注意
FUJITSU Cloud Service for OSS IaaSが提供するサービスをAPIで使用するために、API利用環境の構築を行う必要があります。“FUJITSU Cloud Service for OSS 初期構築ガイド”や“FUJITSU Cloud Service for OSS IaaS APIユーザーズガイド”を参照して、API利用環境の構築を行ってください。
リストア対象の仮想サーバの仮想サーバタイプ、増設ボリュームのID を確認します。
リストアする仮想サーバを削除します。
“2.1.4.1 業務LAN(兼管理LAN)用ポートの作成”、“2.1.4.2 クラスタインタコネクト用ポートの作成”を実施してポートを作成します。
仮想サーバをスナップショットからリストアします。リストアと同時に、OSが起動されます。
リストアする仮想サーバは以下のように設定してください。
項目 | 設定値 |
|---|---|
仮想サーバ名 | 任意の仮想サーバ名 |
仮想サーバタイプ | 手順1 で確認した仮想サーバタイプ(フレーバ) |
接続ポート | “2.1.4.1 業務LAN(兼管理LAN)用ポートの作成”で作成したポート(eth0) “2.1.4.2 クラスタインタコネクト用ポートの作成”で作成したポート(eth1) |
セキュリティグループ | 指定せず (ポートに指定済) |
オートフェイルオーバ | 無効 |
サーバグループID | “2.1.3 サーバグループの作成”で作成したサーバグループのID |
サーバの最小数 | 1 |
サーバの最大数 | 1 |
スナップショットID | スナップショットのID |
増設ボリュームID | 手順1で確認した増設ボリュームのID |
増設ボリュームのサイズ | 手順1で確認した増設ボリュームのサイズ |
増設ボリュームのデバイスパス | 手順1で確認した増設ボリュームのデバイスパス |
# VM_NAME=<仮想サーバ名>
# FLAVOR_REF=<仮想サーバタイプ(フレーバ)のID>
# SNAPSHOT_ID=<スナップショットのID>
# VOL_SIZE=<システムボリュームのサイズ>
# IS_DELETE=<0:仮想サーバ削除時にブロックストレージを削除しない、1: 仮想サーバ削除時にブロックストレージを削除する>
# ADDITIONAL_VOL_ID=<増設ボリュームID>
# KEYNAME=<Keypair 名>
# PORT_ID1=<eth0 のポートID>
# PORT_ID2=<eth1 のポートID>
# SERVER_GROUP_ID=<サーバグループID>
# curl --tlsv1.2 -i $COMPUTE/v2/$PROJECT_ID/servers -X POST -H "X-Auth-Token: $OS_AUTH_TOKEN"
-H "Content-Type: application/json" -d '{"server": {"name": "'$VM_NAME'", "imageRef": "","flavorRef": "'$FLAVOR_REF'", "block_device_mapping_v2":[ {"boot_index": "0","uuid":"'$SNAPSHOT_ID'", "volume_size": "'$VOL_SIZE'", "device_name": "/dev/vda","source_type": "snapshot", "destination_type": "volume", "delete_on_termination":"'$IS_DELETE'"}, {"boot_index": "1", "uuid":"'$ADDITIONAL_VOL_ID'", "volume_size": "","device_name": "/dev/vdb", "source_type": "volume", "destination_type": "volume","delete_on_termination": "0"} ] , "key_name": "'$KEYNAME'", "max_count": "1", "min_count":"1", "networks": [{"port": "'$PORT_ID1'"}, {"port": "'$PORT_ID2'"}] }, "os:scheduler_hints":{"group": "'$SERVER_GROUP_ID'"} }'
GLS を使用している場合は、以降の手順を追加で実施してください。
GLS で使用している物理ネットワークのインタフェース設定ファイルを、「5.3 スナップショット機能によるOSリストア手順」の手順1.で作成したバックアップファイルで上書きコピーをして修正します。
例：
# cp /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth1.bak /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth1RMS の自動起動を ON にします。
# hvsetenv HV_RCSTART 1 # hvsetenv HV_RCSTART 1 ←「1」が出力されることを確認します
仮想サーバを再起動します。