利用したことのある運用形態にあわせて、次の表を参照し、Charset-Web入力のために実施した設定を解除してください。なお、解除方法については、各々の環境のマニュアルをあわせて参照してください。
運用形態 | 参照箇所 |
---|---|
JSVR部品運用 | |
JSVR-Webサービス運用 |
|
JSVRAX運用 |
|
運用時に、辞書反映ツールなどを自動実行するように設定していた場合は、その設定を削除してください。
上記が完了したら、使用しているWebサーバおよびサーブレットコンテナを、それぞれのマニュアルに従って停止してください。
辞書削除ツールを使用して、辞書定義と辞書データを削除します。実行方法については、「コマンドリファレンス」の9.2.4項を参照してください。
注意
辞書のアンインストールを実行する前に、Charset-Web入力のアンインストールを実行してしまった場合には、辞書のアンインストールは行えません。その場合は、辞書生成ツールを実行する際に環境設定ファイルへ設定した、辞書の管理情報を格納するフォルダ(GRDB_DB_MANAGEMENT_PATH)と、辞書のデータを格納するフォルダ(GRDB_DB_DATA_PATH)を手動で削除してください。
3.マルチ文字コードオプションのアンインストール(インストールされている場合)
次のパッケージをシステムから削除します。
FJSVjsvrmパッケージ
手順
次のコマンドを実行します。
# /opt/FJSVcir/cimanager.sh -c
「アンインストールと管理(ミドルウェア)」が起動し、製品名一覧が表示されます。
製品名の左の番号を入力してリターンキーを押します。アンインストールウィザードが開始されます。
エラーメッセージが出力された場合、「付録C 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」の復帰コードとエラーメッセージ」を参照してください。
次のディレクトリが残っているかどうか確認します。残っている場合は、その中身を確認して、不要な場合は削除します。
マルチ文字コードオプションのインストール先ディレクトリ
例) /opt/FJSVjsvrm
次のパッケージをシステムから削除します。
FJSVjsvrパッケージ
手順
次のコマンドを実行して、手書き文字認識サービスを停止します。
RHEL7の場合
# systemctl stop FJSVwhwr.service
RHEL6の場合
# /etc/init.d/FJSVwhwr stop
次のコマンドを実行して、手書き文字認識サービスの自動実行の設定を削除します。
RHEL7の場合
# systemctl disable FJSVwhwr.service # rm -f /usr/lib/systemd/system/FJSVwhwr.service
RHEL6の場合
# rm /etc/rc2.d/S99FJSVwhwr # rm /etc/rc3.d/S99FJSVwhwr # rm /etc/rc4.d/S99FJSVwhwr # rm /etc/rc5.d/S99FJSVwhwr # rm /etc/rc0.d/K00FJSVwhwr # rm /etc/rc1.d/K00FJSVwhwr # rm /etc/rc6.d/K00FJSVwhwr # rm /etc/init.d/FJSVwhwr
次のコマンドを実行して、辞書サービスの自動実行の設定を削除します。
RHEL7の場合
# systemctl disable ICMWA000.service # rm -f /usr/lib/systemd/system/ICMWA000.service
RHEL6の場合
# rm /etc/rc2.d/S99ICMWA000 # rm /etc/rc3.d/S99ICMWA000 # rm /etc/rc4.d/S99ICMWA000 # rm /etc/rc5.d/S99ICMWA000 # rm /etc/rc0.d/K00ICMWA000 # rm /etc/rc1.d/K00ICMWA000 # rm /etc/rc6.d/K00ICMWA000 # rm /etc/init.d/ICMWA000
次のコマンドを実行します。
# /opt/FJSVcir/cimanager.sh -c
「アンインストールと管理(ミドルウェア)」が起動し、製品名一覧が表示されます。
製品名の左の番号を入力してリターンキーを押します。アンインストールウィザードが開始されます。
エラーメッセージが出力された場合、「付録C 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」の復帰コードとエラーメッセージ」を参照してください。
次のディレクトリが残っているかどうか確認します。残っている場合は、その中身を確認して、不要な場合は削除します。
Charset-Web入力のインストール先ディレクトリ
例) /opt/FJSVjsvr
ログや内部データベースの格納ディレクトリ
例) /var/opt/FJSVjsvr
基盤文字コード検索サンプルアプリケーションの実体をコピーした先のディレクトリ
例) /usr/application/sample/kiban_search
次のパッケージをシステムから削除します。
FSUNadjパッケージ
FSUNiconvパッケージ
注意
Charset-Web入力をCharset Manager-Aとしても利用するためのインストール手順を実施した環境の場合は、以下の手順の代わりに、Charset Manager-Aの「ソフトウェア説明書」の第10章を参照してアンインストール手順を実施してください。ただし、Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)の環境では、Charset Manager-Aの資源配付機能のみご利用可能であり、その他の機能(標準コード変換機能など)はご利用できないため、下記のアンインストール手順を実施してください。
手順
Charset Managerの資源配付機能のデーモンが起動している場合は、これを停止します。
RHEL7の場合
# systemctl stop FSUNadjsv.service
RHEL6の場合
# /etc/rc5.d/S99FSUNadjsv stop
資源配付機能デーモンの自動実行の設定を行っている場合は、それを削除します。
RHEL7の場合
# systemctl disable FSUNadjsv.service # rm -f /usr/lib/systemd/system/FSUNadjsv.service
RHEL6の場合
# rm /etc/rc2.d/S99FSUNadjsv # rm /etc/rc3.d/S99FSUNadjsv # rm /etc/rc5.d/S99FSUNadjsv # rm /etc/rc0.d/K99FSUNadjsv # rm /etc/rc6.d/K99FSUNadjsv
以下の次のコマンドを実行します。
# /opt/FJSVcir/cimanager.sh -c
「アンインストールと管理(ミドルウェア)」が起動し、製品名一覧が表示されます。
製品名の左の番号を入力してリターンキーを押します。アンインストールウィザードが開始されます。
エラーメッセージが出力された場合、Charset Manager-Aの「ソフトウェア説明書」の付録Cを参照してください。
注意
他の製品と依存関係があるために削除できない場合に強制的に削除するには、環境変数"INTS_CM_PKG_DEL_OPTION"に「force」を設定してから、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」を起動し、製品を削除してください。
次のディレクトリが残っているかどうか確認します。残っている場合は、その中身を確認して、不要な場合は削除します。
FSUNadjのインストール先のディレクトリ
例) /opt/FSUNadj
FSUNiconvのインストール先のディレクトリ
例) /opt/FSUNiconv
6. アンインストール後の設定
必要に応じて、「1. Webサーバ/サーブレットコンテナなどの設定削除」で停止させたWebサーバおよびサーブレットコンテナを再起動してください。
必要に応じて、本製品に依存しているプログラムコードや設定などを削除してください。