wconv_errorについて説明します。
名前
wconv_error - エラー情報を通知する
形式
int wconv_error( wconv_t wd, unsigned int pos_fld , wconv_pe * error );
wd wconv_open、またはwconv_openExが返却した変換情報テーブルの値を指定します。
wconv_open、wconv_openEx、またはwconv_char_initの呼び出しでエラーが発生した場合は、NULLを指定します。
pos_fld エラー情報を取得したい項目の位置(配列の要素番号1 ~配列数)を指定します。0を指定すると関数自体のエラー情報を返却します。
error wconv_pe型のポインタを設定します。wconv_errorは、wconv_pe型にエラー情報を格納します。wconv_pe型については、"2.6.5 wconv_pe(エラー情報テーブル)"を参照してください。
機能説明
wconv_errorは、指定された項目または関数のエラー情報を通知します。
戻り値
エラー情報の取得に成功した場合は、0を返却します。
エラー情報の取得に失敗した場合は、0以外を返却します。
例
wconv_error関数の例
“2.3.1 wconv_open”のwconv_open関数の例を参照してください。
注意
wconv_setnumerrorまたはwconv_setcharerrorにCONV_CONTINUEを指定した場合に、どの項目でエラーが発生したのか特定するためには、wconv_errorを各項目単位にすべての項目で呼び出して、返却されるエラーコードとエラー原因の情報を確認する必要があります。