[ファイル]メニューから[プロパティ]を選択し、[接続のプロパティ]ダイアログの各項目を設定します。
DSPEMUの接続情報について設定を行います。
[接続のプロパティ]ダイアログから[セッション]タブをクリックします。
動作する端末タイプが表示されます。端末タイプは接続ウィザードで設定され、一度設定された端末タイプは変更できません。DSPEMU(6680)の端末タイプは「6680ディスプレイ」となります。
ホストとの接続先を指定します。この接続先は、接続先の一覧から選択するか、リストから割り当て済みの接続先を選択します。また、キーボードから直接入力することも可能です。
DSPEMU起動時に、設定されている接続先と接続します。
接続先の一覧が表示されます。(→「2.4.1 接続アイコンを登録する」参照)
DSPEMU起動時に利用するプロファイルをリストより選択します。
参考
プロパティのフォルダ設定で、[ユーザフォルダと共通フォルダのリソースを使用する]を選択した場合、共通フォルダとユーザフォルダの両方のプロファイルが一覧に表示されます。共通フォルダとユーザフォルダに同じ名前のプロファイルが存在する場合は、共通フォルダのプロファイルが使用されます。
(→「2.7.2 フォルダ設定」参照)
プロファイル設定のダイアログが表示されます。
オプション機能の組み込みと設定を行います。拡張機能には、グラフィック表示機能や磁気カード・バーコード機能があります。初期設定では、オプション機能はOFFになっており、必要な機能だけ後から組み込むことが可能です。
[接続のプロパティ]ダイアログから[拡張機能]タブをクリックします。
利用可能な拡張機能の一覧が表示されます。このリストはチェックボックス付きになっており、組み込み状態をチェックマークで現します。組み込み状態を変更した場合は、拡張機能のロードを行うのでDSPEMUの再起動が必要です。
拡張機能設定のダイアログが表示されます。拡張機能の組み込み状態にかかわらず、設定を行うことができます。
他のエミュレータをグループ化し、同期して起動したり、終了させるための設定を行います。グループは、設定を行っているエミュレータが親となり、親の起動に連動してグループ内のエミュレータが起動します。「グループ終了する」を設定している場合は、グループ内のエミュレータの終了に連動してグループ内の他のエミュレータがすべて終了します。
[接続のプロパティ]ダイアログから[グループ]タブをクリックします。
親が起動するときにグループ内の未起動のエミュレータを起動します。この項目でグループ起動が設定されていても、【Shift】キーを押しながら起動した場合はグループ起動は行いません。
親が終了するときにグループ内の起動中のエミュレータを終了します。この項目でグループ終了が設定されていても、[ファイル]メニューの[単独終了]で終了する場合はグループ終了は行いません。
グループに所属するエミュレータが表示されます。一覧の順に起動と終了が行われるので、[上へ]または[下へ]をクリックして順番を変更することができます。また、[削除]をクリックすると、グループから削除されます。
グループに追加できるエミュレータが昇順に表示されます。
[追加]をクリックすると、グループに追加されます。
その他の動作条件を設定します。警告メッセージを出す条件、ホストから切断された時の動作および起動時のウィンドウ位置を指定します。
[接続のプロパティ]ダイアログから[詳細]タブをクリックします。
終了時の警告メッセージを表示する条件を指定します。常に表示するか、ログオン状態で表示するか、処理中の場合に表示するかを設定できます。
ホストから回線切断を受信した場合の動作を指定します。
切断メッセージを表示しない設定をした場合は、エラーがわかりにくくなります。また、ウィンドウを閉じない設定をした場合は、公衆回線では課金される場合もありますので、運用に注意してください。
起動時のウィンドウ位置を指定します。
起動時のウィンドウ位置を指定せず、システムに従った位置でエミュレータを起動します。
エミュレータの終了時にウィンドウ位置が保存され、次回起動時に保存された位置でエミュレータが起動します。位置はエミュレータを起動したWindowsユーザごとに保存されます。
エミュレータをフルスクリーンで起動します。
[現在のウィンドウ位置を記憶]で保存された位置でエミュレータが起動します。[現在のウィンドウ位置を記憶]をクリックすると、現在のウィンドウ位置をプロパティ情報に保存することができます。保存した位置はこのプロパティを使用するすべてのWindowsユーザで利用されます。
メニューの表示項目やメニューに関する設定を行います。
標準的なメニューを使用します。
誤操作を防ぐためにメニューからの操作を禁止したい場合に使用します。ここをチェックするとメニューバーが表示されなくなります。ただし、システムメニューは残ります。メニューが表示されなくなりますが、メニューに割り当てられているショートカットキーは有効のままとなります。
【Shift】キーを押しながら起動した場合は、一時的に標準メニューが使用されます。
あるメニュー項目だけ使用禁止にしたい場合に使用します。リストから表示するメニュー項目をチェックボックスで選択します。
【Shift】キーを押しながら起動した場合は、一時的に標準メニューが使用されます。
システムメニューの[閉じる]とタイトルバーにある[×]をグレー表示にして使用禁止にします。
【Alt】キーを押して離したときにメニューを選択しません。誤って【Alt】キーを押してメニューを選択してしまうことを防ぎます。
次の設定操作を禁止します。
プロパティ、およびプロファイルの設定操作はできるが、変更内容は保存しない
プロファイルの追加、削除、名前の変更を禁止
終了時にウィンドウ位置を保存しない
マクロの記録、編集を禁止
システムで共通となるフォルダ情報を設定します。
(→「2.7.2 フォルダ設定」参照)