア)」が起動し、製品名一覧が表示されます。

  4. 製品名の左の番号を入力してリターンキーを押します。アンインストールウィザードが開始されます。
    エラーメッセージが出力された場合、Charset Manager-Aの「ソフトウェア説明書」の付録Cを参照してください。

    注意

    他の製品と依存関係があるために削除できない場合に強制的に削除するには、環境変数"INTS_CM_PKG_DEL_OPTION"に「force」を設定してから、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」を起動し、製品を削除してください。

  5. 次のディレクトリが残っているかどうか確認します。残っている場合は、その中身を確認して、不要な場合は削除します。

    • FSUNadjのインストール先のディレクトリ
      例) /opt/FSUNadj

    • FSUNiconvのインストール先のディレクトリ
      例) /opt/FSUNiconv

6. アンインストール後の設定