ページの先頭行へ戻る
WSMGR for Web V9 使用手引書
FUJITSU Software

34.2.3 シナリオの呼び出し方法

シナリオの実行方法には、「一括実行」と、「分割実行」の2つの方法があります。

● 一括実行によるシナリオ呼び出し

シナリオを呼び出したタイミングで指定のホストと接続した後、シナリオを実行します。シナリオの実行が完了すると、ホストと切断し呼び出し元に復帰します。1度のURL呼び出しでホストの接続からシナリオ実行までの一連の処理をすることができます。

一括実行によるシナリオ呼び出しでは次のメソッドを使用します。

メソッド

動作概要

scenario

指定のホストに接続し、シナリオを実行します。シナリオの実行が完了すると、ホストとの接続を切断します。

● 分割実行によるシナリオ呼び出し

シナリオを呼び出す前に事前にホストと接続しておき、シナリオを実行します。シナリオの実行完了後も接続が保持されますので、シナリオを複数回実行することができます。例えば、ログオン用のシナリオ、データ照会用のシナリオ、ログオフ用のシナリオのように、処理ごとにシナリオを分けて実行することができます。

分割実行によるシナリオ呼び出しでは次のメソッドを組み合わせて使用します。

メソッド

動作概要

connect

ホストと接続します。disconnectが呼び出されるまで接続を保持します。

disconnect

ホストとの接続を切断します。

scenario

シナリオを実行します。シナリオ実行完了後も接続は保持されます。

分割実行によるシナリオ呼び出しでは、connectからdisconnectまでの間、同一のHTTPセッションで処理する必要があります。