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WSMGR for Web V9 使用手引書
FUJITSU Software

34.2.4 一括実行によるシナリオの呼び出し

一括実行によるシナリオ呼び出しで使用できるメソッドについて説明します。

34.2.4.1 scenario

指定されたプロジェクトで定義されたホストに接続し、シナリオを呼び出します。

●呼び出し形式

メソッド

POST

URL

<WSMGR for WebのURL>/api/scenario/<プロジェクト名>/<シナリオ名>

(例) http://server1/wsmgrweb/api/scenario/MyProject1/MyScenario1

リクエストヘッダ

X-Wsmgrweb-Api-Key: <APIキー>

入力パラメータ

{

values:([{name:{入力変数名},value:{値}},...])

timeout:(シナリオ実行のタイムアウト時間)

}

応答

{

code:{エラーコード}

message:{メッセージ}

information:{エラー詳細}

token:null

values:{出力変数のリスト[{name:{変数名},value{値},type{string | list | table}}]}
}

●入力パラメータ

パラメータ

説明

省略時の動作

values

シナリオの入力変数としてname(変数名)、value(変数の値)のペアをJSON形式で指定します。複数指定する場合はカンマ区切り並べて指定します。

入力変数なしで動作します。

timeout

シナリオ実行のタイムアウト時間を秒単位で指定します。

指定時間以内にシナリオが終了されない場合、シナリオを強制終了します。

IISのタイムアウト時間よりも小さい値を指定してください。

タイムアウトは動作しません。

●応答

パラメータ

説明

code

正常時:0が通知されます。

エラー時:エラーコードが通知されます。

message

正常時:"要求が正常に処理されました"が通知されます。

エラー時:エラーを表す文字列が通知されます。

information

追加の応答情報がある場合は、詳細を表す文字列が通知されます。追加の情報が無い場合は空文字が通知されます。

token

使用されません。必ず、nullが通知されます。

values

正常時:シナリオの実行結果である出力変数が配列で返されます。含まれる内容はname(変数名)、value(変数の値)、type(変数の型)です。typeに格納される変数の型は次のとおりです。
・string: 文字列型
・list: リスト型(1次元配列)
・table: テーブル型(2次元配列)

エラー時:空の配列が通知されます。