RPAツールを使用してエミュレータを操作する方法の一例について説明します。
1. GUIモードのDSPEMUを起動
あらかじめプロファイル設定のGUIモードをONにした状態でGUIモードを起動します。
または、DSPEMUの起動オプションを指定することでGUIモードのDSPEMUを起動することができます。
RPAツールには以下の設定をしてください。
設定項目 | 設定内容 |
---|---|
アプリケーションの 実行ファイルのパス | DSPEMUのパスを指定します。 例) "C:\Program Files\Fujitsu\WSMGR\dspemu.exe" |
引数 | 接続アイコンファイルのパスと起動オプションを指定します。 例) C:\ProgramData\Fujitsu\WSMGR\接続.emd /guimode |
2. 画面を識別するためのフィールド条件を設定
RPAツールを操作して画面の識別に使用するフィールドを選択し、選択したフィールドが出現したら入力操作を行うように設定します。
3. フィールドへの入力を設定
RPAツールを操作して入力するフィールドを選択し、入力文字列や制御キーを設定します。
4. 入力エラー時の対処を設定
RPAツールを操作して状態表示行のウィンドウテキストを参照し、空欄または"処理中"以外の文字列が設定されている場合は[RESET]キーを入力して入力禁止状態を解除します。
5. RPAツールで設定した操作を実行
RPAツールを実行し、設定した画面まで移動して画面の識別とキー入力が行われることを確認します。
また、入力不可フィールドなどで手動入力を行った場合に入力禁止が解除されることを確認します。